とりあえず短歌ログまとめここまで。

2016-03-17　ハイスピ短歌習作02

52/水の中感覚揺らぐ溶けていく君の指先道しるべにして

51/いつもきみ好きの言葉をのみこんで手を振り笑いまた明日と言う

50/横顔の視線の先を追ってみる好きも盗んで見れたら良いのに

49/睨む君可愛い顔をしていると気付いているのはオレだけでいい

48/壁ドンを仕掛けて見ればゆでだこで可愛すぎると唇食んだ

47/耳のそばパシンと日々が割れる音待てよの言葉にバカと返され

2016-03-15　ハイスピ短歌習作

46/水飛沫が君の瞼を濡らすたび恋に落ちてる何度も君に

45/怒鳴り声怒るフリしたジャレ合いに甘やかされて溶かされたぼく

44/「バカ旭！」呼ぶ度深く色付いて苦しい恋にはじめて溺れて

43/お返しと笑いかけてるその背中見たくもなくて窓を睨んだ

42/泣き出した意味すら知らぬ君の手がやさしく撫でる余計に涙

41/不器用な仕草で触れて告げてくる饒舌に手が愛しい愛しい

2015.09.21 [40]
死んでいいなんて僕は言って無い　風除けが無くて寒いだろバカ　/燃斉
2015.09.21 [39]
頼むからもう一度だけ呼んでくれ　相棒と呼ぶ声は空耳　/燃斉
2015.09.21 [38]
消えたなら清々すると信じてた　詰まらん毎日バカが居なくて　/燃斉
2015.09.21 [37]
空気など読んだこと無いバカなのに　偶然ぼくを救うのもバカ　/燃斉
2015.09.21 [36]
手を握る引き止めたくて好きだよと　震えたせいで嘘と言えない
2015.09.18 [35]
震えてる君の手のひら握り締め　怖くないさは強がりと意地　　/ワートリ歌菊
2015.08.28 [34]
じゅくじゅくと膿んでしまったその箇所を　優しく撫でる君の手のひら　/ワートリ歌菊
2015.08.28 [33]
病んでいく気付かないうちじわじわと　ぼくの心は熟れ過ぎた桃　/ワートリ歌菊
2015.08.28 [32]
知らぬ国見知らぬ誰か傷つけて　平気な顔でわらうぼくたち　/ワートリ
2015.08.28 [31]
縋る手を握り返してバカだねと　そっと呟くぼくも同罪　/ワートリ歌菊

2015.08.28 [30]
いつからか躊躇し始めた俺の手は　それでも君を求めて縋って　/ワートリ歌菊
2015.08.23 [29]
膿んだ傷かさぶたの上傷つけて　殺めた記憶刻み付けてる　/ワートリ
2015.08.22 [28]
痛覚が薄まるぼくら手のひらの　小さな傷が膿み続けてる　/ワートリ
2015.04.04 [27]
要らないよ背負いたくないそんなもの　ぼくと一緒に生きてよどうか　/ワートリ歌菊
2015.04.04 [26]
この命預けてもいいお前なら　笑って告げる君は残酷　/ワートリ歌菊
2015.04.04 [25]
しなないで出かかる言葉を飲み込んだ　告げればおまえぼくを守るね　/ワートリ歌菊
2015.04.04 [24]
生意気な瞳と声すら可愛いと　俺が告げれば嫌そうな君　/ワートリ歌菊
2015.04.04 [23]
隠された君の耳たぶ甘いこと　秘密の味を俺だけが知る　/ワートリ歌菊
2015.02.04 [22]
捕まえて吐く息さえも俺のだと　主張したくてふさぐ唇　/Mマス恭みの
2015.02.04 [21]
指先が撫でる場所から電流が　走り抜けてはふさがれる息　/Mマス恭みの

2015.02.04 [20]
触るなと叫ぶ声さえ甘えてた　君ただ一人が知っていること　/Mマス恭みの
2015.01.22 [19]
俺なんか止めとけよなんて言うべきな　言葉を飲み込みくちびる奪う　/絶チル賢紫
2015.01.22 [18]
足枷をつけられたのかつけたのか　縛らせてくれ君の未来を　/絶チル賢紫
2015.01.22 [17]
センセイの今が欲しいの未来じゃ　ヤなの拗ねた顔すら可愛くて　/絶チル賢紫
2015.01.22 [16]
待たないし待てる訳無い今してよ　濡れるひとみに鼓動が鳴った　/絶チル賢紫
2015.01.22 [15]
高校生肩書きだけじゃこうならぬ　君だからこそ骨抜きな俺　/絶チル賢紫
2015.01.22 [14]
内緒よと囁く声が耳の奥　拒めないのを知ってて君は　/絶チル賢紫
2015.01.17 [13]
唇をなぞる指先噛み付いた　獣みたいと楽しげに君　/Ｍマス恭みの
2015.01.17 [12]
合言葉それを言ったら終わりだと　始めた恋が終われない今日　/チル賢紫
2015.01.17 [11]
嘘ばかり零す唇ふさごうか　暴いてやるよ俺が好きだろ？　/チル賢紫

2015.01.17 [10]
悪戯に逢瀬を重ね指絡め　本気を隠したたとえ透視（よ）めても　/チル賢紫
2015.01.17 [9]
憧れを握りつぶした日常に　舞い込む光はただの君の手　/燃斉
2015.01.16 [8]
欲しくても伸ばさずに居た僕の手を　お前は笑って引っ張って行く　/燃斉
2015.01.16 [7]
好きだよと笑う笑顔ににじむ嘘　LikeがLoveだと気づかぬふりで　/Ｍマス恭みの
2015.01.16 [6]
焼きついて離れないのはあの人の　瞳と声と仕草と総て　/Ｍマス恭みの
2015.01.16 [5]
花びらの匂いがしては思い出す　キレイな人の声と指先　/Ｍマス恭みの
2015.01.11 [4]
行かないと拒絶をしては変わらずに　君は微笑む「ラーメン行こうぜ！」　/燃斉
2015.01.07 [3]
恋をして弱さを知った僕はもう　滅ぼすだろういつかこの世を　/燃斉
2015.01.07 [2]
バカ消えたただそれだけで色褪せて　退屈を知り寂しさを知る　/燃斉
2015.01.07 [1]
知らぬ間に囚われていた根っこの方　お前が居ないと寂しいほどに　/燃斉