ROUND-ROBIN
視聴記録・考証ログhttps://pictbland.net/blogs/detail/173から派生
二次創作用
総当たり的にCP組ませてます
リバあり
思いつきエロや、ワンシチュ的な文字数少ないSS
サムネはきゃらふとで作った井上先輩
【SS目次】
新→旧の昇降順
花崎←小林 https://pictbland.net/blogs/view_body/734905
花崎+小林 https://pictbland.net/blogs/view_body/420051
花崎+井上 https://pictbland.net/blogs/view_body/414205
花崎←井上 https://pictbland.net/blogs/view_body/407846
花崎+明智 https://pictbland.net/blogs/view_body/408449
勝田×井上 https://pictbland.net/blogs/view_body/388232
井上×花崎 https://pictbland.net/blogs/view_body/387734
井上×花崎 https://pictbland.net/blogs/view_body/383207
晴彦×花崎 https://pictbland.net/blogs/view_body/382669
井上勝田花崎 https://pictbland.net/blogs/view_body/336124
大友→花崎 https://pictbland.net/blogs/view_body/342808
勝田×大友 https://pictbland.net/blogs/view_body/341450
井上×花崎 https://pictbland.net/blogs/view_body/336125
勝田×大友 https://pictbland.net/blogs/view_body/346078
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2017年09月05日 17:30
井上と花崎に巻きこまれる勝田 #3(ただし勝田はいない)
井上×花崎の両片想い
5話の新放水路の帰りで、井上と花崎2人きり
井上疲労困憊のふてくされモードで初キス
3320文字
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中村たちと帰るという明智を置いて、井上は車に乗りこんだ。
花崎は、後部座席に小林を引っ張りこむ。勝田が助手席に座った。
小林は膝を抱えて舟をこいでいる。勝田は寡黙、座持ちのよい花崎も口を開かない。
車内の沈黙に耐えかねて、井上はラジオをかける。流れたのはプロ野球中継だった。緩慢な試合運びは、話の糸口にもならない。
勝田と小林を下ろして、井上の緊張の糸が切れた。
幹線道路をはずれて、マンションの立ち並ぶ住宅街を抜ける。公園を見下ろす河川敷の路肩に、車を停めた。
「少し休む」
タクシーなり電車なりで帰れと言おうとしても、ため息になる。息苦しくなって、シートベルトをはずした。
「わかった」
短く言って、花崎は車を出ていった。
鉄道橋を私鉄が渡っていく。ここから五分も歩けば、駅に着く。
ラジオを止めて、シートを倒した。
人家の明かりは遠く、星も少ない。道すがら、犬の散歩やウォーキングをする人とすれ違ったが、今は通る人もない。
花崎には、山ほどの文句がある。二人きりになれば、とめどなく感情任せに言い募ってしまいそうだった。去ってくれてよかった。
それは早合点だった。
コンビニのレジ袋を下げた花崎が戻ってきた。リアシートに戻り、井上に温かいペットボトルの紅茶を渡す。
「お疲れ」
「帰ってもよかったんだぞ」
「やだよ。体濡れてるんだから、井上が送ってってくれるんだろう」
濡れねずみは井上も同じだ。車に着替えを置いているので、乾いたシャツを着ているだけ、花崎よりましだった。とはいえ、運転手扱いされるのはしゃらくさい。
「……前に乗れ」
「どうして?」
「言いたいことがある」
「後ろにいても、話はできるじゃん」
花崎はコンソールをまたいで、助手席に移った。ついでにルームライトをつける。
「どうして、かっちゃんを連れてきた?」
「いたから」
「かっちゃんの都合は、考えなかったのか?」
勝田が、部活動をかけもちし、家の手伝いをしていることを、当然花崎も知っている。遠慮会釈無く引きこむ様子が、目に浮かぶようだ。
「オレ、勝田に会ったの、久しぶりなんだよね」
花崎は水を飲む。
「こんな日に会ったって、やっぱ何かの縁だし、現場の状況はよくわかんないけど、機動力あった方がいいし、勝田は頼りになるから」
「頼りにならなくて悪かったな」
花崎は息を呑み、口をつぐんでしまう。
地下水路では、小林に「役立たず」と言われた。今になって怒りに火を入る。
「小林を入れたのも、俺では回らないからだろう?」
「小林は別件。そんなに、小林がいや?」
「最初から言ってる。危険だ」
「今日は、何か危ない目にあった?」
水に飲まれそうになったのは、二十面相の所業だ。小林は、明智に言われた通り、井上と二人でことに当たろうとしていた。
「……いや」
「チーズケーキ食べる?」
「ああ」
ベイクドチーズケーキのフィルムの端をはがして、花崎は寄越した。すぐに食べて黙れということらしい。
「勝田、団に戻ってくる?」
「それはない」
「そっか」
そっけなさに、惜しむ心がにじんでいる。
「おまえは、昔からかっちゃんがよかったよな」
「井上と勝田が一緒にいると安心できる」
「だから、俺では駄目なんだろう?」
「ニコイチが自然だったから、ずっとそうだと思ってたって話」
「明日、かっちゃんが事務所に来る。小林に食事作るって」
「本当に? やった!」
こどもっぽく花崎は万歳をする。
「何が嬉しい?」
あたたかいミルクティーと甘いケーキで、気持ちがほどけたところだった。やにわに、舌にこびりついたチーズケーキの塩気が、気にさわる。
「勝田が来てくれるし、小林を気にかけてくれてるのがいい」
「おまえは、みんな仲良しがいいんだ」
「みんな公平とか平等とかは、無理だってわかってるよ」
「どうして小林をかまうんだ? あいつも、うるさがってるだろう」
「かまいたいから」
「考えて答えろ」
「うーん……オレは花崎に貰われたけど、小林と同じ生活をしてたかもしれない」
「普通なら保護される」
小林は他者を傷つけるPKがある。要保護の申請は受けていても、本人が投降するより捕まえる方法はない。
「小林に安心できる相手がいたら、普通の生活をしてたよ。オレがラッキーだったってだけのこと」
花崎は前歴を話さない。躾が身につかない金持ちのドラ息子が板についているが、養子に入る前は、施設や親戚をたらい回しにされていたようだ。
「先生にも余計なことはするなって言われてるから、退くところは退いてるよ」
「身元不明のこどもが問題を起こしたら、事務所の責任になる」
「わかってる。でも、小林は賢いから、オレたちが気を遣う必要はないと思う」
「そうか」
「井上は、小林にもう少し気を遣ってもいいと思う」
「どっちなんだ?」
「やさしくして」
「おまえがいればいいだろう」
「今日みたいにオレがいないとき」
「善処する」
今日は明智の思いつきで、小林と組まされた。相性の悪さは改めて報告して、二度目は避けるのみだ。
花崎が、首元のバッジを引き上げた。着信のライトが点滅している。
「今? 井上と一緒だよ、先生」
声のトーンが一段明るくなった。
自分との会話がそれほど気鬱だったのかと、井上は向かっ腹が立った。
右脚を無くしてから、花崎が自分の顔色をうかがうようになったとは感じていた。それに苛立っては、当たっていたこともあった。忘れたころにわだかまりを思い出させるのだ。
小林に山ほどのハンバーガーを買う算段で、花崎ははしゃいでいる。帰り際も小林の空腹を心配して、花崎は食べ物を持たせていた。
小林と同列に並べられているのが、面憎い。明智との相違を見せつけられて、悔しい。
手を伸ばして、よく喋る唇の端をつまむ。
花崎は斜ににらんで、話を続ける。アルコールの入った明智の、たちの悪い冗談に、追従でなく笑っている。
口の端をつつくと、花崎は身をよじってドアの方へと逃げる。
勝田がいれば、止められている。無言で他人の体を触ってはいけないのは、常識だ。
花崎に触れたい衝動は、はじめて会ったときからあった。人懐こい動物のこどもを撫でたいと思う、それと同じだった。同級生と肩を寄せたり、小突いたりするように、特に意識したこともなかった。
このところ、花崎は、小林を連れ回している。井上は、明智のように、気の利いたことで笑わせることもできない。
ここにはいない二人にできないことを、井上はできる。
助手席のヘッドレストに手を置いて、コンソールに膝をつく。義足のライナーに入った水が、小波をたてている。
花崎はドアに背をつけ、手元のバッジに目を落とす。にじり寄られても、身じろぎするだけだ。
ドアにロックはかけていない。距離を詰められるのがいやならば、出ていけばいい。
遮ろうとする花崎の指先は、井上の肩口を押さえる。抗う力を感じない。
指が、花崎の太腿の下に滑りこんだ。湿った制服は熱を帯びて、体温をより生々しく感じさせる。じかに触れることができる間合いだ。
花崎の唇に触れないように、つまんだところにキスをする。
小林の箸使いに熱弁をふるっていた花崎は、手の甲でそこをこすった。花崎の横目に惨めに映らないように、井上は笑みを浮かべた。
むっと眉をしかめても、花崎は浮かれた語調を変えない。
言葉を重ねても、花崎はこの感情を理解できない。
花崎は井上のシャツの胸倉をつかんだ。明智に、にこにこと相づちを打っている。
いつにない乱暴な所作に、息が止まった。表情との食い違いに二度驚く。癇にさわるようなことがあっても、花崎に手をあげられたことはない。強く抵抗しないのをいいことに調子に乗りすぎた、と少しく反省した。
ぐいぐいと引っ張る膂力のたくましさに、井上の体勢は崩れそうだ。ドアの上のグリップをつかみ、これ以上前のめりにならないように腰を引く。
首を傾けた花崎が、唇を重ねる。甘いミルクティーのにおいが鼻をくすぐった。自分の息が花崎に反射している。
グリップをつかむ手に力を入れ、自分からキスをする。やっと唇の感触を手に入れた。指の腹と相違はないという冷静な判断と、誰でもできる方法ではなく花崎に触れた興奮がせめぎあい、鼓動が高まってきた。
花崎は手を離し、唇を指の背でこする。
「……どぶ臭い!」
と、重ねて井上を傷つけた。
井上×花崎の井上は、おおむねこどもっぽい
井上は「言わなくてもわかる」、花崎は「言ってもわからない」ので言葉が足らないのがデフォルト
二人とも疲れてるし、勝田が来てくれたのがご機嫌で、頭空っぽでグズグズ言い合ってるの見たい
この後の会話は、グダグダになったので割愛
言葉を重ねるほど、井上が鈍くて、卑下して曲解するし
理解している花崎は、それに振り回されて自信がなくなっていく悪循環は、井上が「好き」と言ったら終わる
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井上×花崎 https://pictbland.net/blogs/view_body/383207
晴彦×花崎 https://pictbland.net/blogs/view_body/382669
井上勝田花崎 https://pictbland.net/blogs/view_body/336124
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勝田×大友 https://pictbland.net/blogs/view_body/341450
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