sungen

お知らせ
思い出語りの修行編、続きをpixivで更新しています。
旅路③まで書きました。
鯰尾と今剣は完結しました(^^)pixivに完全版が投稿してあります。
刀剣は最近投稿がpixivメインになりつつありますのでそちらをご覧下さい。
こちらはバックアップとして置いておこうと思ってます。

ただいま鬼滅の刃やってます。のんびりお待ち下さい。同人誌作り始めました。
思い出語り続きは書けた時です。未定。二話分くらいは三日月さん視点の過去の三日鯰です。

誤字を見つけたらしばらくお待ちください。そのうち修正します。

いずれ作品をまとめたり、非公開にしたりするかもしれないので、ステキ数ブクマ数など集計していませんがステキ&ブクマは届いています(^^)ありがとうございます!

またそれぞれの本丸の話の続き書いていこうと思います。
いろいろな本丸のどうしようもない話だとシリーズ名長すぎたので、シリーズ名を鯰尾奇譚に変更しました。

よろしくお願いします。

妄想しすぎで恥ずかしいので、たまにフォロワー限定公開になっている作品があります。普通のフォローでも匿名フォローでも大丈夫です。sungenだったりさんげんだったりしますが、ただの気分です。

投稿日:2019年06月17日 21:08    文字数:4,204

思い出語り 番外編⑤ なごやか(狩)粟田口時+時事ネタ、習合

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番外編というかよくわからない小ネタつめ。一応思いで語りの本丸です。
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いじめられた鯰尾を見た粟田口


「あっ、ごめ……」
演習ですれ違った審神者の服のボタンに、鯰尾の髪の毛が引っかかったよ。
「チッ」
舌打ちされてブチッとちぎられたよ!
「イタッ!」
どうやらすみません、じゃなかったのが気に障った模様。

「お覚悟スッ」
「まあまあいち兄。ここは演習場だぜ――おいそこの審神者。表出ろ?」
薬研がドスをきかせて笑ったよ。

「い、良いって!すみませんでした」
鯰尾は焦って頭を下げたよ。
「気を付けろやボケ!」
暴言を吐かれたよ。

「あっ、は、はい……」
鯰尾は少し涙目になったよ。

――、一ヶ月後。

(うわっ。あの時の審神者だ)
鯰尾は相手の審神者に気が付いてビビったよ。
審神者が近づいて来て懐から何か取り出したよ!拳銃かな?

「あっ!鯰尾藤四郎さんですね!いや先日は大変失礼致しました。謝罪にお伺いしたのですがご留守で。こちら、鯰尾さんがお好きだという東京ば〇なです。良かったらお受け取り下さい」

「は、はぁ」
鯰尾は受け取ったよ。不思議な事があるね!

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「いち兄。この前の審神者さんに東京ば○な貰った。でもこれって賞味期限短いんだよなぁ……ってあれ?まだ先だ。変なの」
鯰尾は首を傾げたよ。

「それは良かったですね!」
秋田がよろこんだよ!
「わあ、鯰尾兄さんの好きな東京ば○なですぅ!」
五虎退が笑ったよ。
「よし、ちゃんと人数分あるな」
骨喰が数えたよ。

――兄弟達は皆嬉しそうにしていたよ☆和やかに食べましたとさ。


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恐い話を見た後の粟田口


粟田口で『呪○』と『リ○グ』を見たよ!
ついでに世にも奇妙な『雪山』も見たよ!

「な、鯰尾兄さん、一緒に寝ましょう」「ご、一緒に寝ていただけませんか」
前田と平野が震えながらきたよ☆
「ずお兄、恐くてねむれないの……ボクと寝よ?」
「ずお兄、すまねぇ、……一緒に寝てくれねぇか」
「恐いですぅ……」「と、とても眠れません……」
「き、兄弟。……怖がっていないか?」
乱と薬研と五虎退と秋田も来て、骨喰まで来てぞろぞろと全員集まったよ。

「もーみんな、仕方無いなぁあはは。おいでおいでおいで。皆で布団に入ろうほら」
鯰尾はもちろん布団に皆をうけいれたよ!

「あはは。大丈夫、あれはふぃくしょんだし、怖くない怖くない超恐くない!ガクブルガクブルガクブルガクブルガクブル」

(ずお兄めっちゃ震えてる……)
(いや、俺っち達もだ……)
(だよね……人間って怖~っ!!)

布団に丸まって何とか眠れそうだよ。

「鯰尾、怖がってないかな。一緒に寝ようあはははは」
「「「「「いち兄」」」」」
いち兄もいたよ☆

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食事当番の鯰尾


「あ。そうだった。俺今日食事当番だ」
出陣から帰って来た鯰尾が掲示板を見て言ったよ。

「えっ」 「えっ」
「えっ」    「えっ」    「えっ」

「えっ」
「えっ」     「えっ」

色々な所で声がしたよ☆

「鯰尾兄さん、か、かわりましょうか!」
前田が引きつった表情で言ったよ。
「でも、この前変わってもらったからいいよ」
「では、お手伝いします!」
「いいのに」

ゴトガキバコドシャ「――これでっ最後だ!!」ズガァァアン!!

料理が完成したよ!

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馬当番の鯰尾


「あ。今日は馬当番もだっけ。前田と……ああ、前田は手入れ部屋だった」
前田は中傷だよ!!

「仕方無いなぁ。じゃあ薬研に頼もうかな」
薬研は重傷だよ!(※電子掲示板)
「あれぇ?じゃあ乱……、秋田、五虎退、あれ?堀川、和泉守さん、ええ!?陸奥守さんまで!?」
みんな重傷だよ?

「まあいいや。じゃあ一人で行くか」
鯰尾は馬小屋に行ったよ。

「ふう。ああ、遅かったね。もう終わってるよ。ほら、前田君と交代したんだ」
ぴかぴかの燭台切がいたよ!今日もイケメンだね!

「えっ燭台切さん……!?あっホントだ!?」
馬小屋はぴかぴかだよ☆

「うわすみません。あっ。そうだ、燭台切さんは遠征で疲れてるのに!本当にすみません」
燭台切は遠征だったよ!……一足遅かったね……。
「いやぁ^^僕実は馬当番も好きなんだよ☆料理も大好きだけどね!」
「そうなんですか。俺も料理は好きです。ほら、スッキリしますよね!」
鯰尾が光速でジョブを繰り出したよ。
「あははは、そうだね。でも料理は譲れないなぁははは――(誰だい今日の近侍は鯰尾君を当番にするとか……ハッ、まさか!?)」

「鯰尾藤四郎。こっちにこい」
長谷部に呼ばれたよ。

5 / 12
6 / 12


鯰尾と長谷部


「いいか、鯰尾」
近侍部屋でお説教が始まるよ!一体どうしてかな?

「はい……」
鯰尾は神妙な様子だよ。
「心苦しいが、お前は料理当番から外す事にする」

「ええっ?!」
「俺はお前の目が覚める料理が食べられなくなるのは非常にもったい無いと思うが。主命だ」
長谷部は本気で言ってるよ☆主は寝込んでます。

「お前の料理は刀剣男子には刺激が強すぎる。主も胃が弱い。だから皆倒れたり、寝込んだりするのだ」
「……そうだったんですか……分かりました」
鯰尾は理解したよ。

「?じゃあどうして長谷部さんは倒れないんですか?」
「完徹三日目だからだ」

そういう効能だよ☆


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鯰尾と手合わせ


廊下で薬研と鯰尾が言い争っているよ!喧嘩かな?

「豆腐」
「却下」
「うどん」
「却下」
「葉っぱ」
「却下」
「どら焼き!」
「却下!」

「もっと安全なエモノにしてくれ!」

ウサギのぬいぐるみを武器に手合わせしたよ☆


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鯰尾と習合(実装前)


「「「「「「主見て見て!習合!!」」」」」」
鯰尾達が遊んでいるよ☆

主「それただの組体操だから」

習合って、キ〇グスライムみたいだね!


8 / 12
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習合した鯰尾(実装前)


鯰尾が鏡を見ているよ☆

「これが習合した俺か……。なるほどずいぶんたくましくなったな」

骨喰「……?どこか変わったのか?」

「アホ毛が増えた」

主「ひぃぃっ!」


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三日月と鯰尾


「あっ。三日月さん、クッキーつくったんですけど。どうぞ!」
愛しの鯰尾が駆け寄ってきたよ!
「あなやこれはなんと見事な、どれひとつ頂くかパクッ」
三日月は疑いもせずに食べたよ!

骨喰が目撃したよ。昏倒しても良いように一瞬で背後に立ったよ。

ガリゴキャグシャブチャ。噛む度に、不思議な音がしたよ!
「あの……どうですか?」
「――これは、なんと。こんなに美味いくっきいは初めて食べたぞ!ぱわぁがみなぎってくる!もっと食べてよいか?」

三日月は完徹四日目でした。


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鯰尾と看病


三日月が熱を出したよ☆
手入れ部屋は丁度いっぱいだよ(※電子掲示板)
どうやら美味そだけど危険なブツが出回っているらしいよ☆

「三日月さん、大丈夫ですか……」
「ははは……風邪を引いたようだ。じじいゆえ、無理が利かんなぁ」
「最近涼しかったですもんね……おかゆいりますか?」
鯰尾は項垂れたよ。
部屋には骨喰もいるよ。

「ああ、たのむ……ははは。これも役得。ついでに食べさせて貰うとするか、いやあ、よきかな×2☆超ラッキー」
本音ダダ漏れで三日月が言ったよ。

「兄弟、手伝う」
骨喰は気づいてない三日月を心配しているよ。

「うん……」
鯰尾はしゅんとして元気が無いよ。骨喰と二人で調理場に入ったよ。

「おかゆかぁ。仕方無い。普通に料理するか」

「――げふっ」
骨喰はむせ込んだよ。


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おかゆ


「三日月さん、おかゆができましたよ」
鯰尾は三日月の部屋に、粥を持って入った。

「起きられますか?」
「すまぬ……」
三日月は辛そうだ。鯰尾は粥の盆を脇に置いて、三日月の額の手ぬぐいを退けた。
手ぬぐいの間には保冷剤が入っているのだが、それは溶けていた。
「あっ。すみません……変え持って来ますね」
「すまぬな……」

鯰尾が出て行った後、骨喰は粥の入った鍋の蓋を取った。

「……ふつうだ」
目を凝らしても、おかしい所は無い。調理の仕方も普通だった。
「……?」
三日月はそんな骨喰を不思議そうに眺めていた。

「持って来ましたよ。はい」
鯰尾が戻って来て、額の保冷剤を入れ替えた。

「早く熱が下がりますように」
鯰尾は三日月の頭を撫でた。

「……俺は出陣がある。兄弟は三日月についていてくれ」
骨喰は言って、立ち上がる。
「分かった。気を付けて」
「ああ」
骨喰は出て行った。

「……腹が減ったなぁ」
三日月は額に置かれた保冷剤をおさえた。
「あっ。そうだ食べます?」
鯰尾は三日月が起きるのを手伝った。三日月の背に羽織をかける。

「薬研が薬をくれたんで、あとで飲みましょうね」
「あいわかった」

「実は俺、少し前まで、凄く料理が下手だったんですよ」
鯰尾は呟いた。

「料理当番の度に、皆が倒れて……料理当番禁止になって。何でだろうって。主に尋ねたりして。……それから主と離れでこっそり練習して、……ひさしぶりにクッキー焼いて、いけるかなーって思ったんですけど。でも失敗しちゃったかも。三日月さんは大丈夫でした?ひょっとして、あれを食べたせいで……?」
鯰尾は三日月を見た。
「いや?くっきーは美味かったぞ」
「ですよね?おっかしいな……」
鯰尾は首を傾げた。倒れる者が続出してしまったらしいが。どういう事だろう?

「お粥どうぞ。食べさせて欲しいですか?」
「!」
三日月は目を輝かせ、頷いた。
「じゃあ、あーんして、下さい」


■   ■ ■

翌日。寝込んでいたのが嘘のように、三日月は回復した。
「ははは。うむ。鯰尾の粥のおかげだな。では行ってくる」
三日月は遠征だ。
「はい。あ、お弁当作りました!……どうぞ」

ランダムに劇薬を作る鯰尾は厨房出禁なのだが、近頃はこっそり使っている。

〈☆おわり☆〉
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思い出語り 番外編⑤ なごやか(狩)粟田口時+時事ネタ、習合
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いじめられた鯰尾を見た粟田口


「あっ、ごめ……」
演習ですれ違った審神者の服のボタンに、鯰尾の髪の毛が引っかかったよ。
「チッ」
舌打ちされてブチッとちぎられたよ!
「イタッ!」
どうやらすみません、じゃなかったのが気に障った模様。

「お覚悟スッ」
「まあまあいち兄。ここは演習場だぜ――おいそこの審神者。表出ろ?」
薬研がドスをきかせて笑ったよ。

「い、良いって!すみませんでした」
鯰尾は焦って頭を下げたよ。
「気を付けろやボケ!」
暴言を吐かれたよ。

「あっ、は、はい……」
鯰尾は少し涙目になったよ。

――、一ヶ月後。

(うわっ。あの時の審神者だ)
鯰尾は相手の審神者に気が付いてビビったよ。
審神者が近づいて来て懐から何か取り出したよ!拳銃かな?

「あっ!鯰尾藤四郎さんですね!いや先日は大変失礼致しました。謝罪にお伺いしたのですがご留守で。こちら、鯰尾さんがお好きだという東京ば〇なです。良かったらお受け取り下さい」

「は、はぁ」
鯰尾は受け取ったよ。不思議な事があるね!

1 / 12
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「いち兄。この前の審神者さんに東京ば○な貰った。でもこれって賞味期限短いんだよなぁ……ってあれ?まだ先だ。変なの」
鯰尾は首を傾げたよ。

「それは良かったですね!」
秋田がよろこんだよ!
「わあ、鯰尾兄さんの好きな東京ば○なですぅ!」
五虎退が笑ったよ。
「よし、ちゃんと人数分あるな」
骨喰が数えたよ。

――兄弟達は皆嬉しそうにしていたよ☆和やかに食べましたとさ。


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恐い話を見た後の粟田口


粟田口で『呪○』と『リ○グ』を見たよ!
ついでに世にも奇妙な『雪山』も見たよ!

「な、鯰尾兄さん、一緒に寝ましょう」「ご、一緒に寝ていただけませんか」
前田と平野が震えながらきたよ☆
「ずお兄、恐くてねむれないの……ボクと寝よ?」
「ずお兄、すまねぇ、……一緒に寝てくれねぇか」
「恐いですぅ……」「と、とても眠れません……」
「き、兄弟。……怖がっていないか?」
乱と薬研と五虎退と秋田も来て、骨喰まで来てぞろぞろと全員集まったよ。

「もーみんな、仕方無いなぁあはは。おいでおいでおいで。皆で布団に入ろうほら」
鯰尾はもちろん布団に皆をうけいれたよ!

「あはは。大丈夫、あれはふぃくしょんだし、怖くない怖くない超恐くない!ガクブルガクブルガクブルガクブルガクブル」

(ずお兄めっちゃ震えてる……)
(いや、俺っち達もだ……)
(だよね……人間って怖~っ!!)

布団に丸まって何とか眠れそうだよ。

「鯰尾、怖がってないかな。一緒に寝ようあはははは」
「「「「「いち兄」」」」」
いち兄もいたよ☆

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食事当番の鯰尾


「あ。そうだった。俺今日食事当番だ」
出陣から帰って来た鯰尾が掲示板を見て言ったよ。

「えっ」 「えっ」
「えっ」    「えっ」    「えっ」

「えっ」
「えっ」     「えっ」

色々な所で声がしたよ☆

「鯰尾兄さん、か、かわりましょうか!」
前田が引きつった表情で言ったよ。
「でも、この前変わってもらったからいいよ」
「では、お手伝いします!」
「いいのに」

ゴトガキバコドシャ「――これでっ最後だ!!」ズガァァアン!!

料理が完成したよ!

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馬当番の鯰尾


「あ。今日は馬当番もだっけ。前田と……ああ、前田は手入れ部屋だった」
前田は中傷だよ!!

「仕方無いなぁ。じゃあ薬研に頼もうかな」
薬研は重傷だよ!(※電子掲示板)
「あれぇ?じゃあ乱……、秋田、五虎退、あれ?堀川、和泉守さん、ええ!?陸奥守さんまで!?」
みんな重傷だよ?

「まあいいや。じゃあ一人で行くか」
鯰尾は馬小屋に行ったよ。

「ふう。ああ、遅かったね。もう終わってるよ。ほら、前田君と交代したんだ」
ぴかぴかの燭台切がいたよ!今日もイケメンだね!

「えっ燭台切さん……!?あっホントだ!?」
馬小屋はぴかぴかだよ☆

「うわすみません。あっ。そうだ、燭台切さんは遠征で疲れてるのに!本当にすみません」
燭台切は遠征だったよ!……一足遅かったね……。
「いやぁ^^僕実は馬当番も好きなんだよ☆料理も大好きだけどね!」
「そうなんですか。俺も料理は好きです。ほら、スッキリしますよね!」
鯰尾が光速でジョブを繰り出したよ。
「あははは、そうだね。でも料理は譲れないなぁははは――(誰だい今日の近侍は鯰尾君を当番にするとか……ハッ、まさか!?)」

「鯰尾藤四郎。こっちにこい」
長谷部に呼ばれたよ。

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鯰尾と長谷部


「いいか、鯰尾」
近侍部屋でお説教が始まるよ!一体どうしてかな?

「はい……」
鯰尾は神妙な様子だよ。
「心苦しいが、お前は料理当番から外す事にする」

「ええっ?!」
「俺はお前の目が覚める料理が食べられなくなるのは非常にもったい無いと思うが。主命だ」
長谷部は本気で言ってるよ☆主は寝込んでます。

「お前の料理は刀剣男子には刺激が強すぎる。主も胃が弱い。だから皆倒れたり、寝込んだりするのだ」
「……そうだったんですか……分かりました」
鯰尾は理解したよ。

「?じゃあどうして長谷部さんは倒れないんですか?」
「完徹三日目だからだ」

そういう効能だよ☆


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鯰尾と手合わせ


廊下で薬研と鯰尾が言い争っているよ!喧嘩かな?

「豆腐」
「却下」
「うどん」
「却下」
「葉っぱ」
「却下」
「どら焼き!」
「却下!」

「もっと安全なエモノにしてくれ!」

ウサギのぬいぐるみを武器に手合わせしたよ☆


7 / 12
8 / 12


鯰尾と習合(実装前)


「「「「「「主見て見て!習合!!」」」」」」
鯰尾達が遊んでいるよ☆

主「それただの組体操だから」

習合って、キ〇グスライムみたいだね!


8 / 12
9 / 12


習合した鯰尾(実装前)


鯰尾が鏡を見ているよ☆

「これが習合した俺か……。なるほどずいぶんたくましくなったな」

骨喰「……?どこか変わったのか?」

「アホ毛が増えた」

主「ひぃぃっ!」


9 / 12
10 / 12


三日月と鯰尾


「あっ。三日月さん、クッキーつくったんですけど。どうぞ!」
愛しの鯰尾が駆け寄ってきたよ!
「あなやこれはなんと見事な、どれひとつ頂くかパクッ」
三日月は疑いもせずに食べたよ!

骨喰が目撃したよ。昏倒しても良いように一瞬で背後に立ったよ。

ガリゴキャグシャブチャ。噛む度に、不思議な音がしたよ!
「あの……どうですか?」
「――これは、なんと。こんなに美味いくっきいは初めて食べたぞ!ぱわぁがみなぎってくる!もっと食べてよいか?」

三日月は完徹四日目でした。


10 / 12
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鯰尾と看病


三日月が熱を出したよ☆
手入れ部屋は丁度いっぱいだよ(※電子掲示板)
どうやら美味そだけど危険なブツが出回っているらしいよ☆

「三日月さん、大丈夫ですか……」
「ははは……風邪を引いたようだ。じじいゆえ、無理が利かんなぁ」
「最近涼しかったですもんね……おかゆいりますか?」
鯰尾は項垂れたよ。
部屋には骨喰もいるよ。

「ああ、たのむ……ははは。これも役得。ついでに食べさせて貰うとするか、いやあ、よきかな×2☆超ラッキー」
本音ダダ漏れで三日月が言ったよ。

「兄弟、手伝う」
骨喰は気づいてない三日月を心配しているよ。

「うん……」
鯰尾はしゅんとして元気が無いよ。骨喰と二人で調理場に入ったよ。

「おかゆかぁ。仕方無い。普通に料理するか」

「――げふっ」
骨喰はむせ込んだよ。


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おかゆ


「三日月さん、おかゆができましたよ」
鯰尾は三日月の部屋に、粥を持って入った。

「起きられますか?」
「すまぬ……」
三日月は辛そうだ。鯰尾は粥の盆を脇に置いて、三日月の額の手ぬぐいを退けた。
手ぬぐいの間には保冷剤が入っているのだが、それは溶けていた。
「あっ。すみません……変え持って来ますね」
「すまぬな……」

鯰尾が出て行った後、骨喰は粥の入った鍋の蓋を取った。

「……ふつうだ」
目を凝らしても、おかしい所は無い。調理の仕方も普通だった。
「……?」
三日月はそんな骨喰を不思議そうに眺めていた。

「持って来ましたよ。はい」
鯰尾が戻って来て、額の保冷剤を入れ替えた。

「早く熱が下がりますように」
鯰尾は三日月の頭を撫でた。

「……俺は出陣がある。兄弟は三日月についていてくれ」
骨喰は言って、立ち上がる。
「分かった。気を付けて」
「ああ」
骨喰は出て行った。

「……腹が減ったなぁ」
三日月は額に置かれた保冷剤をおさえた。
「あっ。そうだ食べます?」
鯰尾は三日月が起きるのを手伝った。三日月の背に羽織をかける。

「薬研が薬をくれたんで、あとで飲みましょうね」
「あいわかった」

「実は俺、少し前まで、凄く料理が下手だったんですよ」
鯰尾は呟いた。

「料理当番の度に、皆が倒れて……料理当番禁止になって。何でだろうって。主に尋ねたりして。……それから主と離れでこっそり練習して、……ひさしぶりにクッキー焼いて、いけるかなーって思ったんですけど。でも失敗しちゃったかも。三日月さんは大丈夫でした?ひょっとして、あれを食べたせいで……?」
鯰尾は三日月を見た。
「いや?くっきーは美味かったぞ」
「ですよね?おっかしいな……」
鯰尾は首を傾げた。倒れる者が続出してしまったらしいが。どういう事だろう?

「お粥どうぞ。食べさせて欲しいですか?」
「!」
三日月は目を輝かせ、頷いた。
「じゃあ、あーんして、下さい」


■   ■ ■

翌日。寝込んでいたのが嘘のように、三日月は回復した。
「ははは。うむ。鯰尾の粥のおかげだな。では行ってくる」
三日月は遠征だ。
「はい。あ、お弁当作りました!……どうぞ」

ランダムに劇薬を作る鯰尾は厨房出禁なのだが、近頃はこっそり使っている。

〈☆おわり☆〉
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