せりぜ

◾️非公式BL(男×男)中心◾️
◾️公式と無関係◾️
意味を知らない・苦手・理解がない方の閲覧はおやめください。
原作にはない架空の恋愛関係(非公式カップリング)、主にボーイズラブ(男×男)中心で描写します。
せりぜ(@serize7b2)が趣味で制作している非公式二次創作(小説メイン、たまに絵)です。
公式とは一切関係ございません。

◾️禁止◾️
※転載、AI学習含む二次使用は禁止※
※私の作品を使わないでください。許可しません※
※Do not reupload or use※
※Do not use for AI learning※

Unofficial Fan Art(Boys Love main)
20years old↑ Japanese novelist(rarely illust)
Japanese text only

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投稿日:2026年05月14日 14:42    文字数:1,324

人工呼吸

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◆あらすじ◆全年齢/約1.3千字
「あのバカッ!」

無人島での任務。アンジールにとある危機が迫る。それにジェネシスは──?

ファーストキスをお題で頂きました。完成が遅くなってしまい、申し訳ありません。

※※※当作品は原作にはない恋愛関係(BL)を描写した非公式な二次創作です。苦手な方・ご理解のない方は閲覧をおやめください※※※

◆雰囲気◆
シリアス(not暗)

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◆表紙作成ツール、使用画像◆

装丁カフェ
https://pirirara.com/

◆初出◆
WEB初出…2026年5月14日/Xfolio
1 / 1


 ここはとある島。ソルジャー2ndである少年ジェネシスとアンジールらはグループ任務でこの島に訪れていた。バノーラ村のように南国であり、日差しは燦々と熱く照りつける。バノーラ村にも生えている南国の木々、植物が多い茂る無人島である。
 モンスターの討伐と調査任務であるが、何人もソルジャーがいるグループ任務なので難易度は比較的低い。だがそこで問題が発生した。それはジェネシス達がモンスターと交戦中のことだった。
 ジェネシスは目の前の鳥型モンスターを剣撃で撃破する。後方で戦う幼馴染、そして片想いの相手の様子が気になり、ちらりと背後を見た。
 アンジールは問題なく鳥型モンスターを剣と拳でねじ伏せている。しかし近くにいた3rdが苦戦している。それにアンジールが加勢する。3rdの経験値を奪わないよう、あくまで3rd主体に戦わせて援護するという形だ。だが──
「あのバカッ!」
 ジェネシスは思わず口汚く吠えた。何故ならアンジールが3rdが避けきれない攻撃に対してマテリア『かばう』を発動させた。そこまではいい。だが、その庇った衝撃でアンジールは吹っ飛ばされる。その吹っ飛ばされた先が問題なのだ。
 ジェネシスは走って近寄り、アンジール達が交戦していた鳥型モンスターを倒す。アンジールが吹っ飛ばされた先はこの島の崖、海なのだ。アンジールは受け身を取れずに背中からドボンと落下し、浮上してこない。それはそうだ。あんな重いバスターソードを背負えば重りになってしまう。
「そこの3rd! 島の入り口にあるヘリに行って医療班を呼んでこい!」
「は、はい!」
 ジェネシスはアンジールがお人好しにも助けていた3rdに向かって命令した。そしてジェネシスは自身の防具を外すとアンジールが沈む崖、そして海へ真っ直ぐ飛び込んだ。

 ◆◆◆

 一時間経った頃。ジェネシスは先程までいた崖上にアンジールを寝かせていた。アンジールは気を失い、前髪や短い髪はぐっしょりと海水で濡れている。それは近くの地面で胡座をかいて座るジェネシスも同じであり、海水に含まれる塩で髪も肌もべとつく。
 アンジールが小さく唸り声を上げ、瞼を開けた。照りつく太陽に再度唸る。
「あれ……ジェネシス?」
 アンジールは地面に寝たまま、ジェネシスを見た。
「もうすぐ島入口にいた医療班が来る。ちゃんと診てもらえ」
「おまえが助けてくれたのか?」
「気絶したアンジールを応急処置してから、その体抱えて崖まで上がって、良いトレーニングになったさ」
「礼を言う。ありがとう」
「幼馴染の相棒の危機とあらば、仕方ないからな」
「ありがとう」
 ジェネシスはやれやれと呆れた溜め息を吐くと地面から立ち上がる。そして地面に置かれているバスターソードを指差した。
「おじさんからの大事なもの、軽くメンテしておいたぞ。後で自分でもやれ」
「何から何まですまない。ミッドガルに帰ったらお礼しなきゃな」
「別に。礼はもう貰っている」
 ジェネシスはアンジールに背を向けた。背後からアンジールの「何がだ?」という問いには答えない。ジェネシスは唇を指で触れ、そのままアンジールから離れていった。胸の高鳴りと頬の赤みがバレてはならないと隠すように。初めてのキス、それが礼だ。

END

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 モンスターの討伐と調査任務であるが、何人もソルジャーがいるグループ任務なので難易度は比較的低い。だがそこで問題が発生した。それはジェネシス達がモンスターと交戦中のことだった。
 ジェネシスは目の前の鳥型モンスターを剣撃で撃破する。後方で戦う幼馴染、そして片想いの相手の様子が気になり、ちらりと背後を見た。
 アンジールは問題なく鳥型モンスターを剣と拳でねじ伏せている。しかし近くにいた3rdが苦戦している。それにアンジールが加勢する。3rdの経験値を奪わないよう、あくまで3rd主体に戦わせて援護するという形だ。だが──
「あのバカッ!」
 ジェネシスは思わず口汚く吠えた。何故ならアンジールが3rdが避けきれない攻撃に対してマテリア『かばう』を発動させた。そこまではいい。だが、その庇った衝撃でアンジールは吹っ飛ばされる。その吹っ飛ばされた先が問題なのだ。
 ジェネシスは走って近寄り、アンジール達が交戦していた鳥型モンスターを倒す。アンジールが吹っ飛ばされた先はこの島の崖、海なのだ。アンジールは受け身を取れずに背中からドボンと落下し、浮上してこない。それはそうだ。あんな重いバスターソードを背負えば重りになってしまう。
「そこの3rd! 島の入り口にあるヘリに行って医療班を呼んでこい!」
「は、はい!」
 ジェネシスはアンジールがお人好しにも助けていた3rdに向かって命令した。そしてジェネシスは自身の防具を外すとアンジールが沈む崖、そして海へ真っ直ぐ飛び込んだ。

 ◆◆◆

 一時間経った頃。ジェネシスは先程までいた崖上にアンジールを寝かせていた。アンジールは気を失い、前髪や短い髪はぐっしょりと海水で濡れている。それは近くの地面で胡座をかいて座るジェネシスも同じであり、海水に含まれる塩で髪も肌もべとつく。
 アンジールが小さく唸り声を上げ、瞼を開けた。照りつく太陽に再度唸る。
「あれ……ジェネシス?」
 アンジールは地面に寝たまま、ジェネシスを見た。
「もうすぐ島入口にいた医療班が来る。ちゃんと診てもらえ」
「おまえが助けてくれたのか?」
「気絶したアンジールを応急処置してから、その体抱えて崖まで上がって、良いトレーニングになったさ」
「礼を言う。ありがとう」
「幼馴染の相棒の危機とあらば、仕方ないからな」
「ありがとう」
 ジェネシスはやれやれと呆れた溜め息を吐くと地面から立ち上がる。そして地面に置かれているバスターソードを指差した。
「おじさんからの大事なもの、軽くメンテしておいたぞ。後で自分でもやれ」
「何から何まですまない。ミッドガルに帰ったらお礼しなきゃな」
「別に。礼はもう貰っている」
 ジェネシスはアンジールに背を向けた。背後からアンジールの「何がだ?」という問いには答えない。ジェネシスは唇を指で触れ、そのままアンジールから離れていった。胸の高鳴りと頬の赤みがバレてはならないと隠すように。初めてのキス、それが礼だ。

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