BORERO

三國無双 李楽好き
李典殿と楽進が好き過ぎる字書き
こっそり李楽の小話を上げてます

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投稿日:2025年06月13日 23:02    文字数:1,629

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三國無双 李楽
流星の誓い8にて展示
オリジンズでの無名殿との二人の絡みを見て⋯
1 / 1


「アイツらどうしたんだ?最近なーんかおかしいんだよなぁ。知ってるか?惇兄」
廊下を歩きながら中庭に目を向け、夏侯淵が傍らの従兄弟に話しかける。
「ああ、李典と楽進か」
少し離れた所にいる話題の二人を見ながら夏侯惇が答えた。
「そう。アイツら仲良かっただろ?」
「ああ。馬鹿みたいにな」
「でも最近⋯」
「奴のせいだろう」
夏侯惇が二人とは逆の方角にいる人間に視線を送った。
「あー、無名かぁ。なるほどなぁ」


中庭に李典と楽進が背を向けて立っている。
肩を怒らせて互いが互いに大いに不満を持っている様子だ。

〈学友⋯私にはそんな風に言ってくださらなかったのに⋯〉

〈全て聞かせてくれ⋯?そんなの俺だって言われてないのに⋯〉

背中でお互いの存在を感じながら、胸の中で渦巻く感情と戦っている。

〈私なんかでは李典殿の学友などになれないのはわかってはいましたが、いざ、あのように見せつけられては⋯。並んで書を読みたいだなんて〉

〈俺なんかには楽進に教えてやれる程の武の功績だの記録だのは無いけどよ、あんな風に記録をとりたいとか、全てを知りたいとか⋯。くそっ⋯腹が立つぜ〉

俺が⋯
私が⋯
一番じゃなかったの
かよっ
ですか

李典が苛立ちに耐えかねて楽進の方に身体を向けると、すぐさま楽進も李典を正面に捉えた。
李典は楽進を睨みつけ、乱暴に口をきいた。
「なあ、楽進。アンタ最近ちょっと無名殿と仲良すぎじゃねぇか?」
楽進は心外だと言わんばかりに答えた。
「は?私がですか?李典殿こそ随分と仲がよろしいようですが」
「俺?俺はそんなことねぇよ」
「だったら、私もです」
二人とも怒りでどんどん声が大きくなっていく。
「いいや、アンタは違う。仲良すぎだって」
「何なんですか?それ」
李典は楽進の顔に指を突きつけて叫んだ。
「俺知ってるんだぜ。アイツに言ったろ?
これからも共に時を過して欲しいとか、練兵場まで競走しようとか。
くそっ、それは俺の役割だろ?
あなたに一目おかれるのが目標だなんて⋯
自分を見失わないで欲しいだなんて⋯
楽進。
アンタ、俺以外の奴にそんなこと⋯」
楽進は一瞬怯んだが両の拳を握り締めて負けじと李典に叫んだ。
「私だって知ってるんです。李典殿が無名殿に
文武両道⋯
学友⋯
末永い付き合い⋯
あんたには何でも話せる⋯
隣にいたい⋯
なんて言ったこと。
どうせ私はそんなんじゃないですよっ。
李典殿。
戦友、学友の先って⋯何なんですか?」

「俺が⋯
「私が⋯
    一番じゃなかったの
 かよっ」
 ですか」

二人ともに互いが思わず叫んだ本音を聞いて顔を見合せて絶句した。
「楽進⋯」
「李典殿⋯」
互いに顔を真っ赤にして見つめ合い、どちらからともなく微笑んだ。
「あー、ゴメンな。楽進」
「私も、すみませんでした。李典殿」
「やっぱりアンタが隣にいないとダメだわ、俺」
「私も李典殿がそばにいてくださらないと何もできません」
「楽進」
「李典殿」
李典が楽進に並び以前のように肩を組んだ。
「俺たち相棒だよな」
「はい。これからもよろしくお願いします」
顔を寄せて二人眩しいほどの笑顔で。
先程までの険悪な雰囲気はどこへやら、すっかり元通りの、他人から見れば辟易するほどの仲の良さに戻っていた。

幸せそうな二人の前に何処で見ていたのか賈詡と郭嘉が現れて揶揄った。
「あははあ、やっと仲直りかい?お二人さん」
「ふふふ。本当に貴方達は可愛いね。これからも末永く仲良くね」
「え?」
「あの⋯」
突然出て来た二人に面食らってしどろもどろになる李典と楽進だった。

賈詡と郭嘉に揶揄われ、赤くなったり青くなったりしている李典と楽進を少し離れた所から腕組みしながら見ていた夏侯惇が傍らの夏侯淵に言った。
「アイツら元に戻ったか」
「ああ、そうみてえだな。幸せそうな顔しやがって、アイツら」
仏頂面で見ている夏侯惇と対照的に夏侯淵は笑いながら言った。
「惇兄もこれで一安心だな」
「別に心配などしておらん」
「またぁ、素直じゃねぇんだからよ」
「ふん」
夏侯惇は仏頂面のまま歩き出した。
それを見て笑い、夏侯淵は後を追った。
 

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「アイツらどうしたんだ?最近なーんかおかしいんだよなぁ。知ってるか?惇兄」
廊下を歩きながら中庭に目を向け、夏侯淵が傍らの従兄弟に話しかける。
「ああ、李典と楽進か」
少し離れた所にいる話題の二人を見ながら夏侯惇が答えた。
「そう。アイツら仲良かっただろ?」
「ああ。馬鹿みたいにな」
「でも最近⋯」
「奴のせいだろう」
夏侯惇が二人とは逆の方角にいる人間に視線を送った。
「あー、無名かぁ。なるほどなぁ」


中庭に李典と楽進が背を向けて立っている。
肩を怒らせて互いが互いに大いに不満を持っている様子だ。

〈学友⋯私にはそんな風に言ってくださらなかったのに⋯〉

〈全て聞かせてくれ⋯?そんなの俺だって言われてないのに⋯〉

背中でお互いの存在を感じながら、胸の中で渦巻く感情と戦っている。

〈私なんかでは李典殿の学友などになれないのはわかってはいましたが、いざ、あのように見せつけられては⋯。並んで書を読みたいだなんて〉

〈俺なんかには楽進に教えてやれる程の武の功績だの記録だのは無いけどよ、あんな風に記録をとりたいとか、全てを知りたいとか⋯。くそっ⋯腹が立つぜ〉

俺が⋯
私が⋯
一番じゃなかったの
かよっ
ですか

李典が苛立ちに耐えかねて楽進の方に身体を向けると、すぐさま楽進も李典を正面に捉えた。
李典は楽進を睨みつけ、乱暴に口をきいた。
「なあ、楽進。アンタ最近ちょっと無名殿と仲良すぎじゃねぇか?」
楽進は心外だと言わんばかりに答えた。
「は?私がですか?李典殿こそ随分と仲がよろしいようですが」
「俺?俺はそんなことねぇよ」
「だったら、私もです」
二人とも怒りでどんどん声が大きくなっていく。
「いいや、アンタは違う。仲良すぎだって」
「何なんですか?それ」
李典は楽進の顔に指を突きつけて叫んだ。
「俺知ってるんだぜ。アイツに言ったろ?
これからも共に時を過して欲しいとか、練兵場まで競走しようとか。
くそっ、それは俺の役割だろ?
あなたに一目おかれるのが目標だなんて⋯
自分を見失わないで欲しいだなんて⋯
楽進。
アンタ、俺以外の奴にそんなこと⋯」
楽進は一瞬怯んだが両の拳を握り締めて負けじと李典に叫んだ。
「私だって知ってるんです。李典殿が無名殿に
文武両道⋯
学友⋯
末永い付き合い⋯
あんたには何でも話せる⋯
隣にいたい⋯
なんて言ったこと。
どうせ私はそんなんじゃないですよっ。
李典殿。
戦友、学友の先って⋯何なんですか?」

「俺が⋯
「私が⋯
    一番じゃなかったの
 かよっ」
 ですか」

二人ともに互いが思わず叫んだ本音を聞いて顔を見合せて絶句した。
「楽進⋯」
「李典殿⋯」
互いに顔を真っ赤にして見つめ合い、どちらからともなく微笑んだ。
「あー、ゴメンな。楽進」
「私も、すみませんでした。李典殿」
「やっぱりアンタが隣にいないとダメだわ、俺」
「私も李典殿がそばにいてくださらないと何もできません」
「楽進」
「李典殿」
李典が楽進に並び以前のように肩を組んだ。
「俺たち相棒だよな」
「はい。これからもよろしくお願いします」
顔を寄せて二人眩しいほどの笑顔で。
先程までの険悪な雰囲気はどこへやら、すっかり元通りの、他人から見れば辟易するほどの仲の良さに戻っていた。

幸せそうな二人の前に何処で見ていたのか賈詡と郭嘉が現れて揶揄った。
「あははあ、やっと仲直りかい?お二人さん」
「ふふふ。本当に貴方達は可愛いね。これからも末永く仲良くね」
「え?」
「あの⋯」
突然出て来た二人に面食らってしどろもどろになる李典と楽進だった。

賈詡と郭嘉に揶揄われ、赤くなったり青くなったりしている李典と楽進を少し離れた所から腕組みしながら見ていた夏侯惇が傍らの夏侯淵に言った。
「アイツら元に戻ったか」
「ああ、そうみてえだな。幸せそうな顔しやがって、アイツら」
仏頂面で見ている夏侯惇と対照的に夏侯淵は笑いながら言った。
「惇兄もこれで一安心だな」
「別に心配などしておらん」
「またぁ、素直じゃねぇんだからよ」
「ふん」
夏侯惇は仏頂面のまま歩き出した。
それを見て笑い、夏侯淵は後を追った。
 

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