あづき

あづきと申します!
主にefの二次創作を上げていきます。
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只今、百合アカウントになっています。

※くぜひむ本支援
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投稿日:2016年06月24日 16:23    文字数:3,976

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気分転換に書いたくぜひむ…需要がないことは、知っている!
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リビングに忘れ物があった。

それは友人とも彼女とも言えない人のものだった。

たまにふっらと遊びに来て、何をするわけでもなく帰っていく。

年齢差がありすぎて、女好きの俺でさえもためらってしまう。

装丁からして漫画だろう。

俺は手にすると先ほどまで女の子が楽しそうに読んでいた本を手に取った。

本を開き、読み進めていく。

そこには男性しか登場していない。

それどころか、男性同士で絡み合っている。

女としかしたことがない、性行為。

知識としては知っていたが、初めてこのようなものを読んだ。

不思議と不快感や違和感はなかった。

それどころか、興味や関心を抱いてしまう。

こういったところが、俺の特異的な部分だろうか。

ふと脳裏に火村の顔が浮かぶ。

それは火村に対して思うところがあったからかもしれない。

いや、そうじゃない。

否定することが、本来のところだろう。

しかし否定どころか、この好奇心を満たしてくれるのは火村しかいないと思った。

「今夜、暇か?」

気付いたときには、電話を掛けていた。

数コール後、聞き慣れた返事が聞こえた。

「俺の家で酒を飲まないか」

唐突な誘いはたまにする。

それらしい理由を付けて呼び出そうと思った。

警戒心を持たれないように。

そして意図を読まれないように。

いつも以上に言葉を選んだ。

僅かに考えた後、

「わかった。行くよ」

と火村は応えると電話を切った。

時間の待ち合わせはしない。

それは夜の約束する時間は似通っていて、打ち合わせることもない。

阿吽の呼吸とでも言うのだろうか。

こういうとき、培われた付き合いの長さを感じる。

さて、呼び出しに成功した俺はどうしようか。

避妊具は付けるものだろうか。

女の子が置いて行った漫画だけでは知識不足だ。

しかも作り話できちんとしたことを書いているとも思えない。

おもむろにパソコンを起動させた。

これから俺は何をしよとしているのか、自分でも不可解だった。

他人の何を見ようとしているのか。

それよりも美味しい酒と肴を用意するのが先ではないだろうか。

分かってはいても沸き立った好奇心は、おさまることはない。

 


数時間後、火村が家をやってきた。

結局俺は、パソコンを眺めるばかりで、何も用意ができていない。

火村は部屋を見渡すと「なるほどな」とつぶやき、キッチンへと向かった。

手には酒と食材があり、これから作ってくれるのだと悟る。

たまに呼び出したとき、簡単な食事を作ってくれることがある。

それは俺が不摂生な生活をしているからで、火村なりの優しさだった。

後を付いていくとこちらを振り向いた。

「お前、仕事が立て込んてるんじゃないのか?早く、パソコン作業に戻れ」

一息置いてから、

「正直、邪魔だ。ここはいいから、早く仕事しろ」

言い終ると俺から視線が外された。

あぁ、もう、そうじゃないのに。

その可愛さに俺は、渋々パソコンの前に戻った。

遠くから聞こえる物音は、俺に安心感を与えてくれた。

広い家に一人で住んでいると孤独にさいなまれることがある。

これを火村は埋めてくれる。

貴重な存在で、かけがえのない存在だ。

それなのに俺は、何をしようとしているのか。

なんとか働いた理性に感謝をしつつも、心は決まっていた。

あれだけ調べたのだ。

見たくない他人の行為ですら見た。

火村を悦ばせることができる。

それだけの自負はあった。

次第に遠くの物音が静かになる。

「ひむらー?」

その声を合図にキッチンから、リビングへと足音が近づいてくる。

手には簡単な酒の肴と美酒があった。

「ひと段落してそうだな」

テーブルへ置くと俺の正面に座った。

いくらか酒を食らった後、火村との会話が途切れる。

特に気まずい雰囲気ではなく、ただ沈黙が流れる。

BGM代わりに流していたジャズだけが響く。

このまま襲ってしまいたい。

赤らんだ火村の白く透き通った肌は、欲情させるには充分だった。

自分自身が酒が入っていることもあるだろう。

そっと立ち上がり、火村の隣に座る。

眼鏡越しにこちらを見る。

いつもの訝し気な様子はない。

それをいいことに酔った勢いでソファに押し倒す。

眼鏡を外すと悩まし気な表情は、真っ直ぐに向けられていた。

火村、なのに。

俺はまるで女を抱くように優しく唇を重ねる。

時折、額に頬にまぶたに鼻の頭に口付けを落とす。

そして、深く唇を合わせると貪るように堪能する。

呼吸を忘れるほど夢中に相手の唾液を飲み込むように舌を絡ませた。

卑猥な水音は、徐々に大きくなっていく。

「んっ…ふっ…」

火村が吐息を漏らす。

赤らんでいた顔は、すでに酒のせいなのか俺に溺れているのか分からない。

唇が離れた刹那、火村がうわ言のように口走った。

「く、ぜ…何をする…んだよ」

浅い呼吸を繰り返しながら、俺を押し返す。

しかし本気で嫌がっているとも思えない態度だった。

「…何って、それはさ」

と首筋に潜り込む。

甘噛みをして、マーキングをする。

火村は俺のだ。

そこは襟付きのシャツでぎりぎり隠れる場所。

見えそうで見えない、唯一許される場所。

それより上でも下でも意味がない。

そういえば、何人かの女を抱いてきたが、マーキングをしたのは火村が初めてだ。

それほどまでに俺は狂っているのかもしれない。

他人の動画を見て欲情し、全て火村で想像した。

役立つはずのない過去の性行為も脳内では、全て変換されていた。

シャツのボタンを外す。

そこには透き通った白い柔肌に二つの突起があった。

それはとがり、早く俺を求めているようでもあった。

首筋から徐々に舌先は下りていく。

胸の合間を通り抜けると先端にむじゃぶりつく。

ねっとりとした唾液をつけるといやらしく音を立てる。

「あっ…なっ…」

もう言葉にもならないほど感じているいるらしい。

火村の身体は刺激と共に波立たせる。

喘ぎ声は押し殺しながらも徐々に大きくなっていく。

もっと悦ばせたい。

その一心で、もしくは俺の欲望を満たすためにベルトへと手をかけた。

すでに膨らんでいる肉棒は、きつそうに収まっている。

外しながらも先端への愛撫は忘れない。

舐めまわし、時に甘噛みし、その度に愛おしく弾む。

「うっ…やめ…」

もっと欲しい。

確かに俺にはそう、聞こえた。

パンツを脱がすと肉棒がそそり立ち、存在感をあらわにしていた。

俺にも同じものが付いてるはずなのに何故か美しい。

女にしてもらったことしかない行為を火村にする。

それだけで背筋がぞっとした。

それでも手も舌先も止めることはない。

肉棒の根元から、ゆっくりとこすり上げる。

何度も何度も焦らすようにゆっくりと。

「あっ…はっ…あぁ…」

必死に耐えながら、今にも泣き出しそうな瞳でこちらを見上げる。

もっとして。

瞳は確かにそう、訴えていた。

速度を上げると全身を小刻みに揺れる。

まるで痙攣しているように引きつり、それでも快感を得ているようだった。

喘ぎ声は次第に甘美で甲高い声に変わり、耳から離れない。

普段聞くことのないそれは、流れ星よりも貴重に思えた。

もっともっともっと。

奇声は確かにそう、求めていた。

俺は火村の肉棒を加える。

想像以上に膨れ上がったそれは、口に収めるのがやっとだった。

舌先で脈を感じながら、刺激を送るように頭を上下に振った。

髪をかき乱しながら、無心に貪った。

舐めるだけではあきたらず、軽く噛む。

「あぁぁ…く…ぜ…」

潤んだ瞳は確かに俺を見ていた。

いや、俺だけを映していた。

もっと酔って。

狂っているのが俺だけではないと、教えて。

昂っていく。

どこに触れても痺れたような快楽が全身を伝う。

自然の動き出した火村の腰は、妖しくくねる。

汗ばんだ身体に髪が張り付く。

「だめ…くぜ…離れて…」

途切れ途切れに懇願されるも俺は離さない。

もしかしたら、火村も限界が近いのかもしれない。

このあとに起きそうなことを想像してみるも嫌な気はしなかった。

それどころか、自ら欲していた。

出して、いいよ。

目配せをすると苦悶した表情を浮かべながら、最高潮に達しそうな瞳で俺を見た。

刹那、白濁としたねっとりとした液体が溢れ出す。

受け止めきれないそれは、隙間から滴る。

飲み干すつもりでいたものの、そうはいかなかった。

それほどまでに量が多く、のどに突っかかった。

「なに…してんだよ…」

荒い呼吸を繰り返しながら、火村は尋ねた。

もうろうとする意識の中で、それらしい言葉は見当たるはずがない。

「全部、飲み干すつもりだった」

ただ淡々と応えたつもりが、火村は赤面する。

それを隠すように腕で顔を覆った。

やっと火村の肉棒から解放された俺は、外の空気を思いっきり吸い込んだ。

ソファに横たわる火村はまだ俺を誘っているようだ。

「まだ、欲しいんだ」

厭味ったらしくいうと顔を背もたれにうずめた。

肉棒はまたそそり立ち始める。

身体は正直である。

俺にも余力はあるし、今夜はこれだけで終わりそうだ。

動画で見て想像していた行為よりも愛おしくて、快感だった。

今夜だけでももっと味わいたい。

また俺は火村に手を伸ばした。

汚れたソファを眺めながら、「これ、高かったんだけどな」と思いつつも「火村のなら、いいか」とさらに汚していく。

 

 

後日、漫画の持ち主が取りに来た。

「これ、読みました?結構、面白いんですよ,BLって」

屈託ない笑顔で言われ、返答に困る。

「前に火村さんに漫画を忘れた話をしたら、反応がおかしかったんですよねー」

にやついた表情は、真っ直ぐにこちらを見ている。

この際、正直に答えた方が良いのだろうか。

迷いつつも返答を濁した。

「そんなことより、大事な漫画、忘れていっちゃだめだよ」

「はーい、気を付けます」

「それに俺たちは大人なんだから、漫画でどうこうなるはずないよ」

いたって自然に答えたつもりだ。

少なくても違和感はないだろう。

歳を取って身に付けた技術としか言いようがない。

「そりゃ、そうですよねー」

彼女は興味を失ったように漫画に視線を落とした。

俺の顔は僅かに歪んでいたに違いない。

 


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キーワードタグ くぜひむ  火村夕  ef  久瀬修一  R18 
作品の説明 気分転換に書いたくぜひむ…需要がないことは、知っている!
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リビングに忘れ物があった。

それは友人とも彼女とも言えない人のものだった。

たまにふっらと遊びに来て、何をするわけでもなく帰っていく。

年齢差がありすぎて、女好きの俺でさえもためらってしまう。

装丁からして漫画だろう。

俺は手にすると先ほどまで女の子が楽しそうに読んでいた本を手に取った。

本を開き、読み進めていく。

そこには男性しか登場していない。

それどころか、男性同士で絡み合っている。

女としかしたことがない、性行為。

知識としては知っていたが、初めてこのようなものを読んだ。

不思議と不快感や違和感はなかった。

それどころか、興味や関心を抱いてしまう。

こういったところが、俺の特異的な部分だろうか。

ふと脳裏に火村の顔が浮かぶ。

それは火村に対して思うところがあったからかもしれない。

いや、そうじゃない。

否定することが、本来のところだろう。

しかし否定どころか、この好奇心を満たしてくれるのは火村しかいないと思った。

「今夜、暇か?」

気付いたときには、電話を掛けていた。

数コール後、聞き慣れた返事が聞こえた。

「俺の家で酒を飲まないか」

唐突な誘いはたまにする。

それらしい理由を付けて呼び出そうと思った。

警戒心を持たれないように。

そして意図を読まれないように。

いつも以上に言葉を選んだ。

僅かに考えた後、

「わかった。行くよ」

と火村は応えると電話を切った。

時間の待ち合わせはしない。

それは夜の約束する時間は似通っていて、打ち合わせることもない。

阿吽の呼吸とでも言うのだろうか。

こういうとき、培われた付き合いの長さを感じる。

さて、呼び出しに成功した俺はどうしようか。

避妊具は付けるものだろうか。

女の子が置いて行った漫画だけでは知識不足だ。

しかも作り話できちんとしたことを書いているとも思えない。

おもむろにパソコンを起動させた。

これから俺は何をしよとしているのか、自分でも不可解だった。

他人の何を見ようとしているのか。

それよりも美味しい酒と肴を用意するのが先ではないだろうか。

分かってはいても沸き立った好奇心は、おさまることはない。

 


数時間後、火村が家をやってきた。

結局俺は、パソコンを眺めるばかりで、何も用意ができていない。

火村は部屋を見渡すと「なるほどな」とつぶやき、キッチンへと向かった。

手には酒と食材があり、これから作ってくれるのだと悟る。

たまに呼び出したとき、簡単な食事を作ってくれることがある。

それは俺が不摂生な生活をしているからで、火村なりの優しさだった。

後を付いていくとこちらを振り向いた。

「お前、仕事が立て込んてるんじゃないのか?早く、パソコン作業に戻れ」

一息置いてから、

「正直、邪魔だ。ここはいいから、早く仕事しろ」

言い終ると俺から視線が外された。

あぁ、もう、そうじゃないのに。

その可愛さに俺は、渋々パソコンの前に戻った。

遠くから聞こえる物音は、俺に安心感を与えてくれた。

広い家に一人で住んでいると孤独にさいなまれることがある。

これを火村は埋めてくれる。

貴重な存在で、かけがえのない存在だ。

それなのに俺は、何をしようとしているのか。

なんとか働いた理性に感謝をしつつも、心は決まっていた。

あれだけ調べたのだ。

見たくない他人の行為ですら見た。

火村を悦ばせることができる。

それだけの自負はあった。

次第に遠くの物音が静かになる。

「ひむらー?」

その声を合図にキッチンから、リビングへと足音が近づいてくる。

手には簡単な酒の肴と美酒があった。

「ひと段落してそうだな」

テーブルへ置くと俺の正面に座った。

いくらか酒を食らった後、火村との会話が途切れる。

特に気まずい雰囲気ではなく、ただ沈黙が流れる。

BGM代わりに流していたジャズだけが響く。

このまま襲ってしまいたい。

赤らんだ火村の白く透き通った肌は、欲情させるには充分だった。

自分自身が酒が入っていることもあるだろう。

そっと立ち上がり、火村の隣に座る。

眼鏡越しにこちらを見る。

いつもの訝し気な様子はない。

それをいいことに酔った勢いでソファに押し倒す。

眼鏡を外すと悩まし気な表情は、真っ直ぐに向けられていた。

火村、なのに。

俺はまるで女を抱くように優しく唇を重ねる。

時折、額に頬にまぶたに鼻の頭に口付けを落とす。

そして、深く唇を合わせると貪るように堪能する。

呼吸を忘れるほど夢中に相手の唾液を飲み込むように舌を絡ませた。

卑猥な水音は、徐々に大きくなっていく。

「んっ…ふっ…」

火村が吐息を漏らす。

赤らんでいた顔は、すでに酒のせいなのか俺に溺れているのか分からない。

唇が離れた刹那、火村がうわ言のように口走った。

「く、ぜ…何をする…んだよ」

浅い呼吸を繰り返しながら、俺を押し返す。

しかし本気で嫌がっているとも思えない態度だった。

「…何って、それはさ」

と首筋に潜り込む。

甘噛みをして、マーキングをする。

火村は俺のだ。

そこは襟付きのシャツでぎりぎり隠れる場所。

見えそうで見えない、唯一許される場所。

それより上でも下でも意味がない。

そういえば、何人かの女を抱いてきたが、マーキングをしたのは火村が初めてだ。

それほどまでに俺は狂っているのかもしれない。

他人の動画を見て欲情し、全て火村で想像した。

役立つはずのない過去の性行為も脳内では、全て変換されていた。

シャツのボタンを外す。

そこには透き通った白い柔肌に二つの突起があった。

それはとがり、早く俺を求めているようでもあった。

首筋から徐々に舌先は下りていく。

胸の合間を通り抜けると先端にむじゃぶりつく。

ねっとりとした唾液をつけるといやらしく音を立てる。

「あっ…なっ…」

もう言葉にもならないほど感じているいるらしい。

火村の身体は刺激と共に波立たせる。

喘ぎ声は押し殺しながらも徐々に大きくなっていく。

もっと悦ばせたい。

その一心で、もしくは俺の欲望を満たすためにベルトへと手をかけた。

すでに膨らんでいる肉棒は、きつそうに収まっている。

外しながらも先端への愛撫は忘れない。

舐めまわし、時に甘噛みし、その度に愛おしく弾む。

「うっ…やめ…」

もっと欲しい。

確かに俺にはそう、聞こえた。

パンツを脱がすと肉棒がそそり立ち、存在感をあらわにしていた。

俺にも同じものが付いてるはずなのに何故か美しい。

女にしてもらったことしかない行為を火村にする。

それだけで背筋がぞっとした。

それでも手も舌先も止めることはない。

肉棒の根元から、ゆっくりとこすり上げる。

何度も何度も焦らすようにゆっくりと。

「あっ…はっ…あぁ…」

必死に耐えながら、今にも泣き出しそうな瞳でこちらを見上げる。

もっとして。

瞳は確かにそう、訴えていた。

速度を上げると全身を小刻みに揺れる。

まるで痙攣しているように引きつり、それでも快感を得ているようだった。

喘ぎ声は次第に甘美で甲高い声に変わり、耳から離れない。

普段聞くことのないそれは、流れ星よりも貴重に思えた。

もっともっともっと。

奇声は確かにそう、求めていた。

俺は火村の肉棒を加える。

想像以上に膨れ上がったそれは、口に収めるのがやっとだった。

舌先で脈を感じながら、刺激を送るように頭を上下に振った。

髪をかき乱しながら、無心に貪った。

舐めるだけではあきたらず、軽く噛む。

「あぁぁ…く…ぜ…」

潤んだ瞳は確かに俺を見ていた。

いや、俺だけを映していた。

もっと酔って。

狂っているのが俺だけではないと、教えて。

昂っていく。

どこに触れても痺れたような快楽が全身を伝う。

自然の動き出した火村の腰は、妖しくくねる。

汗ばんだ身体に髪が張り付く。

「だめ…くぜ…離れて…」

途切れ途切れに懇願されるも俺は離さない。

もしかしたら、火村も限界が近いのかもしれない。

このあとに起きそうなことを想像してみるも嫌な気はしなかった。

それどころか、自ら欲していた。

出して、いいよ。

目配せをすると苦悶した表情を浮かべながら、最高潮に達しそうな瞳で俺を見た。

刹那、白濁としたねっとりとした液体が溢れ出す。

受け止めきれないそれは、隙間から滴る。

飲み干すつもりでいたものの、そうはいかなかった。

それほどまでに量が多く、のどに突っかかった。

「なに…してんだよ…」

荒い呼吸を繰り返しながら、火村は尋ねた。

もうろうとする意識の中で、それらしい言葉は見当たるはずがない。

「全部、飲み干すつもりだった」

ただ淡々と応えたつもりが、火村は赤面する。

それを隠すように腕で顔を覆った。

やっと火村の肉棒から解放された俺は、外の空気を思いっきり吸い込んだ。

ソファに横たわる火村はまだ俺を誘っているようだ。

「まだ、欲しいんだ」

厭味ったらしくいうと顔を背もたれにうずめた。

肉棒はまたそそり立ち始める。

身体は正直である。

俺にも余力はあるし、今夜はこれだけで終わりそうだ。

動画で見て想像していた行為よりも愛おしくて、快感だった。

今夜だけでももっと味わいたい。

また俺は火村に手を伸ばした。

汚れたソファを眺めながら、「これ、高かったんだけどな」と思いつつも「火村のなら、いいか」とさらに汚していく。

 

 

後日、漫画の持ち主が取りに来た。

「これ、読みました?結構、面白いんですよ,BLって」

屈託ない笑顔で言われ、返答に困る。

「前に火村さんに漫画を忘れた話をしたら、反応がおかしかったんですよねー」

にやついた表情は、真っ直ぐにこちらを見ている。

この際、正直に答えた方が良いのだろうか。

迷いつつも返答を濁した。

「そんなことより、大事な漫画、忘れていっちゃだめだよ」

「はーい、気を付けます」

「それに俺たちは大人なんだから、漫画でどうこうなるはずないよ」

いたって自然に答えたつもりだ。

少なくても違和感はないだろう。

歳を取って身に付けた技術としか言いようがない。

「そりゃ、そうですよねー」

彼女は興味を失ったように漫画に視線を落とした。

俺の顔は僅かに歪んでいたに違いない。

 


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