投稿日:2020年03月27日 16:44 文字数:3,746
名前の設定
Ⅵ番街に登場するキャラクター達の名前の由来、植物を選んだ理由等の説明です。
自分が忘れないようにするためのメモも兼ねてのまとめです。
思い出したらしれっと書き足したりしているかもしれません。
【二頁目】
枯月 景・木土 最
御階 良世・在時 香実
口成 白・御面 玄
【三頁目】
雲紋 天・百初 和次
時見 刻・風待 永之
目前 純・吉矢 文
【四頁目】
鉢水 源士郎・壱師 灼
十三日 朝告・海原来 歴年
交橋 架・火鉢 心
【五頁目】
寿星 医士・大王 薬師
滄門 衣道・世方山 志
悉皆屋 紺・来子母 紅一
名前:枯月 景(かれつき あかり)
モデルの木:枯木
【説明】
名字は枯れ木と月を合わせた。
名前の景は「ひかり」とも「かげ」とも読める。
月明かりと、その明かりで作られた影をイメージして命名。
タロットカードの6・アナログ時計の6もイメージに含まれていてる。
6は逆さにすると9になるので良い意味で二面性を出したかった。
私が創作をする原点になったキャラです。
創作を始める前から別の場所で描いていたので、創作を始める時に改めて名前を付け直しました。
――――――
名前:木土 最(しいつち かなめ)
モデルの木:椎
【説明】
名字は本来「きど」と読むのが正しい読み方。
椎が「しい」とも「つち」読めるのと、木槌の「きづち」と木椎の「さいづち」から、木を「しい」に変えただけ。
タロットカードの12とアナログ時計の12がイメージに含まれている。
彼もひっくり返した時の二面性を出したかった。
植物の椎を選んだのは、タロットの12が逆さ吊りの男→ヴァンパイア→杭→木槌……。
と連想して選びました。
名前は木槌で打ち込む杭を連想して命名。
――――――
名前:御階 良世(みはし ながよし)
モデルの木:桜
【説明】
名字は御階の桜から。
在時とペアになるキャラが欲しくて、橘とセットで植えられている京都御所の桜を選んだ。
先に在時が名字もキャラデザも決まっていたので、彼に御階を使用しました。
名前は桜が散る景色をイメージして命名。
あと桜が短命の花なので、長生きの意味も込めて。
――――――
名前:在時 香実(ときじく このみつ)
モデルの木:橘
【説明】
名字と名前は橘の別名が非時香菓・非時香木実(ときじくのかぐのこのみ・時じくの香の木の実)から。
創作を始める時に、橘の別名は絶対に使うと決めていたので。
名字で非を使うのは違和感があったので、在に変更。
彼がきっかけで、キャラの名前を全員植物系にする方針が決まりました。
――――――
名前:口成 白(くちなし きよし)
モデルの木:梔
【説明】
橘を調べている時に丁度良いと思い採用。
名字は囲碁の死人に口無しから。
口無し(口が無い)→口を成す(有言実行)に変更。
名前の白は碁石の白と素人から命名。
きよしと読むようにしたのは、色の清さを連想したから。
――――――
名前:御面 玄(おかつら しずか)
モデルの木:桂
【説明】
採用理由は口成と一緒。
名字は桂は美青年を表す桂男から。
美青年は顔が良いので、顔→面に変更。
名前は碁石の黒と、玄人から命名。
しずかと読むのは、夜の静けさを連想したから。
名前:雲紋 天(うもん たかし)
モデルの木:竹
【説明】
松竹梅の竹。
名字は竹の一種の雲紋竹から採用。
本来は「うんもん」と読むのが正しいのですが、なんだかしっくりこなかったので「ん」を取りました。
名前は竹が天高く伸びている様子から命名。
――――――
名前:百初 和次(ももぞめ えみつぐ)
モデルの木:桃
【説明】
橘にはお菓子の神様の伝承があるので、もう一人お菓子系の伝承があるキャラがほしくて考えたキャラ。
名字は「桃染め」と、百を「もも」と読む由来が「多くの実をつけることから」らしいので採用。
染を初にしたのは、桃始華・桃始笑から始→初に変更。
名前は、桃始笑の「笑」から命名。
和は「にこ」という読み方もあるので、当て字で「えみ」に変更。
笑は「さく」という意味もある。
次は桃の実がどんどんつける様子から。
――――――
名前:時見 刻(ときみ きざむ)
モデルの木:松
【説明】
松竹梅の松。
名字は松の異名から採用。
名前は、時を見る→時を刻むから命名。
――――――
名前:風待 永之(かぜまち ひらゆき)
モデルの木:梅
【説明】
松竹梅の梅。
名字は梅の異名から。
京都御所に最初に植えられていたのが、橘と梅だったことを知ったので、そこから松竹梅のトリオを採用。
名前は御階と同じ理由で、長生きの意味を込めて命名。
――――――
名前:目前 純(めさき きいと)
モデルの木:柊
【説明】
名字は柊の異名『鬼の目突き』と、柊の花言葉に『先見の明』から、この二字熟語を名字に採用。
名前は柊の棘→針、針と糸→生糸と考えて命名。
――――――
名前:吉矢 文(あしや あや)
モデルの木:葦
【説明】
名字は葦の「あし」と「よし」の二通り読み方から。
矢は、葦は昔から矢にとして使われていたから採用。
桃の弓と葦の矢でセットに使われていた事を知ったので、そこから目前と吉矢と百初が鬼退治トリオになるように採用。
名前は昔、葦をペンとして使っていた歴史から命名。
名前:鉢水 源士郎(はちす げんしろう)
モデルの花:蓮
【説明】
名字は蓮の古名「はちす」から。
水に咲く花と、仏教で使われる鉢から連想して採用。
名前は、蓮の原種の『原始蓮』から命名。
――――――
名前:壱師 灼(いちし やいと)
モデルの花:彼岸花
【説明】
名字は彼岸花の別名から。
名前は万葉集の『道の辺の 壱師の花の 灼然く 人皆知りぬ 我が恋妻は』から取って命名。
――――――
名前:海原来 歴年(つばき ふるね)
モデルの木:椿
【説明】
名字は椿が海を越えて来た(海を越えて中国に渡った)事から。
名前は牛鬼は椿の老いた古根が化けたものという伝承から命名。
――――――
名前:十三日 朝告(とさか ときつげ)
モデルの花:鳥兜
【説明】
名字は花が鶏の鶏冠に似ている様子から。
漢字は忌み数の13と、タロットカードの死神から。
逆さにすると意味が逆転する迷信があるみたいなので。
名前は鶏が朝に鳴く事から命名。
――――――
名前:交橋 架(ゆずりは かける)
モデルの木:楪
【説明】
名字は楪の新しい葉が生えると古い葉が落ちる生態と、その様子を世代交代に見立てて縁起物としているところから。
また漢字の『杠(ゆずりは)』には「小さい橋」という意味がある。
名前は世代交代の橋を架けるという意味で命名。
――――――
名前:火鉢 心(ひばち うら)
モデルの花:牡丹
【説明】
名字は寒牡丹と、炭火を牡丹の花に例えた異名から。
名前は、猪の肉を牡丹の花に例える言い方から。
猪の目は「猪目」と言って、ハートを逆さにした模様なので命名。
名前:寿星 医士(じゅせい おさむ)
モデルの木:杏
【説明】
名字は杏の異名『寿星桃』から。
名前は名医を指す美称『杏林』から。
医師→医士。
読みを「おさむ」にしたのは「病を治める」という意味を込めて命名。
――――――
名前:大王 薬師(おおきみ やくし)
モデルの木:枇杷
【説明】
名字は枇杷の異名『大薬王樹』から。
医師がいるなら薬剤師もほしいなと思い彼を採用。
名前は単純に剤を取っただけなんだけど、『薬師如来』から名前を借りて命名。
――――――
名前:滄門 衣道(そうもん きぬみち)
モデルの木:桑
【説明】
名字は『滄桑の変』と『桑門』から。
名前は蚕からとれる衣と、シルクロードから命名。
――――――
名前:世方山 志(よもやま ゆき)
モデルの草:蓬
【説明】
名字は『蓬莱山』と『蓬莱島(よもぎがしま)』と『四方山』から。
世にしたのは蓬莱の『彼の世・此の世』と、四方の『世界』から
名前は『桑蓬之志(そうほうのこころざし)』と『霜蓬(そうほう)』から。
志に「ゆき」という読み方があったのでそこから命名。
――――――
名前:悉皆屋 紺(しっかいや こん)
モデルの花・藍
【説明】
名字は染物屋の呼称と、江戸時代に愛染明王が紺屋で信仰されていた事と『悉皆成仏』という仏教用語から。
名前は藍染専門の呼称『紺屋』と、紺は藍色系統の色で一番深い色から命名。
――――――
名前:来子母 紅一(きしも こういち)
モデルの木・柘榴
【説明】
名字は鬼子母神(きしもじん)の伝説と、鬼子母神の持物の柘榴から。
漢字の「来」を当て字にしたのは、ツバキの漢字に『海石榴』があるので海原来 歴年と同じ漢字の一部を使用。
名前は『紅一点』から命名。
紅一点は「万緑叢中紅一点」を略した言葉。
「緑の草むらの中に一つだけ赤いザクロが咲いている」と言う意味。
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名前の設定
【二頁目】
枯月 景・木土 最
御階 良世・在時 香実
口成 白・御面 玄
【三頁目】
雲紋 天・百初 和次
時見 刻・風待 永之
目前 純・吉矢 文
【四頁目】
鉢水 源士郎・壱師 灼
十三日 朝告・海原来 歴年
交橋 架・火鉢 心
【五頁目】
寿星 医士・大王 薬師
滄門 衣道・世方山 志
悉皆屋 紺・来子母 紅一
名前:枯月 景(かれつき あかり)
モデルの木:枯木
【説明】
名字は枯れ木と月を合わせた。
名前の景は「ひかり」とも「かげ」とも読める。
月明かりと、その明かりで作られた影をイメージして命名。
タロットカードの6・アナログ時計の6もイメージに含まれていてる。
6は逆さにすると9になるので良い意味で二面性を出したかった。
私が創作をする原点になったキャラです。
創作を始める前から別の場所で描いていたので、創作を始める時に改めて名前を付け直しました。
――――――
名前:木土 最(しいつち かなめ)
モデルの木:椎
【説明】
名字は本来「きど」と読むのが正しい読み方。
椎が「しい」とも「つち」読めるのと、木槌の「きづち」と木椎の「さいづち」から、木を「しい」に変えただけ。
タロットカードの12とアナログ時計の12がイメージに含まれている。
彼もひっくり返した時の二面性を出したかった。
植物の椎を選んだのは、タロットの12が逆さ吊りの男→ヴァンパイア→杭→木槌……。
と連想して選びました。
名前は木槌で打ち込む杭を連想して命名。
――――――
名前:御階 良世(みはし ながよし)
モデルの木:桜
【説明】
名字は御階の桜から。
在時とペアになるキャラが欲しくて、橘とセットで植えられている京都御所の桜を選んだ。
先に在時が名字もキャラデザも決まっていたので、彼に御階を使用しました。
名前は桜が散る景色をイメージして命名。
あと桜が短命の花なので、長生きの意味も込めて。
――――――
名前:在時 香実(ときじく このみつ)
モデルの木:橘
【説明】
名字と名前は橘の別名が非時香菓・非時香木実(ときじくのかぐのこのみ・時じくの香の木の実)から。
創作を始める時に、橘の別名は絶対に使うと決めていたので。
名字で非を使うのは違和感があったので、在に変更。
彼がきっかけで、キャラの名前を全員植物系にする方針が決まりました。
――――――
名前:口成 白(くちなし きよし)
モデルの木:梔
【説明】
橘を調べている時に丁度良いと思い採用。
名字は囲碁の死人に口無しから。
口無し(口が無い)→口を成す(有言実行)に変更。
名前の白は碁石の白と素人から命名。
きよしと読むようにしたのは、色の清さを連想したから。
――――――
名前:御面 玄(おかつら しずか)
モデルの木:桂
【説明】
採用理由は口成と一緒。
名字は桂は美青年を表す桂男から。
美青年は顔が良いので、顔→面に変更。
名前は碁石の黒と、玄人から命名。
しずかと読むのは、夜の静けさを連想したから。
名前:雲紋 天(うもん たかし)
モデルの木:竹
【説明】
松竹梅の竹。
名字は竹の一種の雲紋竹から採用。
本来は「うんもん」と読むのが正しいのですが、なんだかしっくりこなかったので「ん」を取りました。
名前は竹が天高く伸びている様子から命名。
――――――
名前:百初 和次(ももぞめ えみつぐ)
モデルの木:桃
【説明】
橘にはお菓子の神様の伝承があるので、もう一人お菓子系の伝承があるキャラがほしくて考えたキャラ。
名字は「桃染め」と、百を「もも」と読む由来が「多くの実をつけることから」らしいので採用。
染を初にしたのは、桃始華・桃始笑から始→初に変更。
名前は、桃始笑の「笑」から命名。
和は「にこ」という読み方もあるので、当て字で「えみ」に変更。
笑は「さく」という意味もある。
次は桃の実がどんどんつける様子から。
――――――
名前:時見 刻(ときみ きざむ)
モデルの木:松
【説明】
松竹梅の松。
名字は松の異名から採用。
名前は、時を見る→時を刻むから命名。
――――――
名前:風待 永之(かぜまち ひらゆき)
モデルの木:梅
【説明】
松竹梅の梅。
名字は梅の異名から。
京都御所に最初に植えられていたのが、橘と梅だったことを知ったので、そこから松竹梅のトリオを採用。
名前は御階と同じ理由で、長生きの意味を込めて命名。
――――――
名前:目前 純(めさき きいと)
モデルの木:柊
【説明】
名字は柊の異名『鬼の目突き』と、柊の花言葉に『先見の明』から、この二字熟語を名字に採用。
名前は柊の棘→針、針と糸→生糸と考えて命名。
――――――
名前:吉矢 文(あしや あや)
モデルの木:葦
【説明】
名字は葦の「あし」と「よし」の二通り読み方から。
矢は、葦は昔から矢にとして使われていたから採用。
桃の弓と葦の矢でセットに使われていた事を知ったので、そこから目前と吉矢と百初が鬼退治トリオになるように採用。
名前は昔、葦をペンとして使っていた歴史から命名。
名前:鉢水 源士郎(はちす げんしろう)
モデルの花:蓮
【説明】
名字は蓮の古名「はちす」から。
水に咲く花と、仏教で使われる鉢から連想して採用。
名前は、蓮の原種の『原始蓮』から命名。
――――――
名前:壱師 灼(いちし やいと)
モデルの花:彼岸花
【説明】
名字は彼岸花の別名から。
名前は万葉集の『道の辺の 壱師の花の 灼然く 人皆知りぬ 我が恋妻は』から取って命名。
――――――
名前:海原来 歴年(つばき ふるね)
モデルの木:椿
【説明】
名字は椿が海を越えて来た(海を越えて中国に渡った)事から。
名前は牛鬼は椿の老いた古根が化けたものという伝承から命名。
――――――
名前:十三日 朝告(とさか ときつげ)
モデルの花:鳥兜
【説明】
名字は花が鶏の鶏冠に似ている様子から。
漢字は忌み数の13と、タロットカードの死神から。
逆さにすると意味が逆転する迷信があるみたいなので。
名前は鶏が朝に鳴く事から命名。
――――――
名前:交橋 架(ゆずりは かける)
モデルの木:楪
【説明】
名字は楪の新しい葉が生えると古い葉が落ちる生態と、その様子を世代交代に見立てて縁起物としているところから。
また漢字の『杠(ゆずりは)』には「小さい橋」という意味がある。
名前は世代交代の橋を架けるという意味で命名。
――――――
名前:火鉢 心(ひばち うら)
モデルの花:牡丹
【説明】
名字は寒牡丹と、炭火を牡丹の花に例えた異名から。
名前は、猪の肉を牡丹の花に例える言い方から。
猪の目は「猪目」と言って、ハートを逆さにした模様なので命名。
名前:寿星 医士(じゅせい おさむ)
モデルの木:杏
【説明】
名字は杏の異名『寿星桃』から。
名前は名医を指す美称『杏林』から。
医師→医士。
読みを「おさむ」にしたのは「病を治める」という意味を込めて命名。
――――――
名前:大王 薬師(おおきみ やくし)
モデルの木:枇杷
【説明】
名字は枇杷の異名『大薬王樹』から。
医師がいるなら薬剤師もほしいなと思い彼を採用。
名前は単純に剤を取っただけなんだけど、『薬師如来』から名前を借りて命名。
――――――
名前:滄門 衣道(そうもん きぬみち)
モデルの木:桑
【説明】
名字は『滄桑の変』と『桑門』から。
名前は蚕からとれる衣と、シルクロードから命名。
――――――
名前:世方山 志(よもやま ゆき)
モデルの草:蓬
【説明】
名字は『蓬莱山』と『蓬莱島(よもぎがしま)』と『四方山』から。
世にしたのは蓬莱の『彼の世・此の世』と、四方の『世界』から
名前は『桑蓬之志(そうほうのこころざし)』と『霜蓬(そうほう)』から。
志に「ゆき」という読み方があったのでそこから命名。
――――――
名前:悉皆屋 紺(しっかいや こん)
モデルの花・藍
【説明】
名字は染物屋の呼称と、江戸時代に愛染明王が紺屋で信仰されていた事と『悉皆成仏』という仏教用語から。
名前は藍染専門の呼称『紺屋』と、紺は藍色系統の色で一番深い色から命名。
――――――
名前:来子母 紅一(きしも こういち)
モデルの木・柘榴
【説明】
名字は鬼子母神(きしもじん)の伝説と、鬼子母神の持物の柘榴から。
漢字の「来」を当て字にしたのは、ツバキの漢字に『海石榴』があるので海原来 歴年と同じ漢字の一部を使用。
名前は『紅一点』から命名。
紅一点は「万緑叢中紅一点」を略した言葉。
「緑の草むらの中に一つだけ赤いザクロが咲いている」と言う意味。