ROUND-ROBIN
視聴記録・考証ログhttps://pictbland.net/blogs/detail/173から派生
二次創作用
総当たり的にCP組ませてます
リバあり
思いつきエロや、ワンシチュ的な文字数少ないSS
サムネはきゃらふとで作った井上先輩
【SS目次】
新→旧の昇降順
花崎←小林 https://pictbland.net/blogs/view_body/734905
花崎+小林 https://pictbland.net/blogs/view_body/420051
花崎+井上 https://pictbland.net/blogs/view_body/414205
花崎←井上 https://pictbland.net/blogs/view_body/407846
花崎+明智 https://pictbland.net/blogs/view_body/408449
勝田×井上 https://pictbland.net/blogs/view_body/388232
井上×花崎 https://pictbland.net/blogs/view_body/387734
井上×花崎 https://pictbland.net/blogs/view_body/383207
晴彦×花崎 https://pictbland.net/blogs/view_body/382669
井上勝田花崎 https://pictbland.net/blogs/view_body/336124
大友→花崎 https://pictbland.net/blogs/view_body/342808
勝田×大友 https://pictbland.net/blogs/view_body/341450
井上×花崎 https://pictbland.net/blogs/view_body/336125
勝田×大友 https://pictbland.net/blogs/view_body/346078
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2018年10月25日 16:07
山田くんと七人の魔女パロ
中の人つながり
小林が花崎と手もつなげないのが可哀相で、やまじょ設定だったらどうにかなるのではないかと軽率に考えて、どうにもならずに挫折したものをサルベージ
花崎←小林・井上・大友・山根
約2800字
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◆◆◆◆◆
打ち合わせを終えると、ピッポちゃんは帰った。
「井上、さっきの件、ちょっといい?」
花崎が、ふらふらとデスクに近付いてくる。
事務所には、野呂を除いた団員が揃っていた。人手が足りないので、あまり現場には出ない大友も、珍しく頭数に入っている。
明日、ある宗教本部から信者数名を連れだす。依頼人は、信者家族と元信者が作った被害者の会である。
「俺と小林は、別ルート考えておいた方がよくない?」
「代案はあるんだろうな」
井上はパソコンのモニタを地図に切り替える。花崎はスクロールさせながら、適当な場所を出した。
「タイミングがよかったら、地下鉄で移動して、合流できそうな地点はここ。井上が車で拾えねえ?」
指を指す花崎に生返事をして、井上は時刻表を調べる。
「悪くないな」
「やった」
「状況次第では使えるが……花崎?」
ほめられて調子に乗らないように、花崎に釘を刺しておこうと、井上は振り仰いだ。
花崎が間近に立っている。胸元しか見えない。
圧迫感に眉をひそめた井上の肩に手を置き、花崎は唇を重ねた。ふっと呼気を吹きこむように軽いキスだった。
ソファでメロンパンを食べていた小林が、あっと声を上げる。
「何やってるんだ!?」
井上は怒りをぶつけようとして、あっけにとられた。声は花崎のものだった。
視界も変わっていた。困ったような自分を見下ろしていることに、井上は憮然とする。
先日、花崎が珍妙な能力を身につけた。キスをした相手と人格が入れ替わってしまう。物真似する器用さのない小林から、花崎の口調で申告されて、疑うべくもなかった。
「……ごめん、井上」
「ごめんねぇ、井上」
飄々と大友が躍り出てきた。花崎に入れ替わった井上の眼鏡を額に上げて、キスをした。
井上は目をそらし、三秒数えて怒りをこらえられず、「おまえら」と言いながらにらんだ。
大友と、花崎の入った井上の体は、まだキスをしている。体ごと逃げようとする大友の腕をつかんでいるのは、井上だ。
目元を赤らめて息が上がっている自分の顔を、井上は直視できない。
「……しつこい」
大友が顔を離した。口元を手の甲で拭きながら肩で息をつく。
「これは、どういうことだ?」
花崎の声では怒りが上滑りしているようで、井上はますます苛立つ。
大友が入った井上は、椅子ごとくるっと向き直る。
「井上の体に興味があってさ」
肘掛に頬杖をついて脚を組み、大友は顔を明るくした。
「何だ、結構動くんじゃん」
「悪いか」
「いや。可動領域が思ったより広くてびっくりしてる。痛みもないね」
大友は立ち上がって、右脚を上げたり曲げたりしている。
井上は、はっとして、数歩歩いた。
右足が床を踏む感覚がある。体が軽い。中学時代に戻ったようだ。膝も足首も不安を持たなくていい。
どこまで花崎の体を自由に動かせるのか、井上は試したくなった。
山根が止める声も聞かず、屋上に上がる。
手すりにワイヤーのアンカーをかけた。ためらいなく手すりに乗り、後方に飛び降りる。
体で覚えたことは忘れないというが、他人の体はやはり勝手が違う。想定より宙に浮いている時間が長い。
事務所の強化ガラスに足をつきそうになった。ワイヤーを手繰り、逆さになりそうな姿勢で窓枠に爪先をつく。広い壁面に両足を休めてひと息つき、滑るように地面に下りた。
「しばらくこの体でもいいな」
皆の元に戻って、井上は言った。
「俺もかまわないけど、花崎はどう?」
「大友の体だと、何か面倒がありそうだからなあ」
「そうか、井上の体なら面白いこと色々できるな」
大友は花崎ととぼけた会話をして、手元の電話をかけはじめた。長い沈黙の後、口を開いた。
「……かっちゃん、会いたい……さびしい」
最後まで言わせず、井上はフックを押した。
「勝田を巻きこむな」
「代弁してあげただけじゃない。もう、井上先生ってば素直じゃないんだから」
「通信記録チェックされているかもしれない」
「警察って、プライバシーないの?」
「で、明日このままで仕事すんの?」
大友は長い足を組み替える。
「それでもいいな。これなら自由に動ける」
「俺、保護対象乗っけて車運転するのは不安あっけど?」
花崎がさして不安はなさそうに言う。花崎は運転はできるが、無免許だ。過失があれば、失点は大友につく。
「じゃ、俺と花崎は替わるか」
「井上になっても、運転しにくいのは同じじゃね?」
事務所名義のセダンは、井上の体に合わせて改造されている。ペダルやシフトレバーの勝手が、他の車と違う。何より、花崎が心配しているのは、他人の体をうまく扱えるのかということである。
「そんなに俺の体が気に入った?」
「よく動けるからな」
「別にその体使ってもいいけど、うちは食事残したら、結構大事になっから」
花崎はため息をつく。
「全部食べないと、異物が入ってたんじゃないかってシェフやメイドが大騒ぎだし、なかったら体がおかしいって医者呼ばれるし、気分で残したら赤石さんに叱られる」
「大変だね、お坊ちゃんは」
「体が違うなら味蕾も違って、何でも食べられるかもしれない」
井上は理屈をこねる。
「いつまでごちゃごちゃやってるんだ!」
小林がわめきだした。
「花崎! さっさと元に戻れ」
「ごちゃごちゃ言ってるのは、俺じゃなくて井上」
大友に入っている花崎は、自分の体を指した。
「なあ、小林少年。このまま戻らなかったら、どっちの花崎につくんだ? 体? 心?」
常には見せないにやにや笑いをする井上を、小林は気味悪そうに見る。心と体が一致していないと思い出して、小林は、怒鳴った。
「両方揃ってる方に決まってんだろ!」
「超論理、たまんないねえ」
「本当に戻ってくださいよ。僕も混乱してきました」
山根も苦笑いしている。
「山根、現状を楽しみなよ」
「井上先輩の顔に、大友先輩の言葉がミスマッチです。生理的に受けつけません」
「探究心とか遊び心とか、わかってないよね。だから、山根はダメなんだよ」
にこやかに忌憚なく意見する後輩に不満を洩らし、大友はちょいちょいと花崎を指で招く。
井上は、大友と事も無げにキスする自分から目をそらす。
「小林、来いよ」
自分の声がラフに小林を呼ぶことも、井上は聞くに堪えずに顔をしかめる。
小林はいぶかしがりながら近付いてきた。手をつかまれて、小林は井上の左足に馬乗りに座らされた。
「井上と俺の交換に慣れたら、きっと楽しいぞ。ずっと一緒にいられる」
小林は怪訝そうに言い返す。
「今だって、かなり一緒にいるぞ」
「学校行ったり、家帰ってる時間も」
「花崎、調子に乗るな」
井上がさえぎった。
「仕事のときだけだ」
「井上の都合のいいときだけ交換? フェアじゃないよ」
大友がまぜっかえすわ、自分の体は小林を抱き締めるわで、井上はむっとしている。我が身は棚に上げて、自分の体が軽佻浮薄な言動をすることは我慢ならないのだ。
「ずっと一緒にいたいよな、小林?」
「別に。おまえ、花崎じゃないし」
小林はぐいぐい井上の体を押しやり、膝から下りた。
「花崎は僕を抱っこしたりしない」
大友の体に入ったままの花崎は、細い体をのけぞらせて笑っている。
◆◆◆◆◆
花崎の体←井上の人格
大友の体←花崎の人格
井上の体←大友の人格 が入っているということ
次に読み返すときは、自分でもわからなくなっていそうなのでメモ
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花崎←小林 https://pictbland.net/blogs/view_body/734905
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井上勝田花崎 https://pictbland.net/blogs/view_body/336124
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勝田×大友 https://pictbland.net/blogs/view_body/341450
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勝田×大友 https://pictbland.net/blogs/view_body/346078




