Noel

ゼルダの伝説で腐向け。トワブレと息吹君右で小説や絵を書いたり描いたりしています。R-18作品多めです。
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投稿日:2019年09月25日 21:56    文字数:2,325

ーcallingー

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この息吹君は結構記憶取り戻してる息吹君(*´-`)
何年も何年も小説を書くという事を気付かずに封印してたのに、トワブレで封印は解かれました。
R-18小説書くのもこれがはじめてでした(//∇//)
1 / 1




「あっやめて、やめて先輩っ」




グイッと両腕を後ろに引かれ、強く深く貫かれる。
後ろから生々しい水音と肌のぶつかる音が聞こえ、耳を塞ぎたくなるけれど、
腕をトワに引かれてしまいどうしようもない。
頭に響くほどの快感を受け止める事ができなくて、
ただ涙をこぼしながら恥ずかしい言葉を口からだすしかなかった。

「あっ、アッ!ああぁっ、せんぱ、やめ、やめてぇ…っ」

気持ちいい気持ちいい気持ちイイ…!

目をぎゅっと瞑ると、瞼の裏に光がパチパチとはじけた。
トワのものが自分の奥を突くたびにどうしようもない感覚に襲われる。
ひどく泣きたくなって、もう何もかも手放してしまいそうで、必死に意識を繋ぎ止めた。
変なことを口走ってしまわないように。
みっともない自分を見られないように。

それにも関わらず、トワはまるでそれを切り離すかのように、何度も何度もリンクを揺さぶり続ける。

「せんぱ、せんぱッい、も、もう、っぅ……ぇ、、っアァッ!?」

激しい責めに悶えながら、トワの顔を見ようと振り向くと、体を抱えられ向かい合うようにされて、また深く入れられてしまった。
そして、綺麗な顔が静かに近づいてきて
深く深く口付けを受ける。

「んぅ……っ」

かすかな水音と、小さな喘ぎ

まるで夢中だった
先輩はきっと、今この瞬間に飲まれてしまっていて、
半端に留まっている自分の声は届かないんだ。
自分だけが、この行為に抵抗している。


……もっと、
この人に身を任せてもいいのだろうか。


リンクは口付けを精一杯受け止めながら
トワの瞳を恐る恐る覗くと
彼はただただまっすぐにリンクを見ていた。
奥に宿る炎のような煌めきを
まっすぐにリンクだけに向けていた。

「ーーーっ」

それに捕らわれた瞬間
火がついたように下から快感が昇ってくる。

(ぁ、ダメだーー)

気が付いた時にはもう遅かった。

「っあーーー!!!」

重なる唇を強引に解いて、天を仰ぐ。
頭が真っ白になる、体はガクガクと震えているのに、トワはそれに気付いたのか、より一層強く腰を打ち付けた。
下からくるためらいのない動きにリンクは、狂いそうな程の快感を受け止めるしかなかった。

「あっああ!!せんぱぃっ、せん…っ、あットワ!トワぁぁっ、んっ、ッふ、アァッ…!…っき、もち…ぃよぉッ!」

何もかもわからなくなって、この強すぎる衝動をうまく閉じ込めておけなくて、リンクはとうとう思いのままに気持ちいいと声にだしてしまった。


すると、それまで沈黙を貫いていたトワがはじめて言葉を漏らす。

「やっとこっちに、きた…」

「っえ…?」

「おまえが俺に全部くれるの……ずっと待ってた、から」

そう言って、ふわりと、こんな燃えるような行為に似合わない笑顔を見せて、
トワはまた腰をリンクに押し付けてくる。

下からの突き上げに、リンクは耐えられなくなって、泣きながらトワに抱きついた。
感じすぎて震えている背中を優しく撫でられ、それなのにずっと止まらない揺れに
リンクは哀しくて泣いていた。







もう戻れない
きっと、もっと変えられていくのだろう
この、優しくて強引な彼に
身も心も、変えられていく
今までの自分には戻れないんだ
そう思って泣いた

けれど、本当は望んでいたのかもしれない
何も考えず、ただあなたが好きだと
そう伝えられる日がくればいいと
想いが繋がりあった時には、もう
そう願っていたのかもしれない

何も隠さないで、そのままの自分を見せても
あなたは嫌わないでいてくれるだろうか
怖くて怖くて隠し続けたものを
今日、見つけられてしまった








しくしく泣いていると
熱くてかたい手のひらが
泣いているリンクの顔を強引に持ち上げ
優しく頬を撫でた。


「大丈夫だよリンク」


そう言ってきつい程に抱きしめてくる。
その逞しい身体に、リンクはまた泣いてしまった。
泣くなんて可愛いものじゃない、大泣きだ。
わんわん、顔中がぐちゃぐちゃになるくらいみっともなく泣いていた。
それをトワは、仕方ないなぁって顔して、それでも愛しくてたまらない、そんな顔をして
リンクの背中をずっと撫で続けた。


























君の凜とした瞳が好きだった
迷いのない瞳が自分に向けられるのも

さようならがいつかくるのなら
後悔なんてしたくない
だからおまえの手をとったし、体も心もぜんぶおまえにあげた
それなのにおまえは、いつからか怯えた瞳で俺を見てくるようになった
全てを見せてなんて、そんな事望まないけど
寂しかったよ、俺はそんなに頼りないかな


泣かないでほしい、怖がらないでほしい
俺はいつかいなくなるかもしれないけれど
そんな時の為に、怯えておまえと生きるのは嫌なんだ
我儘かもしれないけれど、聞いてほしい


もっと俺の事を見て
俺の好きな迷いのない瞳で、俺の事を見て




俺と一緒に生きてよ



























わんわん子供のように泣くリンクを見て
あぁ、やっと君が来てくれたと胸がふるえた。
トワはぎゅっと、小さな傷だらけの体を抱きしめて温かな柔らかい熱を感じる。






大丈夫だよ、リンク







そう自分にも彼にも言い聞かせて
瞳を閉じた。


少しの涙が流れたけれど、
それは幸せの涙だった。


































「  ーcallingー  」






















 
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ーcallingー

キーワードタグ トワブレ  ゼルダの伝説  リンク  R18 
作品の説明 この息吹君は結構記憶取り戻してる息吹君(*´-`)
何年も何年も小説を書くという事を気付かずに封印してたのに、トワブレで封印は解かれました。
R-18小説書くのもこれがはじめてでした(//∇//)
ーcallingー
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「あっやめて、やめて先輩っ」




グイッと両腕を後ろに引かれ、強く深く貫かれる。
後ろから生々しい水音と肌のぶつかる音が聞こえ、耳を塞ぎたくなるけれど、
腕をトワに引かれてしまいどうしようもない。
頭に響くほどの快感を受け止める事ができなくて、
ただ涙をこぼしながら恥ずかしい言葉を口からだすしかなかった。

「あっ、アッ!ああぁっ、せんぱ、やめ、やめてぇ…っ」

気持ちいい気持ちいい気持ちイイ…!

目をぎゅっと瞑ると、瞼の裏に光がパチパチとはじけた。
トワのものが自分の奥を突くたびにどうしようもない感覚に襲われる。
ひどく泣きたくなって、もう何もかも手放してしまいそうで、必死に意識を繋ぎ止めた。
変なことを口走ってしまわないように。
みっともない自分を見られないように。

それにも関わらず、トワはまるでそれを切り離すかのように、何度も何度もリンクを揺さぶり続ける。

「せんぱ、せんぱッい、も、もう、っぅ……ぇ、、っアァッ!?」

激しい責めに悶えながら、トワの顔を見ようと振り向くと、体を抱えられ向かい合うようにされて、また深く入れられてしまった。
そして、綺麗な顔が静かに近づいてきて
深く深く口付けを受ける。

「んぅ……っ」

かすかな水音と、小さな喘ぎ

まるで夢中だった
先輩はきっと、今この瞬間に飲まれてしまっていて、
半端に留まっている自分の声は届かないんだ。
自分だけが、この行為に抵抗している。


……もっと、
この人に身を任せてもいいのだろうか。


リンクは口付けを精一杯受け止めながら
トワの瞳を恐る恐る覗くと
彼はただただまっすぐにリンクを見ていた。
奥に宿る炎のような煌めきを
まっすぐにリンクだけに向けていた。

「ーーーっ」

それに捕らわれた瞬間
火がついたように下から快感が昇ってくる。

(ぁ、ダメだーー)

気が付いた時にはもう遅かった。

「っあーーー!!!」

重なる唇を強引に解いて、天を仰ぐ。
頭が真っ白になる、体はガクガクと震えているのに、トワはそれに気付いたのか、より一層強く腰を打ち付けた。
下からくるためらいのない動きにリンクは、狂いそうな程の快感を受け止めるしかなかった。

「あっああ!!せんぱぃっ、せん…っ、あットワ!トワぁぁっ、んっ、ッふ、アァッ…!…っき、もち…ぃよぉッ!」

何もかもわからなくなって、この強すぎる衝動をうまく閉じ込めておけなくて、リンクはとうとう思いのままに気持ちいいと声にだしてしまった。


すると、それまで沈黙を貫いていたトワがはじめて言葉を漏らす。

「やっとこっちに、きた…」

「っえ…?」

「おまえが俺に全部くれるの……ずっと待ってた、から」

そう言って、ふわりと、こんな燃えるような行為に似合わない笑顔を見せて、
トワはまた腰をリンクに押し付けてくる。

下からの突き上げに、リンクは耐えられなくなって、泣きながらトワに抱きついた。
感じすぎて震えている背中を優しく撫でられ、それなのにずっと止まらない揺れに
リンクは哀しくて泣いていた。







もう戻れない
きっと、もっと変えられていくのだろう
この、優しくて強引な彼に
身も心も、変えられていく
今までの自分には戻れないんだ
そう思って泣いた

けれど、本当は望んでいたのかもしれない
何も考えず、ただあなたが好きだと
そう伝えられる日がくればいいと
想いが繋がりあった時には、もう
そう願っていたのかもしれない

何も隠さないで、そのままの自分を見せても
あなたは嫌わないでいてくれるだろうか
怖くて怖くて隠し続けたものを
今日、見つけられてしまった








しくしく泣いていると
熱くてかたい手のひらが
泣いているリンクの顔を強引に持ち上げ
優しく頬を撫でた。


「大丈夫だよリンク」


そう言ってきつい程に抱きしめてくる。
その逞しい身体に、リンクはまた泣いてしまった。
泣くなんて可愛いものじゃない、大泣きだ。
わんわん、顔中がぐちゃぐちゃになるくらいみっともなく泣いていた。
それをトワは、仕方ないなぁって顔して、それでも愛しくてたまらない、そんな顔をして
リンクの背中をずっと撫で続けた。


























君の凜とした瞳が好きだった
迷いのない瞳が自分に向けられるのも

さようならがいつかくるのなら
後悔なんてしたくない
だからおまえの手をとったし、体も心もぜんぶおまえにあげた
それなのにおまえは、いつからか怯えた瞳で俺を見てくるようになった
全てを見せてなんて、そんな事望まないけど
寂しかったよ、俺はそんなに頼りないかな


泣かないでほしい、怖がらないでほしい
俺はいつかいなくなるかもしれないけれど
そんな時の為に、怯えておまえと生きるのは嫌なんだ
我儘かもしれないけれど、聞いてほしい


もっと俺の事を見て
俺の好きな迷いのない瞳で、俺の事を見て




俺と一緒に生きてよ



























わんわん子供のように泣くリンクを見て
あぁ、やっと君が来てくれたと胸がふるえた。
トワはぎゅっと、小さな傷だらけの体を抱きしめて温かな柔らかい熱を感じる。






大丈夫だよ、リンク







そう自分にも彼にも言い聞かせて
瞳を閉じた。


少しの涙が流れたけれど、
それは幸せの涙だった。


































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