sungen

お知らせ
思い出語りの修行編、続きをpixivで更新しています。
旅路③まで書きました。
鯰尾と今剣は完結しました(^^)pixivに完全版が投稿してあります。
刀剣は最近投稿がpixivメインになりつつありますのでそちらをご覧下さい。
こちらはバックアップとして置いておこうと思ってます。

ただいま鬼滅の刃やってます。のんびりお待ち下さい。同人誌作り始めました。
思い出語り続きは書けた時です。未定。二話分くらいは三日月さん視点の過去の三日鯰です。

誤字を見つけたらしばらくお待ちください。そのうち修正します。

いずれ作品をまとめたり、非公開にしたりするかもしれないので、ステキ数ブクマ数など集計していませんがステキ&ブクマは届いています(^^)ありがとうございます!

またそれぞれの本丸の話の続き書いていこうと思います。
いろいろな本丸のどうしようもない話だとシリーズ名長すぎたので、シリーズ名を鯰尾奇譚に変更しました。

よろしくお願いします。

妄想しすぎで恥ずかしいので、たまにフォロワー限定公開になっている作品があります。普通のフォローでも匿名フォローでも大丈夫です。sungenだったりさんげんだったりしますが、ただの気分です。

投稿日:2019年11月13日 00:04    文字数:2,743

十二国記新刊(四巻分)の感想※ネタバレ注意

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十二国記新刊 白銀の墟 玄の月(四冊全部読んで)の感想です。

ネタバレです!!
1 / 2
ネタバレです!!
1から4巻まで全部読んでない人は回れ右!!

1 / 2
2 / 2


とりあえず李斎さんはもう相変わらず超人。これはいいですよね。
本当、戴の人は李斎さんに足向けて眠れないレベルの逸材。これもいいですよね。

李斎さん、軍には珍しい癒やし系お姉さんで強くてしかも可愛いってそりゃねえ…。
しかもめっちゃ必死で戦ってたらもう…男なら放っておけなくて応援しちゃうよ…。(私は女だけど)
仙人になれて里木に子供ができる世界だから女性も戦いやすいんだろうけどそれにしたって凄すぎる。

個人的に、阿選が李斎に出会ってなかった事が。めっちゃ衝撃だったのですが。
ちょ、阿選!お前ドジっ子かよ…他人に対する無関心やうっかりもここまで来るとちょっと萌えるんだけど、ってなりました。
阿選は李斎に会わなかった。これこそが天の配剤というやつでは?
私はなんかこう、多分、驍宗さまは天に『臣下を大切にするところ』を買われたんじゃないかって思います。
彼の臣下大好き具合は異常なほどで、配下なら全部、え?モブじゃね?って人まで名前知ってる。
驍宗さんって絶対に名簿見て悦になる教師タイプじゃ…?
つまり人こそを宝と思ってる人なんだろうなぁって思います。
人を傀儡にした阿選とは対照的だ。

(十二国記ではモブはそもそも名前が出てこないんですけどね。番外編とか既刊で名前の出ているキャラは絶対に使われると実感…。最後まで読んで分かるんですが…死んでしまうキャラは描写が少なく、感情移入があまりできないようになっているという…凄い…(これはさすがに結果論、私がああ、この人死んじゃったのか…悲しいけど仕方ないな、って後で感じただけかもしれないですが))

もし李斎に会っていたら、おそらく阿選は謀反を起こさなかったと思う。
阿選はおそらく自分の思いを誰かに分かって欲しかったんだと…。
影である事に嫌気が差していたなら復讐より何よりもそういう共有を望んでいたと思います。
李斎の生き方を見たらそういう道もあるんだなって思って、少しは変わったかもしれない。
二人が会話する番外編ワンチャン無いかな、討たれたみたいだし無いか…。

驍宗さまに対して阿選が
「うぇああぁああ!こいつ!まじこいつ!!」
「あー…すっげー邪魔!俺より凄いの分かるけど!」
ってなってるのは、自分一人ではないんだとそういう事が思えたら良かったんじゃないかな……。
多分、阿選さんは本来、武術一辺倒で人付き合いめんどいって人なのでは…。
使われることに疑問もない感じだし。

泰麒ですが、かなり優遇されて良かったなぁという感想。
本当に良かった。ちゃんと活躍できた。
これはもう彼の苦悩と、精神力と努力を賞賛するしかないです。
あの小さかったあの子が…、感慨深い…。しんどかったけど頑張ったよ君は…。
みたいな感じは皆持ってるんだろうなぁと思います(^^;)

李斎さんはもう軍を引退して驍宗様のお嫁さんになれ王后でいいよ!!って思っちゃうレベルだなもう。もう。もう。もう!!なんてこった!!(王様は初めから結婚してないと野合だったかもしれないけど。それでもいいよ)

でも、隻腕でも普通に大丈夫になって(このへんチートすぎる。まあ、そうじゃないかと思ってたけど)多分まだ現役続けそうで、それが嬉しい。

十二国記の一番凄いところは、彼等はみな仙人で年を取らないって事ですよね。
不老不死ですよ?みんな大好き不老不死。
ただ、そのせいで、不老不死になってしまった官吏や軍人が沢山居すぎるので、横並びになって、あとはもう権力しか求める物が無くなっている…。
お互いの優劣にしか依るものが無くなってしまうんだと思います。
永遠に変わらない、家族も仙にできる。となれば変化する物はそのくらい。
長命だから恋愛感情もぶっちゃけ希薄じゃね?軍人とか官吏とか絶対枯れてるよお前ら…。
だから同僚が王になったりしたら穏やかでは居られない。そういう事なんだと思います。

阿選も多分、それで人に興味があまりなかったんじゃ無いかなと。
驍宗様ももしかしたら、王にならなかったら…阿選みたいになってた?って思いますけど、彼は元々、部下マニアだったようなので、やっぱりそこを買われたんじゃ無いかなぁ。

新しく得るものの大切さっていうのがなんか身にしみるなぁ…と思いました。

あとTwitterで『李斎さんが天に期待してないってのがツボる』という感想読んだのですが、めっちゃ同意しました。
あーハイハイ勝手にやるからもういいよおまえらはー。泰麒だけ治してくれれば。って感じ出てましたね。
李斎様にかかると天が便利な病院扱い。
「天ってなんだろー」「これが天じゃね?」って皆さんがのんびり哲学しているときに、李斎さんだけが実態を知ってるので現実を見てるという。苦笑するしか無い。
続きがあってくれればいいなぁと思いますが。まあ、とりあえず区切りが付いてよかったと思います。

結果には満足しています。泰麒も驍宗様も李斎さんも生き残って…。
飛燕や静之が死んじゃったのは悲しいけど…。

琅燦はあれ、普通に驍宗様が好きですね。
行動は終始一貫している。
裏切ったんじゃ無くて、天の事が気になるから試したんだと思います。
こういう状況なら一体どうなるんだろうと。気になる気持ちは分かる。
まあ民放置はどうかと思うけど。動くに動けなかった、それなりに被害を減らそうと頑張っていたという感じで。
確かに悪いけど、やっぱり良くも無い。って感じ。
まあさすがにおとがめ無しって事は無いだろうからいいや。ありそうで恐いけど。

阿選は琅燦をよりどころにしたかった感がありますが、一方通行という…。コミュ障だなみんな。

十二国記は救いがあって安心する…。
鬼滅の刃の千倍優しい世界だ…。こんな優しい作品があると久しぶりに思い出した。
(鬼滅はまだ結末がどうなるか分からないですが。作風やそもそも漫画だしジャンルも違うので単純に私が今気になっていると言うだけですすみません)

すみません。脱線した。

もし途中で李斎さんが死んじゃっていたら、後生で廟くらいできるんじゃ無い?もう天に迎えてあげてよ…聖人だろ…ってレベルでしたね。正直、天のアレコレ考えている人よりも有能では…。頭良すぎだろ…さすがその人ありとうたわれただけある。

未だに何が凄いのかよく分からない更夜さんとかも掘り下げてほしいものです。

このくらいで。
すごく待ったけど、続きが読めて本当にありがたいなぁ、幸せだなぁって思いました。
ありがとう小野大先生…。ありがとうございます…。

 
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十二国記新刊(四巻分)の感想※ネタバレ注意
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1から4巻まで全部読んでない人は回れ右!!

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とりあえず李斎さんはもう相変わらず超人。これはいいですよね。
本当、戴の人は李斎さんに足向けて眠れないレベルの逸材。これもいいですよね。

李斎さん、軍には珍しい癒やし系お姉さんで強くてしかも可愛いってそりゃねえ…。
しかもめっちゃ必死で戦ってたらもう…男なら放っておけなくて応援しちゃうよ…。(私は女だけど)
仙人になれて里木に子供ができる世界だから女性も戦いやすいんだろうけどそれにしたって凄すぎる。

個人的に、阿選が李斎に出会ってなかった事が。めっちゃ衝撃だったのですが。
ちょ、阿選!お前ドジっ子かよ…他人に対する無関心やうっかりもここまで来るとちょっと萌えるんだけど、ってなりました。
阿選は李斎に会わなかった。これこそが天の配剤というやつでは?
私はなんかこう、多分、驍宗さまは天に『臣下を大切にするところ』を買われたんじゃないかって思います。
彼の臣下大好き具合は異常なほどで、配下なら全部、え?モブじゃね?って人まで名前知ってる。
驍宗さんって絶対に名簿見て悦になる教師タイプじゃ…?
つまり人こそを宝と思ってる人なんだろうなぁって思います。
人を傀儡にした阿選とは対照的だ。

(十二国記ではモブはそもそも名前が出てこないんですけどね。番外編とか既刊で名前の出ているキャラは絶対に使われると実感…。最後まで読んで分かるんですが…死んでしまうキャラは描写が少なく、感情移入があまりできないようになっているという…凄い…(これはさすがに結果論、私がああ、この人死んじゃったのか…悲しいけど仕方ないな、って後で感じただけかもしれないですが))

もし李斎に会っていたら、おそらく阿選は謀反を起こさなかったと思う。
阿選はおそらく自分の思いを誰かに分かって欲しかったんだと…。
影である事に嫌気が差していたなら復讐より何よりもそういう共有を望んでいたと思います。
李斎の生き方を見たらそういう道もあるんだなって思って、少しは変わったかもしれない。
二人が会話する番外編ワンチャン無いかな、討たれたみたいだし無いか…。

驍宗さまに対して阿選が
「うぇああぁああ!こいつ!まじこいつ!!」
「あー…すっげー邪魔!俺より凄いの分かるけど!」
ってなってるのは、自分一人ではないんだとそういう事が思えたら良かったんじゃないかな……。
多分、阿選さんは本来、武術一辺倒で人付き合いめんどいって人なのでは…。
使われることに疑問もない感じだし。

泰麒ですが、かなり優遇されて良かったなぁという感想。
本当に良かった。ちゃんと活躍できた。
これはもう彼の苦悩と、精神力と努力を賞賛するしかないです。
あの小さかったあの子が…、感慨深い…。しんどかったけど頑張ったよ君は…。
みたいな感じは皆持ってるんだろうなぁと思います(^^;)

李斎さんはもう軍を引退して驍宗様のお嫁さんになれ王后でいいよ!!って思っちゃうレベルだなもう。もう。もう。もう!!なんてこった!!(王様は初めから結婚してないと野合だったかもしれないけど。それでもいいよ)

でも、隻腕でも普通に大丈夫になって(このへんチートすぎる。まあ、そうじゃないかと思ってたけど)多分まだ現役続けそうで、それが嬉しい。

十二国記の一番凄いところは、彼等はみな仙人で年を取らないって事ですよね。
不老不死ですよ?みんな大好き不老不死。
ただ、そのせいで、不老不死になってしまった官吏や軍人が沢山居すぎるので、横並びになって、あとはもう権力しか求める物が無くなっている…。
お互いの優劣にしか依るものが無くなってしまうんだと思います。
永遠に変わらない、家族も仙にできる。となれば変化する物はそのくらい。
長命だから恋愛感情もぶっちゃけ希薄じゃね?軍人とか官吏とか絶対枯れてるよお前ら…。
だから同僚が王になったりしたら穏やかでは居られない。そういう事なんだと思います。

阿選も多分、それで人に興味があまりなかったんじゃ無いかなと。
驍宗様ももしかしたら、王にならなかったら…阿選みたいになってた?って思いますけど、彼は元々、部下マニアだったようなので、やっぱりそこを買われたんじゃ無いかなぁ。

新しく得るものの大切さっていうのがなんか身にしみるなぁ…と思いました。

あとTwitterで『李斎さんが天に期待してないってのがツボる』という感想読んだのですが、めっちゃ同意しました。
あーハイハイ勝手にやるからもういいよおまえらはー。泰麒だけ治してくれれば。って感じ出てましたね。
李斎様にかかると天が便利な病院扱い。
「天ってなんだろー」「これが天じゃね?」って皆さんがのんびり哲学しているときに、李斎さんだけが実態を知ってるので現実を見てるという。苦笑するしか無い。
続きがあってくれればいいなぁと思いますが。まあ、とりあえず区切りが付いてよかったと思います。

結果には満足しています。泰麒も驍宗様も李斎さんも生き残って…。
飛燕や静之が死んじゃったのは悲しいけど…。

琅燦はあれ、普通に驍宗様が好きですね。
行動は終始一貫している。
裏切ったんじゃ無くて、天の事が気になるから試したんだと思います。
こういう状況なら一体どうなるんだろうと。気になる気持ちは分かる。
まあ民放置はどうかと思うけど。動くに動けなかった、それなりに被害を減らそうと頑張っていたという感じで。
確かに悪いけど、やっぱり良くも無い。って感じ。
まあさすがにおとがめ無しって事は無いだろうからいいや。ありそうで恐いけど。

阿選は琅燦をよりどころにしたかった感がありますが、一方通行という…。コミュ障だなみんな。

十二国記は救いがあって安心する…。
鬼滅の刃の千倍優しい世界だ…。こんな優しい作品があると久しぶりに思い出した。
(鬼滅はまだ結末がどうなるか分からないですが。作風やそもそも漫画だしジャンルも違うので単純に私が今気になっていると言うだけですすみません)

すみません。脱線した。

もし途中で李斎さんが死んじゃっていたら、後生で廟くらいできるんじゃ無い?もう天に迎えてあげてよ…聖人だろ…ってレベルでしたね。正直、天のアレコレ考えている人よりも有能では…。頭良すぎだろ…さすがその人ありとうたわれただけある。

未だに何が凄いのかよく分からない更夜さんとかも掘り下げてほしいものです。

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