[Ⅵ番街]華焔 碧(かえん あおみどり)

※当サイトの作品は全て個人の創作したフィクションです。

※オリジナルの創作で、キャラ固定、設定非固定で好きに描いてます。

※実在の人物・団体・宗教・政治・思想・事件・歴史とは一切関係がありません。

※予告無く流血・暴力・残酷描写が含まれている場合があります。

※作品の説明とタグはネタばれやオチが判ってしまうのを防ぎたいので、必要最低限に留めています。

投稿日:2018年04月13日 00:42    文字数:5,461

小話・会話文2

ステキ数は非公開です
コメントを送りました
ステキ!を送りました
ステキ!を取り消しました
ブックマークに登録しました
ブックマークから削除しました
創作ログに書いた会話文のまとめです。
キャラの設定や性格は話によって変動しています。

※設定が書かれていない場合、基本設定の職業は芸人になります。
※残酷・体罰描写の含まれたお話が二話あります。
1 / 11
小話・会話文2

『目次』

【時見 刻と在時 香実と御階 良世】2頁

【口成 白と御面 玄と風待 永之】3頁

※残酷描写有
【先輩芸人と後輩の自分】4頁

【木土 最と在時 香実と百初 和次】5頁

【七夕の短冊を見てみた。】6頁

【雲紋 天と百初 和次と時見 刻】7頁

※体罰描写有
【時見 刻と名も無き二人】8頁

【在時 香実と百初 和次と御階 良世と雲紋 天】9頁

【風待 永之と百初 和次と御階 良世】10頁

【枯月 景】11頁

1 / 11
2 / 11


2017/03/10
【時見 刻と在時 香実と御階 良世】

‐設定‐
場所:事務所


在時
「あ! 時見さん!」

時見
「在時。どうしたの?」

在時
「さっき、時見さんに似てる人がいて……オレ、間違えて話しかけちゃったんですよ」

時見
「オレに似てる人? そんなに似てたの?」

在時
「はい。でも顔をよく見ると違う人で……ビックリしちゃって、慌てて謝ったんですよ」

時見
「あははは。災難だったね」

御階
「オレもあの時一緒にいたぞ。結構似てたな」

在時
「御階さんも思ったんですね」

御階
「ああ。顔は時見よりイケメンだったけどな」

在時
「ちょっ! 失礼! でも…確かにちょっとカッコイイって思いました」

時見
「…それ、似てないよね……」


◇でも似てる。
 そういう事ってよくある事だと思ってます。
 時見ゴメンね!

2 / 11
3 / 11


2017/03/14
【口成 白と御面 玄と風待 永之】

 ‐設定‐
場所:楽屋


口成
「はあ~~~」

御面
「………」(本を読んでいる)

口成
「…………あ~…あの人、誰だったんだろ?」

御面
「………………」(コーヒーを飲んでいる)

口成
「今のオレに質問とか無いの?」

御面
「え? ………無いけど…」

口成
「ああ…そうですか……」
(ちょっとしか見れなかったけど、さっきの男(こ)綺麗な顔だったな…。それに比べてコイツは……顔は良いんだけど性格が良くない)

風待
「なあ! さっき廊下で綺麗な男とすれ違ったんだけど! お前ら名前とか知らないか!?」

御面
「ああ、知ってるよ。たまに会話するくらいだけど」

口成
「はあ!!?? なんで知ってんだよ!!!」

御面
「なんで怒るの?」


◇救いようが無いメンツ。
 あ、御面は意外とまともっぽいかも。

3 / 11
4 / 11


2017/04/21
【先輩芸人と後輩の自分】

‐設定‐
場所:本番前の舞台上


‐月‐日

仲が良いとは言えない先輩芸人が死にました。

まだ誰もいない舞台の上で。

首を吊っていました。

舞台上の照明に紐を括りつけて。

舞台衣装のスーツを着て。

髪もしっかりと整えて。

顔もちゃんと髭を剃って。

サンパチマイクの前で死んでいました。

普段の漫才をするように彼の立ち位置で。

片側はしっかりと一人分開いていました。

相方さんの立ち位置をしっかりと開けていました。

どうやってあの上に一人で紐を括りつけたのでしょうか?

何故ここで死んだのでしょうか?

親しくは無かったので解らないです。

会っても特に会話をする事が無い人でした。

彼の相方が今朝亡くなった報せを思い出しました。


◇誰が視点のお話なのかは、特に決めていません。

4 / 11
5 / 11


2017/06/26
【木土 最と在時 香実と百初 和次】

‐設定‐
場所:事務所の廊下・階段付近


百初
「あれ? いない? この辺りから聴こえたんだけどな……」

在時
「あ、ももちゃん! この辺で歌ってる人いなかった?」

百初
「え? このちゃんも探してたの?」

在時
「ももちゃんも聴いたんだ。綺麗な声だったからさ……どんな人なのかな~って思って」

百初
「俺も。歌も上手かったよね。顔見たかった~!」

在時
「どこ行っちゃったんだろ?」

木土
「探し人ですか?」

在時
「木土!!! ねえねえ! ここで歌ってた人がいたみたいなんだけどさ、誰か知ってる?」

木土
「歌ってた? 大声でですか?」

百初
「大きくはなかった。鼻歌みたいな音量より小さい声」

在時
「でも綺麗な聴き取りやすい声でさ。誰が歌ってるのか見たくて来たんだけど」

百初
「そうそう。でもここに来たらもうどこかに行っちゃったみたいで……」

在時
「せめて声だけでも良いから、もう一回聴きたい!」

木土
「……まるで春鳥の鳴き声を聞いて探している感覚ですね」

在時
「ああ~確かに今、そんな感じだ。鳥で例えるならウグイス」

百初
「僕はメジロ」

木土
「声だけでそこまで思わせるとは……相当な美声だなこれは」


◇美声は良いですよね。
 そして顔も良ければもう最高です!

5 / 11
6 / 11


2017/07/13
【七夕の短冊を見てみた。】

‐設定‐
場所:事務所の物置小屋


七夕の短冊を片付けるように言われたけど、捨てる前にみなさんの書いた短冊を見ちゃおう。
本当は良くないけど……誰にも言わないから良いよね!

☆枯月 景
[欲しかったゲームを買えました。]
(願い叶っちゃってる)

☆木土 最
[それは良かったですね。]
(枯月さんの返信だ)

☆御階 良世
[アイツを燃やす!!!]
(だれを燃やすつもりなんだ?)

☆在時 香実
[いろんな仕事がたくさんできますように。もちろんボクもがんばります]
(なんて良い子なんだ……)

☆口成 白
[あのメガネやろうを天の川に送れますように]
(なんでそんなに嫌いなんだ?)

☆御面 玄
[賞レース優勝祈願]
(眼中に無いし。そして真面目)

☆雲紋 天
[願っても叶わないので自力で叶えます]
(現実的だけど努力家だ)

☆百初 和次
[好きな人と両想いになれますように]
(可愛い! ピュアだ!)

☆時見 刻
[恋人がほしいです……]
(一番願い事っぽい!)

☆風待 永之
[ぜったいにりゃくだつする]
(なにを奪い取るつもりなんだ!)

☆目前 純
[帰りに公共料金を払う、ハブラシとハミガキ粉を買う]
(なんでこれを買い物メモにしたの!?)

☆吉矢 文
[シャンプーも買った方が良い]
(こっちも返信だ……なんで把握しているの?)

……まともな短冊が無いな。
でもそれなりにイベントに参加はしている雰囲気だな。


◇考えてみるとキャラの性格がでますね。

6 / 11
7 / 11


2017/12/25
【雲紋 天と百初 和次と時見 刻】

 ‐設定‐
場所:劇場の楽屋


 ‐午前‐

百初
「雲紋さん、おはようございます」(お辞儀)

雲紋
「うん。おはよう」

百初
「雲紋さん、今日もかっこいいです」

雲紋
「ありがとう」

 ‐午後‐

百初
「雲紋さん、お疲れ様です」(お辞儀)

雲紋
「お疲れ様」

百初
「雲紋さん、今日のネタも袖で見ました。すっごく面白くて、勉強になりました」

雲紋
「そう言ってもらえて嬉しいよ」

 ‐夜‐

百初
「雲紋さん、今日もお疲れ様でした」(お辞儀)

雲紋
「お疲れ様。寒いから風邪ひかないように、これ持って帰りなさい」

百初
「ホットミルクティーですね。ありがとうございます。お先に失礼します」

雲紋
「気をつけて帰えりなさい………。今日も和次は可愛かったな。なんであんなに可愛いんだろう? 不思議だ。全く分からない。あの子に袖で見守られると必ず客ウケが100倍良くなるのも不思議だ。俺の為に生まれてきた笑いの女神なのかもしれない。お前もそう思うだろ?」

時見
「え~と、そう思うならそうなんじゃない?」
(この人…百初に会うと最後は絶対に気持ちが悪くなるな……)


◇クールに気持ちが悪い雲紋。

7 / 11
8 / 11


2018/01/16
【時見 刻と名も無き二人】

 ‐設定‐
場所:事務所


 ‐ロビー‐

時見
(……あの人、誰だろう? 初めて見る人だな)
「ねえ、君誰? 社員さん? 芸人?」


「あ、すみません。気づかなくて……」

時見
(うわ! 男なのにすごい美人! 声も美声だ!)
「あ、良いよ。気にしないで。俺は時見 刻」


「ありがとうございます。僕は―――」

??
「オレの相方になにか用があるのか?」

時見
「え!? あ、相方…さん。いや、初対面だから自己紹介を……」

??
「オレはお前と同期の芸人だ。人数が多いから知らないだけだ」


「そんな言い方は失礼だよ……」

??
「お前は黙ってろ!」


「うん……」

時見
「ああ、怒らないであげて。知らなかったのはゴメンね。で、二人の名前は?」

??
「×××と××だ。ネタ合わせがあるからもう行くぞ」

時見
「分かった。ありがとう」


「あの、気を悪くしたらごめんなさい」

時見
「大丈夫だよ。頑張ってね」


 ‐空き部屋‐


「ねえ、いくら同期だからってあんな言い方は良くないよ」

??
「それは悪かった……。で、お前もオレに言うことがあるんじゃないのか?」


「え?」

??
「勝手にどこかに行くなって言っただろ?」


「でも、すぐ戻るつもり―――」

バシッ!


「っ! 痛い! やめて!」

??
「だったら言う事は聞け!」


「うん……」


◇名無しのDVカップル。
 ログに載せたときは名無しでしたが、現在は名前が決まっています。

8 / 11
9 / 11


2018/03/14
【在時 香実と百初 和次と御階 良世と雲紋 天】

 ‐設定‐
場所:劇場の楽屋


在時
「おはようございま~す。」

百初
「あ、香実おはよ! これね、雲紋さんがくれたんだ! 在時と一緒に食べなさいって」

在時
「ひなあられだ。オレも御階さんから桃味のお菓子貰ったんだ」

百初
「3月だね~」

在時
「ひな祭りだな~」

百初
「ひなあられ一緒に食べようよ」

在時
「ありがとう。オレのお菓子も一緒に食べよう」

百初
「やった! ありがとう。――うん美味しいね」

在時
「甘くて美味しい~。後でさ、御階さんと雲紋さんにもう一度お礼言いに行こうか」

百初
「そうだね」

御階
「見切り品の菓子であんなに喜んで……」

雲紋
「ひな祭りなんて終わってるのに嬉しそうにしてる……」

御階
「なんであの二人は……あんなにピュアで可愛いんだ!? 何故だ雲紋!?」

雲紋
「オレだって知りてぇよ!!」


◇相変わらず過ぎてからネタにする私。
 御階と雲紋はこっそりと二人を見ています。気持ち悪いですね。
 在時と百初は可愛いですね。

9 / 11
10 / 11


2018/04/09
【風待 永之と百初 和次と御階 良世】

 ‐設定‐
 場所:事務所の庭

御階
「お~……見事に咲いたな」

百初
「あ、御階さん。お疲れ様です。桜の花を見てたんですか?」

御階
「ああ。毎年見ているとはいえ……やっぱり風情があって良いもんだな」

百初
「春の訪れを目で楽しめるのって素敵ですよね~」

御階
(可愛いな)

風待
「お疲れ~。二人で仲良く花見か?」

御階
「景観を乱すな!」

風待
「視界に入っただけでその言われよう!」

百初
「お疲れ様です。桜の花を見るのって良いですよね」

風待
「確かに。つい見惚れちまうよな。でも桜も良いけど、梅の花も良いぞ」

百初
「梅の花も綺麗ですよね。でももう散っちゃいましたね」

風待
「東北ならまだ咲いてないぞ。開花したら二人で見に行こうか?」

御階
「うもーーーーん!! 風待が!!!」

風待
「ヤメロ! 呼ぶんじゃね!」

百初
「別に良いですけど……在時にも同じ事言ってたみたいですけど、三人で見に行くんですか?」

風待
「ああああなんで知ってるの!?」

御階
「風待……お前……。梅の見物より先におれと雲紋と三人で話し合おうか」

風待
(死んだ……)

百初
「?」


◇季節感出したかったのに出なかった。
 なんだか浮気性なトリオです。
 特に酷いのは風待です。

10 / 11
11 / 11


2018/04/12
【枯月 景】

‐設定‐
場所:事務所の庭


春爛漫……とは言い難い天気。
空は灰鼠色。
朝東風が、冷たく通り過ぎる。
桜の花が朧げな空の色に、滲むように幽かに舞い散る。

「肌寒いな……」

敷地内に一本だけ生えている桜の木。
この庭で唯一の、目立つほどの大きな木。
今日の天気とは対照的な鮮やかさだ。

「幸薄そうな桜だね」

独り言が花弁と共に地に落ちた。
春告げ鳥の歌声はまだ聞こえない。

「……誰か歌っているのかな?」

可愛らしい声。
歌っているのは男性だろう。
声は小さく、囁くような歌声だ。
それでも確かに聴く事ができるのは、声と活舌が良いからだろう。
歌声の主の姿は見当たらない。
寒さも忘れて、思わず聴き入ってしまう。

「……幸薄そうな歌声だね」

雨が降ってきた。
室内に戻ろう。
春告げ鳥は歌うのを止めたようだ。
11 / 11
コメントを送りました
ステキ!を送りました
ステキ!を取り消しました
ブックマークに登録しました
ブックマークから削除しました

コメント

ログインするとコメントを投稿できます

何をコメントすれば良いの?
『コメントって何を投稿したらいいの・・・」と思ったあなたへ。
コメントの文字制限は140文字までとなり、長いコメントを考える必要はございません。
「萌えた」「上手!」「次作品も楽しみ」などひとこと投稿でも大丈夫です。
コメントから交流が生まれ、pictBLandが更に楽しい場所になって頂ければ嬉しいです!

この作品に関連のあるpictSQUAREのイベント

    • 2027年12月25日 00:00〜23:50
      受付中
    my sweet white Christmas 2027
    一次創作健全 よろず クリスマスマーケット 悪代官シリーズ 加賀ゲー FFシリーズ メガテン DQシリーズ Wizardry FEシリーズ
     サークル参加受付期間
    1 / 144sp

    05月21日 00:00 〜 12月23日 23:50
    • 2024年09月14日 08:00〜翌20:00
      受付中
    BOX of BLOCKs
    一次創作 オリジナル 漫画 創作漫画 当日不在OK 展示のみOK 既存作のみOK 初心者歓迎
     サークル参加受付期間
    7 / 10sp

    04月01日 15:00 〜 09月08日 20:00

除外タグが含まれた作品です

この作品には除外タグに指定しているキーワードタグが含まれています。あなたにとって不快な表現などがある可能性がありますが閲覧しますか?

閲覧する際は、キーワードタグや作品の説明をよくご確認頂き、閲覧して下さい。

小話・会話文2

キーワードタグ 創作  一次創作  オリジナルキャラ  オリジナル  R18G 
作品の説明 創作ログに書いた会話文のまとめです。
キャラの設定や性格は話によって変動しています。

※設定が書かれていない場合、基本設定の職業は芸人になります。
※残酷・体罰描写の含まれたお話が二話あります。
小話・会話文2
1 / 11
小話・会話文2

『目次』

【時見 刻と在時 香実と御階 良世】2頁

【口成 白と御面 玄と風待 永之】3頁

※残酷描写有
【先輩芸人と後輩の自分】4頁

【木土 最と在時 香実と百初 和次】5頁

【七夕の短冊を見てみた。】6頁

【雲紋 天と百初 和次と時見 刻】7頁

※体罰描写有
【時見 刻と名も無き二人】8頁

【在時 香実と百初 和次と御階 良世と雲紋 天】9頁

【風待 永之と百初 和次と御階 良世】10頁

【枯月 景】11頁

1 / 11
2 / 11


2017/03/10
【時見 刻と在時 香実と御階 良世】

‐設定‐
場所:事務所


在時
「あ! 時見さん!」

時見
「在時。どうしたの?」

在時
「さっき、時見さんに似てる人がいて……オレ、間違えて話しかけちゃったんですよ」

時見
「オレに似てる人? そんなに似てたの?」

在時
「はい。でも顔をよく見ると違う人で……ビックリしちゃって、慌てて謝ったんですよ」

時見
「あははは。災難だったね」

御階
「オレもあの時一緒にいたぞ。結構似てたな」

在時
「御階さんも思ったんですね」

御階
「ああ。顔は時見よりイケメンだったけどな」

在時
「ちょっ! 失礼! でも…確かにちょっとカッコイイって思いました」

時見
「…それ、似てないよね……」


◇でも似てる。
 そういう事ってよくある事だと思ってます。
 時見ゴメンね!

2 / 11
3 / 11


2017/03/14
【口成 白と御面 玄と風待 永之】

 ‐設定‐
場所:楽屋


口成
「はあ~~~」

御面
「………」(本を読んでいる)

口成
「…………あ~…あの人、誰だったんだろ?」

御面
「………………」(コーヒーを飲んでいる)

口成
「今のオレに質問とか無いの?」

御面
「え? ………無いけど…」

口成
「ああ…そうですか……」
(ちょっとしか見れなかったけど、さっきの男(こ)綺麗な顔だったな…。それに比べてコイツは……顔は良いんだけど性格が良くない)

風待
「なあ! さっき廊下で綺麗な男とすれ違ったんだけど! お前ら名前とか知らないか!?」

御面
「ああ、知ってるよ。たまに会話するくらいだけど」

口成
「はあ!!?? なんで知ってんだよ!!!」

御面
「なんで怒るの?」


◇救いようが無いメンツ。
 あ、御面は意外とまともっぽいかも。

3 / 11
4 / 11


2017/04/21
【先輩芸人と後輩の自分】

‐設定‐
場所:本番前の舞台上


‐月‐日

仲が良いとは言えない先輩芸人が死にました。

まだ誰もいない舞台の上で。

首を吊っていました。

舞台上の照明に紐を括りつけて。

舞台衣装のスーツを着て。

髪もしっかりと整えて。

顔もちゃんと髭を剃って。

サンパチマイクの前で死んでいました。

普段の漫才をするように彼の立ち位置で。

片側はしっかりと一人分開いていました。

相方さんの立ち位置をしっかりと開けていました。

どうやってあの上に一人で紐を括りつけたのでしょうか?

何故ここで死んだのでしょうか?

親しくは無かったので解らないです。

会っても特に会話をする事が無い人でした。

彼の相方が今朝亡くなった報せを思い出しました。


◇誰が視点のお話なのかは、特に決めていません。

4 / 11
5 / 11


2017/06/26
【木土 最と在時 香実と百初 和次】

‐設定‐
場所:事務所の廊下・階段付近


百初
「あれ? いない? この辺りから聴こえたんだけどな……」

在時
「あ、ももちゃん! この辺で歌ってる人いなかった?」

百初
「え? このちゃんも探してたの?」

在時
「ももちゃんも聴いたんだ。綺麗な声だったからさ……どんな人なのかな~って思って」

百初
「俺も。歌も上手かったよね。顔見たかった~!」

在時
「どこ行っちゃったんだろ?」

木土
「探し人ですか?」

在時
「木土!!! ねえねえ! ここで歌ってた人がいたみたいなんだけどさ、誰か知ってる?」

木土
「歌ってた? 大声でですか?」

百初
「大きくはなかった。鼻歌みたいな音量より小さい声」

在時
「でも綺麗な聴き取りやすい声でさ。誰が歌ってるのか見たくて来たんだけど」

百初
「そうそう。でもここに来たらもうどこかに行っちゃったみたいで……」

在時
「せめて声だけでも良いから、もう一回聴きたい!」

木土
「……まるで春鳥の鳴き声を聞いて探している感覚ですね」

在時
「ああ~確かに今、そんな感じだ。鳥で例えるならウグイス」

百初
「僕はメジロ」

木土
「声だけでそこまで思わせるとは……相当な美声だなこれは」


◇美声は良いですよね。
 そして顔も良ければもう最高です!

5 / 11
6 / 11


2017/07/13
【七夕の短冊を見てみた。】

‐設定‐
場所:事務所の物置小屋


七夕の短冊を片付けるように言われたけど、捨てる前にみなさんの書いた短冊を見ちゃおう。
本当は良くないけど……誰にも言わないから良いよね!

☆枯月 景
[欲しかったゲームを買えました。]
(願い叶っちゃってる)

☆木土 最
[それは良かったですね。]
(枯月さんの返信だ)

☆御階 良世
[アイツを燃やす!!!]
(だれを燃やすつもりなんだ?)

☆在時 香実
[いろんな仕事がたくさんできますように。もちろんボクもがんばります]
(なんて良い子なんだ……)

☆口成 白
[あのメガネやろうを天の川に送れますように]
(なんでそんなに嫌いなんだ?)

☆御面 玄
[賞レース優勝祈願]
(眼中に無いし。そして真面目)

☆雲紋 天
[願っても叶わないので自力で叶えます]
(現実的だけど努力家だ)

☆百初 和次
[好きな人と両想いになれますように]
(可愛い! ピュアだ!)

☆時見 刻
[恋人がほしいです……]
(一番願い事っぽい!)

☆風待 永之
[ぜったいにりゃくだつする]
(なにを奪い取るつもりなんだ!)

☆目前 純
[帰りに公共料金を払う、ハブラシとハミガキ粉を買う]
(なんでこれを買い物メモにしたの!?)

☆吉矢 文
[シャンプーも買った方が良い]
(こっちも返信だ……なんで把握しているの?)

……まともな短冊が無いな。
でもそれなりにイベントに参加はしている雰囲気だな。


◇考えてみるとキャラの性格がでますね。

6 / 11
7 / 11


2017/12/25
【雲紋 天と百初 和次と時見 刻】

 ‐設定‐
場所:劇場の楽屋


 ‐午前‐

百初
「雲紋さん、おはようございます」(お辞儀)

雲紋
「うん。おはよう」

百初
「雲紋さん、今日もかっこいいです」

雲紋
「ありがとう」

 ‐午後‐

百初
「雲紋さん、お疲れ様です」(お辞儀)

雲紋
「お疲れ様」

百初
「雲紋さん、今日のネタも袖で見ました。すっごく面白くて、勉強になりました」

雲紋
「そう言ってもらえて嬉しいよ」

 ‐夜‐

百初
「雲紋さん、今日もお疲れ様でした」(お辞儀)

雲紋
「お疲れ様。寒いから風邪ひかないように、これ持って帰りなさい」

百初
「ホットミルクティーですね。ありがとうございます。お先に失礼します」

雲紋
「気をつけて帰えりなさい………。今日も和次は可愛かったな。なんであんなに可愛いんだろう? 不思議だ。全く分からない。あの子に袖で見守られると必ず客ウケが100倍良くなるのも不思議だ。俺の為に生まれてきた笑いの女神なのかもしれない。お前もそう思うだろ?」

時見
「え~と、そう思うならそうなんじゃない?」
(この人…百初に会うと最後は絶対に気持ちが悪くなるな……)


◇クールに気持ちが悪い雲紋。

7 / 11
8 / 11


2018/01/16
【時見 刻と名も無き二人】

 ‐設定‐
場所:事務所


 ‐ロビー‐

時見
(……あの人、誰だろう? 初めて見る人だな)
「ねえ、君誰? 社員さん? 芸人?」


「あ、すみません。気づかなくて……」

時見
(うわ! 男なのにすごい美人! 声も美声だ!)
「あ、良いよ。気にしないで。俺は時見 刻」


「ありがとうございます。僕は―――」

??
「オレの相方になにか用があるのか?」

時見
「え!? あ、相方…さん。いや、初対面だから自己紹介を……」

??
「オレはお前と同期の芸人だ。人数が多いから知らないだけだ」


「そんな言い方は失礼だよ……」

??
「お前は黙ってろ!」


「うん……」

時見
「ああ、怒らないであげて。知らなかったのはゴメンね。で、二人の名前は?」

??
「×××と××だ。ネタ合わせがあるからもう行くぞ」

時見
「分かった。ありがとう」


「あの、気を悪くしたらごめんなさい」

時見
「大丈夫だよ。頑張ってね」


 ‐空き部屋‐


「ねえ、いくら同期だからってあんな言い方は良くないよ」

??
「それは悪かった……。で、お前もオレに言うことがあるんじゃないのか?」


「え?」

??
「勝手にどこかに行くなって言っただろ?」


「でも、すぐ戻るつもり―――」

バシッ!


「っ! 痛い! やめて!」

??
「だったら言う事は聞け!」


「うん……」


◇名無しのDVカップル。
 ログに載せたときは名無しでしたが、現在は名前が決まっています。

8 / 11
9 / 11


2018/03/14
【在時 香実と百初 和次と御階 良世と雲紋 天】

 ‐設定‐
場所:劇場の楽屋


在時
「おはようございま~す。」

百初
「あ、香実おはよ! これね、雲紋さんがくれたんだ! 在時と一緒に食べなさいって」

在時
「ひなあられだ。オレも御階さんから桃味のお菓子貰ったんだ」

百初
「3月だね~」

在時
「ひな祭りだな~」

百初
「ひなあられ一緒に食べようよ」

在時
「ありがとう。オレのお菓子も一緒に食べよう」

百初
「やった! ありがとう。――うん美味しいね」

在時
「甘くて美味しい~。後でさ、御階さんと雲紋さんにもう一度お礼言いに行こうか」

百初
「そうだね」

御階
「見切り品の菓子であんなに喜んで……」

雲紋
「ひな祭りなんて終わってるのに嬉しそうにしてる……」

御階
「なんであの二人は……あんなにピュアで可愛いんだ!? 何故だ雲紋!?」

雲紋
「オレだって知りてぇよ!!」


◇相変わらず過ぎてからネタにする私。
 御階と雲紋はこっそりと二人を見ています。気持ち悪いですね。
 在時と百初は可愛いですね。

9 / 11
10 / 11


2018/04/09
【風待 永之と百初 和次と御階 良世】

 ‐設定‐
 場所:事務所の庭

御階
「お~……見事に咲いたな」

百初
「あ、御階さん。お疲れ様です。桜の花を見てたんですか?」

御階
「ああ。毎年見ているとはいえ……やっぱり風情があって良いもんだな」

百初
「春の訪れを目で楽しめるのって素敵ですよね~」

御階
(可愛いな)

風待
「お疲れ~。二人で仲良く花見か?」

御階
「景観を乱すな!」

風待
「視界に入っただけでその言われよう!」

百初
「お疲れ様です。桜の花を見るのって良いですよね」

風待
「確かに。つい見惚れちまうよな。でも桜も良いけど、梅の花も良いぞ」

百初
「梅の花も綺麗ですよね。でももう散っちゃいましたね」

風待
「東北ならまだ咲いてないぞ。開花したら二人で見に行こうか?」

御階
「うもーーーーん!! 風待が!!!」

風待
「ヤメロ! 呼ぶんじゃね!」

百初
「別に良いですけど……在時にも同じ事言ってたみたいですけど、三人で見に行くんですか?」

風待
「ああああなんで知ってるの!?」

御階
「風待……お前……。梅の見物より先におれと雲紋と三人で話し合おうか」

風待
(死んだ……)

百初
「?」


◇季節感出したかったのに出なかった。
 なんだか浮気性なトリオです。
 特に酷いのは風待です。

10 / 11
11 / 11


2018/04/12
【枯月 景】

‐設定‐
場所:事務所の庭


春爛漫……とは言い難い天気。
空は灰鼠色。
朝東風が、冷たく通り過ぎる。
桜の花が朧げな空の色に、滲むように幽かに舞い散る。

「肌寒いな……」

敷地内に一本だけ生えている桜の木。
この庭で唯一の、目立つほどの大きな木。
今日の天気とは対照的な鮮やかさだ。

「幸薄そうな桜だね」

独り言が花弁と共に地に落ちた。
春告げ鳥の歌声はまだ聞こえない。

「……誰か歌っているのかな?」

可愛らしい声。
歌っているのは男性だろう。
声は小さく、囁くような歌声だ。
それでも確かに聴く事ができるのは、声と活舌が良いからだろう。
歌声の主の姿は見当たらない。
寒さも忘れて、思わず聴き入ってしまう。

「……幸薄そうな歌声だね」

雨が降ってきた。
室内に戻ろう。
春告げ鳥は歌うのを止めたようだ。
11 / 11
ステキ!を送ってみましょう!
ステキ!を送ることで、作品への共感や作者様への敬意を伝えることができます。
また、そのステキ!が作者様の背中を押し、次の作品へと繋がっていくかもしれません。
ステキ!は匿名非公開で送ることもできますので、少しでもいいなと思ったら是非、ステキ!を送ってみましょう!

PAGE TOP