14

投稿

非表示

お気に入り
最終更新日:2024年07月13日 16:41

衝動的にR18SS投稿する場

非会員にも公開
■タイトルの通りです。全年齢とR18で分けました。
■全年齢版https://pictbland.net/blogs/detail/3978


※SS部分は折り畳んでいます。
※ジャンル・カプ雑多

【投稿済CP】
<アイドリッシュセブン>
■ミツヤマ、楽ナギ

<バンドやろうぜ!>
■進ミン

<千銃士R>
■グラエン、スナエン
■エンスナ
■グラタバ
■カルロレ

<ブラックスター-Theater Starless->
■シン鷹
■モク玻璃
  • 2024年07月13日 16:41
    モク玻璃『果てなき未知の欲』

    今日の海空のモク玻璃のえっちなやつ

    イったばっかりなのに揺さぶられ続ける受け

    止まって、とお願いしたけど攻めも自分で自分を制御できないようだ。揺さぶられ続けた結果、またイってしまう受け

    #推しカプのえっちなやつ #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/924381

    ※ブラックスター-Theater Starless-、モクレン×玻璃
    ※付き合ってるモク(→)←玻璃
    ※舌足らず、ハート喘ぎあり


    この記事は省略されています。続きを読むにはここをクリックしてください。



     自分に、こんな欲があるなんて、知らなかった。

    「ああああっ!? ん、い、イった、イった、からっ、止まっ、」
    「あと少し」

     中が締め付けられて、それから緩む。動きやすくなった中に自分のを擦り付けてこちらも絶頂へ向かう。勝手に終わって落ち着こうとしたらしい玻璃から制止の声が上がるが無視する。
     最初の頃だったら、こんなものか、と言われるまでもなく止まるどころか終わりにして、発散代わりに踊って済ませただろう。いつからか半端に終えるのが惜しくなった。こいつの中で果てたいと、そんな欲が芽生えていた。
     そもそも始まりからして気紛れだった。こいつの告白に、興味本位で付き合うことにした。フられる前提でいてさっさと楽になりたそうだったのがムカついたから、というのもあるが。
     セックスだって、こいつが全部お膳立てを済ませていて後は勃たせて挿入するだけ、だったから体験してみるか、という程度で付き合っただけだ。わかっているくせに、それでも幸せだ、と痛みの中から必死に快感を拾い上げながら無理して笑って言うものだから、無性に苛立って、何度か付き合って探さなくても気持ち良くなれるようにしてやった。
     今はもう何をしても気持ち良いんじゃないかと心配になるほどだ。だからこそ、気にせず腰を打ち付け続けているわけだが。どうせこれも、お前は気持ち良くなるんだろう?
     止まれと言いつつ手はシーツを摘まむだけ。脚も口も開きっぱなし。どうぞ気の済むまで突っ込んでください、と捧げられているようだ。少しは抵抗しろ、と思う。私以外に暴かれた時も、こんな反応をするつもりか?

    「ひあっ!? あっ、もくれっ、そこらぇっ、あっ」

     声が裏返り、びくっと身体が跳ね上がる箇所を狙って押し潰す。わかりやすい。反応が鈍かった頃を知っているからまだいいが、そうでなければわざとかと思うぐらいのそれに、仕掛けたのはこちらなのにどうしてもムカムカしてしまう。
     逃げられないように腰を掴み、律動に合わせてこちらへ引き寄せた。より奥まで繋がれるようにと腰を浮かせたからか、少し息苦しそうに呻いて中をきゅうと締め付けてくる。
     だが、まだ、足りない。

    「玻璃」
    「あっ、あああああっ!!♡」

     片手で顔をこちらへ向かせ、上半身を折り曲げ自身を奥へ押し付けると同時に呼んでやる。視線が交わり玻璃の目が見開き、私のを搾り取るかのように中がうねる。それに合わせて私も出してしまえば良かったのだが、ついつい腹に力を入れて堪えてしまった。
     出して欲しかった、と思っているかのように、少し柔らかく濡れた玻璃のが私の腹筋を軽く叩く。いや、擦り付けたい可能性もあるか。
     そう思ってしまうのは、こちらを見詰めたままの本人の表情がすっかり溶けきっているせいだろう。

    「また♡ イった♡ もくれんので♡ いっぱい♡♡」

     普段とは全く別物の、とにかく甘ったるさを煮詰めたような玻璃がそこにいる。達した勢いで理性も吹っ飛ばしたらしい。そうなればいいと思って視線を合わせたのは私だが、早くないか? 単に疲労が溜まっていたか? 私に全て明け渡す方が心地よいと学んだだけか? 何もかも忘れて享楽に耽りたい出来事でもあったのか?
     わからない。が、見るからにこいつの身体の中だけでなく、頭の中にも、今は私しかいないらしい、というのはわかった。
     いっぱい、の意味もすぐに理解した。少し揺らすだけで甘く啼いて身体を跳ねさせる。理性が飛んで感度が上がってすぐイってしまうから、結果的にいっぱいイっている、ということなのだろう。

    「玻璃、好きか?」
    「あっ♡ すきっ♡♡ もくれん、すきれすっ♡♡ あんっ♡ らいすきっ♡♡♡」

     ここが、という意味で腰を引いて浅い位置の弱点を擦ってやればこくこくと頷き緩みきった笑みを浮かべ目を細めてこちらを熱く見詰める。……私が、大好き、か。
     打算も何もない純粋な好意。溢れ出ている幸福感。一度も同じ言葉を返さない私にそれ以上をねだらない、無償のなんとやらに近いものの詰め合わせのような。
     あぁ、このまま、私だけを見て、私だけ感じて、壊れて戻ってこなければいいのに。
     僅かに顔を覗かせたほの暗い想いに、ハッとして首を振った。この行為は私の頭をもバカにするらしい。
     そろそろ終わらせるか。
     あと少し、のところでずっと足踏みをしている己の快楽を突き抜けさせる為、ぎゅうぎゅうと締め付けてくる中を入口から最奥まで駆け抜け一気に吐き出すと、私が達したのを喜ぶように一際甘い歓喜の声が鼓膜を揺らした。
     ……もう1回、できるな。





    この記事を省略状態に戻すには、ここをクリックしてください。

  • 2024年06月16日 07:59
    あなたは海空のネコ黒ネコで
    【きしむ音 / 甘すぎるくらいの】
    をお題にして140字SSを書いてください。

    #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/780366

    ※ブラックスター-Theater Starless-、ネコメ×黒曜×ネコメ
    ※ちょいエロシチュで140字お題メーカー
    ※恋人同士
    ※失踪前はネコ黒、帰還後は同軸リバ、のつもり
    ※黒曜視点のネコ黒と、ネコメ視点の黒ネコの2本(話は繋がってない)


    この記事は省略されています。続きを読むにはここをクリックしてください。



     ナニも変わってねぇんだな、と思った直後、やたらとデカくベッドのきしむ音がして思わず笑った。挿入したばかりの男が眉を下げる。

    「えぇ? ここで笑う? 萎えちゃいそうなんだけど」
    「悪い悪い」

     お前、もしかして太ったか? と聞きかけて、やめる。代わりに首に腕回してキスしてやった。
     そっちが何も変わらなくても、このベッドはもう古くなっちまってんだろうな。これ終わったら、買い換えるから一緒に見に行こうぜ、と誘ってやろうと決めて、脚を回して俺の奥までこいつを迎え入れてやった。



     * * *



     オレの恋人は見た目がいかつい。格好いいから様になってるけど、色々雑だし。荒くれ者の役とか滅茶苦茶似合う。
     だというのに。
     ねぇ、何これ?

    「も、黒曜……いい、いいから、……ね?」

     さっきからゆるゆると、もどかしい気持ち良さばかり与えられてて苦しい。もっと力任せに激しく抱かれるのを想像してたから、余計に。こんな甘すぎるくらいの優しいエッチなんて、お前らしくないって。なぁ?
     そう目で訴えかけたら、してやったりの顔が下りてきて、絡めた指先に軽く力を込めつつ、ちゅっちゅっとまた可愛らしいキスを落としてきた。
     もう勘弁して。

    「お前が抱く時はいつもこうだろ。遠慮すんな。安心して溶けろ」

     耳元で響く低音に色んな意味で震える。
     オレ、こんなに焦らしたっけ? だってそれはお前の反応が楽しいからで、オレのなんて面白くもないよね? ねぇ?
     自分のやらかしに頭が痛くなりつつ、ようやく少し離れた瞳を見上げたら、思わず目を瞬かせてしまった。
     あぁ、もう。
     なんでそんなに、愛してくれんの?
     堪らなくなって締め付けた中で、どくんと熱の塊が跳ねた気がした。


    この記事を省略状態に戻すには、ここをクリックしてください。

  • 2024年06月14日 10:19
    あなたは海空のモク玻璃で
    【咥えこみきれない / してほしい?】
    をお題にして140字SSを書いてください。

    #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/780366

    ※ブラックスター-Theater Starless-、モクレン×玻璃
    ※ちょいエロシチュで140字お題メーカー
    ※2人の初めての性行為での一幕
    ※受けフェラ
    ※付き合ってるか否かはお好きな解釈で


    この記事は省略されています。続きを読むにはここをクリックしてください。



     咥えこみきれないとは思わなかった、という理由だけでいきなり口に入れてしまった。自分でも驚いている。性行為はコミュニケーションなのだから、こんな一方的なやり方は間違っている。
     すみません、といったん離れようとした俺の頭が撫でられる。
    「なんだ、そんなに私が欲しかったのか?」
     からかいが混じりながらもどこか嬉しそうな声に、色んな意味で反論できなくなる。もういっそのこと開き直って、まだ大きくなるかどうかはわからないが何の味も滲んでいないそれへ舌を這わせた。

     * * *

     意外だった。このぼんぼんは雰囲気だとか前戯だとか、まどろっこしい手順を踏むだろうと思っていたから、脱ぐなり固まったな、と思ったら一直線に咥えこむとは考えもしなかった。いや、そういえば元から突っ走る方だったか。まったく。
     初めて踊った時のように拙い愛撫には全く興奮しないが、この光景は悪くない。無意識に撫で続けてしまっている程度には。
     だがこのままでは埒が明かないな、と思い足を伸ばす。びくりと身体を震わせつつも噛まずに堪えたそいつの視線が上がる。
    「どうして欲しい?」
     言葉を発することができない代わりに雄弁な瞳を見下ろしながら、爪先に力を込めてやった。


    この記事を省略状態に戻すには、ここをクリックしてください。

  • 2023年12月11日 12:38
    シン鷹『長い夜の不意の幕開け』

    今日の海空のシン鷹のえっちなやつ

    受けのところてんに誘発されて暴発中出ししてしまう攻め

    #推しカプのえっちなやつ #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/924381

    ※ブラックスター-Theater Starless-、シン×鷹見
    ※お互いに「失敗した」と思ってる2人の話


    この記事は省略されています。続きを読むにはここをクリックしてください。




     何が起きたのか、おそらく互いに理解できていなかった。
     急激に頭が真っ白になって、信じられない思いで、とにかく恥ずかしく何か言い訳をしなければ、と思っていたのに、何故か真っ青な顔をしている人が視界に入って虚を突かれてしまった。
     これは、驚かせてしまったのか。でも、それだけではない気がする。

    「あの、シン……?」
    「すまない鷹見……」

     いやに落ち込んでいる。それから俺の腰を押さえてスッと身を引く。中からシンのが抜け出る感覚に身震いし、ついさっき、ほんの一瞬前に、これを挿入されただけで達してしまった情けない自分を思い出して誤魔化すように眼鏡を直した。
     久しぶりだった。それを差し引いたって、今までこんなことなかった。彼と関係を持ってからそこそこ快感を拾うのも上手くなったとは思っていたけれど、これはあまりにも拾い過ぎで、どれだけコレが欲しかったのかと、自分が抱く側なら相手が羞恥で泣くまで詰め寄る事態だ。シンが俺みたいな人でなくて良かったと心底思う。
     だからといって、逆にこんなにショックを受けるなんて、それはそれで意外で――ん?

    「っ……?」

     全部、出て行った。埋まっていた熱は全て俺から出て行ったはずだ。シンも身を起こし、俺から少し距離を取っている。
     だというのに、まだ何かが、俺の中から出て行くような感覚があって、首を傾げる。
     普段ならすぐ気付けただろうに、一気に襲った快感のせいで、俺の思考回路はまだ一部機能していなかったようだ。

    「うっかり、破ってしまったようで、被膜が何の役目も、果たさず、お前の中に、本当に、すまない」

     引っ張って外したペラペラで形状のおかしいゴムを見せられる。その瞬間にどろりと後ろから何かの溢れ出る感覚があり、ようやく事態を把握した。
     なるほど。俺と同時にシンも暴発し、その上、中に出してしまったと。ゴムは劣化でもしていたのか。いえ、いくら久しぶりでも劣化するような期間が空いていたわけではないので、……ひょっとして、サイズが合わなくなってしまった、とか?
     この仮説に辿り着いた瞬間、俺は俺の過失もシンに押し付けてしまおうと心に決めた。ええ、そうですきっと。あなたのが以前より成長していたせいで、俺も普段ならならない事態になった。ゴムも破れた。あなたも異なる感覚に堪えきれなかった。ええ、そうです、そういうことにしましょう。
     開封時に外装と共に破ってしまった可能性もあったけれど、それならさすがに装着した際に気付くだろう。本当に気付かなかっただけか、魔が差して強行してしまったなら、それほどに余裕がなかったという見方もできるけれど、まさかシンに限って――ないとも言えなさそうな表情をされると悩ましいな。まあいいか。
     上半身を起こし、未だにとんでもないことをしてしまったと酷く申し訳なさそうな顔で落ち込んでいるシンの頭を撫でた。罪悪感を持ったままでいてもらえるよう、慈愛の笑みを浮かべる。

    「大丈夫ですよ、シン。これは事故ですから。わざとなら怒るところですが、どちらにせよ、こうなってしまうほどあなたが俺を求めてくれていたようで、嬉しいです」

     気にしなくていいですよ、と伝える。あなたのような人は責められた方が救われるでしょうから、ね。しばらく引きずってください。
     その間に俺の方は立て直させてもらいましょう。1番いいのは記憶を上書きしてしまうこと。俺の腹に吐き出してしまった白濁は消えないのだから、これが気にならなくなればいい。
     まずは視界から外すように腕を首へ回し、顔を近付けた。こうなればすることは決まっているので、慣例に従い唇を重ねる。慰めるように軽く数回啄んだ後、目を合わせてから今度は舌を差し込み、遠慮するあなたの舌をこちらから擽る。もっと深く、と強請るように奥へ舌を伸ばしつつ、下半身も触れ合わせる。ふふっ、互いに回復の兆しがあって良かった。んっ、と分かりやすく声を漏らして、あなたのそれに俺のを擦り付ける。でもそれだと焦れったい、ということにして片手を伸ばす。気付かれないように腹の精液を拭い、俺の先端に塗り付けてからシンのとまとめて扱き出す。滑るその感触は今出てきたどちらのものかわからないものであり、俺が吐き出したものではない。そう、誤魔化せただろうか。
     口腔内の吐息が乱れる。それはそうだ。片手では俺のもシンのも収まり切らない。というか、自分の失態を隠すのに必死だったので意識してなかったけれど、回復が早すぎる気がする。あなたも、俺も。
     気付いてしまうと羞恥心で動きが鈍くなる。う、まあ、下準備はこんなものでいいでしょう。ですよね?
     唇を離し、目蓋を上げて近くにある瞳の色を確認する。足りなければ口淫でも、と思っていたけれど、不要そうだ。

    「シン、まだできますよね? もう出してしまったものは仕方ないので、いっそ今日は全部、俺の中に出してしまってください」

     どうせ後で掻き出すのは変わらないのだし、たくさん出すほど俺の事故の形跡はうやむやになるし、悪くない選択肢、だと思う。
     こんな提案がされると思っていなかったのだろう、目が真ん丸に見開かれている。しばらくしてそれが細められると、獰猛な色が宿り不敵な笑みが浮かべられる。至近距離で浴びるとゾクゾクしてしまうあれだ。あぁ、立ち直ってしまいました? まあ、もう、いいですけど。

    「全部、とは、空になるまで、で相違ないか」
    「えぇ、それで構いませんよ。たくさん注いでください、シン」

     敢えて煽るように口にする。次の瞬間には押し倒されていて、開かされた脚の間にあの体躯が割り込み、入口に先端が押し付けられ、ぐちゅ、と音を立てた。それは事前に慣らした潤滑剤か、シンの出したものなのか、塗り付けた俺のなのか、どれかはわからないけれどすんなりと入り込む手助けをし、「あっ」と出すつもりのない声が出て思わず両手で口を押さえた。これはこれで恥ずかしい。気を抜いてしまった。
     ただ、こういう不用意な声がシンのお気に召したようで、その場で止まっているはずなのに内側から押し広げられる感覚があり、身体が震えた。最終的に無理をさせる予定だからか、そのまま待機してくれているのがありがたいやら辛いやらで、数回落ち着いて呼吸をしてから、どうぞ、と目で続きを訴えた。
     こくりと頷いてから、ゆっくりと押し進められる。遮る物がないせいで、熱も、引っ掛かりも、やたらと強く感じてしまう。
     ひとまず今度は入れただけで、なんて失態を犯さないよう、天井の模様をじっくり観察し明日のシフトで案内する予定のメニューを振り返るなど、意識を下半身以外へ散漫に散らしながら、やはり記憶にあるよりも大きい気がするそれを奥の奥まで受け入れるべく深呼吸をした。




    この記事を省略状態に戻すには、ここをクリックしてください。

  • 2023年12月08日 15:16
    カルロレ『破らせない約束』

    今日の海空のカルロレのえっちなやつ

    初めてのえっちで、攻めに「受けが痛がってたらすぐやめる」って言われたから頑張って痛いって言わないようにする受け

    #推しカプのえっちなやつ #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/924381

    ※千銃士R、カール×ローレンツ
    ※診断メーカーより
    ※恋人関係ではない2人の合意での性行為
    ※セッ描写はゆるめ


    この記事は省略されています。続きを読むにはここをクリックしてください。




    「ぅ……うぅ、くっ……」

     明らかに苦しそうな声。ぼろぼろと零れ落ちている涙。眉は顰められ、唇は引き結び、身体は微かに震え、手はシーツをぐしゃぐしゃに掴み、足先は時折宙を搔く。
     それでもローレンツは音を上げない。ぎゅうぎゅうと締め付けるそこをなんとか緩めようとしているようで、それがまた僕のモノを刺激する。
     どう見ても痛そうだ。そんなローレンツに挿入している僕もまた、痛い。やはりまだ早かったかな。本人がきちんと準備していたようだし、指では問題なかったし、僕のモノは、まあ、体格もあってそんなに大きくないことだし、なんとかなると思ったのだけれど、甘かったか。
     元々はいつもの働きを労うつもりでご褒美に何が欲しいか、という話だったから、性行為を望まれた時に「痛がっていたらすぐにやめる」と約束した。苦痛は罰になっても褒美にはならないだろう?
     だというのに、困ったものだ。

    「あ゛っ……ぐ、」
    「痛むかい? ローレンツ」
    「だ、いじょ……です、カールさま」

     少し押し進めただけでこれだ。まだ僕のは入りきっていない。いくらでも引き返せる。
     だが決して「痛い」と口にしない。どう見ても大丈夫ではないのに。そんなにも、やめて欲しくないとは。今やめたとしても、また日を改めるという選択肢もあるのに。君はきっと最後まで折れないんだろうね。
     はぁ。いけないな、君がそんなだから、僕も甘えてしまう。
     約束した時は本気だったんだ。無理はさせないつもりだった。今のような状況になったらやめる、やめられると思っていた。だが、実際に直面してみると思う、——やめたくない、やめられない、この必死で可愛い彼の全てを暴いてしまいたい。
     いやぁ、ははっ、僕にもこんな欲望があるだなんて、思わなかったよー。幻滅させたくないから口にしないけれど。
     そうだね、僕の為が半分、君の為が半分で、君が頑張らなくとも痛みを訴えないで済むようにしてしまおうか。

    「ローレンツ、口を開けて」
    「はい、カー……んむっ、~~っ゛!?」

     上半身を折り曲げ、素直に開かれた口を唇で塞いで舌を絡め合う。同時に手をしっかり押さえつけながら無理矢理奥まで下からも入り込んでしまえば、僕の口の中へ悲鳴が上がった。でも、これは痛みでなく歓喜、違うかな? 誰も否定できないのをいいことに、僕は構わず狭いそこを探索していくこととする。
     本人にそうする気がなくとも身体が勝手に暴れてしまう可能性を見越しておいて良かったと思う。僕にも押さえ込めるだけの力があるようで良かったとも。
     とはいえずっとこれでは辛いだろう。口呼吸を解禁しても艷やかな声しか出なくなるまでは我慢してもらうしかないけれど、僕も早く聴いてみたいから、なるべく頑張るので受け止めて欲しいものだね。




    この記事を省略状態に戻すには、ここをクリックしてください。

  • 2023年04月20日 20:59
    グラタバ『雨の夜、満たす夜』

    あなたは海空のグラタバで
    【感じてるのは / 慣れてきたかな?】
    をお題にして140字SSを書いてください。

    #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/780366

    ――俺で、お前達の役に立つのなら。

    ※千銃士R、グラース×タバティエール
    ※ちょいエロシチュで140字お題メーカー
    ※付き合ってない2人の雨の日の話
    ※お題は雰囲気で


    この記事は省略されています。続きを読むにはここをクリックしてください。




     今日は雨だ。だからシャスポーは1日頭痛で悩まされていて、なんとか食べれる物を用意してやって、身の回りのことで本人以外がやって問題ないことは全て片付けた。それが日中の話。
     兄とそう変わらない不機嫌な顔でやってきたグラースに、一応、お茶や菓子がいるか聞く。1番甘いやつから貰う、と言って俺をベッドに押しやるので、煙草で苦いと思うんだがな、と思いながら大人しく好きにさせておく。
     こんなことを言うのはいつものことで、たぶんグラースなりの“行為前の儀式”なんだろう。あんな顔と声で言われたら、老若男女が乙女になっても仕方ない。その手管はさすがだな、と思う。

    「考え事か? 余裕だな」
    「いっ……、っ」

     ゆっくり手前を行き来していたはずのモノが一気に奥まで押し入ってきた。事前に充分解されたとはいえ、急激に広げられて痛みが走り、つい口から漏れそうになって慌てて片腕を口に押し当てて防いだ。
     痛いなんて言ったら、こいつのプライドを傷付けちまう。それに、発散できないで明日まで引きずられてシャスポー達と喧嘩されても困るし、何より心配をかけるのが心苦しかった。だから、声を出さないようにする。ちゃんと言わなければ、グラースから見たら『喘ぎ声を我慢している』ように見えるだろうから。その方が、きっといい。
     見上げればグラースの口角がちゃんと上がっていて、内心ホッとする。けれど落ち着くことはない。調子に乗ってグラースが俺の中で暴れるからだ。序盤のガラス細工にでも触れるようなやたらと優しい愛撫と違って、銃らしく内側から蹂躙していくような、そんな荒々しい動きに変わっている。
     きっとこれまでグラースが関係を持った相手は、みんなこれで気持ち良くなれたんだろう。だが、俺は正直、痛みが強くて快楽と真逆の感覚しか持てていない。別にグラースが下手なわけじゃない。ただ、残念なことに俺とグラースの身体の相性が、とんでもなく悪かっただけで。
     とはいえそれを悟らせるわけにはいかない。こいつは心に余裕があった方が、生き生きといい顔をするから。俺のせいで陰らせるのは、ちょっとな。
     だから小説や映画なんかで得た知識を総動員してなんとかそれっぽい反応をしてみせる。演技力に自信はないが、全力で誤魔化し続けていると慣れてくるもので、条件反射で身体を震わせたり中を締めたりぐらいはできるようになった。さすがに一緒に達するなんてのはできないが、そこまでは求められないから助かっている。いや、そういえば出さずに極められることがあると何かで見たな。それだと思われてるのか?
     まあ、グラースが満足してくれんなら、なんでもいいか。

    「おい、タバティエール」

     呼ばれて、目を開ける。……どうやら痛みに堪えるのにいつの間にやら目を瞑っちまってたらしい。
     腕で口を押さえてるから顔の半分はどうしても隠れる。その状況ではあったが、見上げれば視線が合った。明らかに、拗ねている。どうした、好きにさせてるのに、何が不満なんだ?

    「今ぐらい、ちゃんと僕を見ろ」

     ん? んん?
     あぁ、なるほど。そういうことか。そういえば今日は久々にずっとシャスポーといたから、お前さんとちゃんと顔合わせたのはついさっき、なのか。
     それで拗ねるなんて可愛いところあるよな、と思わず手を伸ばして頭を撫でる。目を細めたのは一瞬で、すぐに「子ども扱いするな」と叩き落とされちまったが。

    「ふ、……んんっ」

     むすっとした顔で再開された律動は相変わらず強い。内臓が無理矢理暴かれるみたいで、また目を瞑りそうになる。
     でも、ダメだ。言った後で照れて赤くなるほどの想いにぐらい、応えてやらないと。誤魔化すようにこっちをヨくしようとしてるこの動きには応えてやれないんだから。せめて、ちゃんと、見てるよ、グラース。
     どんなに揺さぶられても目を離さないままでいたのに気付いたのか、グラースの表情が変わる。そんでもってついでに中で膨れ上がる。まだ最大じゃなかったのか。腹が苦しい。
     こんなおっさんのどこに興奮してるんだかわからないが、――いや、十中八九シャスポーから“奪ってる”という意識から(俺はシャスポーのものでもなんでもないんだがなぁ)だろうが――グラースが満足そうに笑ってるからには、俺は役目をきちんとこなせているんだろう。
     隠した腕の下で俺の唇も笑みの形をしているようだ。痛みはだいぶ麻痺してきて、余裕がある。良かった。これならお前が達した後で、ちゃんとお前の見たい顔を見せてやれると思う。

    「タバティエール」

     やたらと甘い呼び声は、繋がってる部分なんかよりよっぽど俺の身体を震わせる。気持ち良くなんかなってないのに、溶けそうになる。ほんと、すごいよ、お前は。今言ったらこういうことだけの話みたいに聞こえそうだから、口にはしないでおくけれど、普段から、色々さ。
     だから、大丈夫だ。
     また振り払われてしまわないよう、頭を撫でる代わりにシーツを握り締めようとした。気付いて上から重ねられた手を、遠慮なく握り返す。
     ――雨はまだ、降りやまない。


     

    この記事を省略状態に戻すには、ここをクリックしてください。

  • 2023年04月18日 18:58
    スナエン『ひとつになったら、』

    あなたは海空のスナエンスナで
    【涙目はOKのサイン / 体温をうつして】
    をお題にして140字SSを書いてください。

    #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/780366

    ※千銃士R、スナイダー×エンフィールド
    ※ちょいエロシチュで140字お題メーカー
    ※エロお題でR18ですが、エロよりシリアスメイン


    この記事は省略されています。続きを読むにはここをクリックしてください。




     気持ちいいところばかりを思い切り突き上げられる。おかしくなるからやめて、と言いたくても唇が塞がれていてくぐもった声にしかならない。下から押し上げられて、上からは吸い上げられて、頭が真っ白になるのが怖くてしがみつく。
     あったかい。気持ちいい。もう、何も、わかんない。
     身体が跳ねる。性器から精液が飛び出す。僕のお腹の外と中に。
     熱い。何が、どれが、どこが?
     頭がふわふわして、境界が曖昧になる。このまま融けて混ざり合ってしまいそうな、感覚。

    「はぁ……あ……」

     唇が解放されて、目の前で揺らぐ紫紺を見詰める。するりと頬を撫でられて、目元を親指で拭われた。

    「ふっ、その目、改造される気になったか?」
    「へ……? ち、違うよ!? あーもう! なんで今そんなこと言うのかな君は!!」

     ぼんやりしていた思考も自他境界も何もかもがはっきりしていく。あんなに熱かった身体も一気に冷めてしまった。君はまだ熱いみたいだけど。はぁ。
     身体を押して中から出てくよう促す。チッ、と舌打ちされたけれどちゃんと離れてくれた。目を擦って視界も元に戻してから身体を起こす。ん、とタオルを差し出してくれるようにはなったけど、でも、毎回大変だからそろそろきちんと避妊具を使って欲しい、といった小言を思い付く限り口にし続ける。勉強のこととか、そもそも君はいつも突然だとか。そう言うことで、曖昧になりかけていた僕を取り戻す。
     僕がエンフィールド銃のままでも、こんなに自分と君との違いがわからなくなってしまいそうなのに、改造なんてされたら、本当に僕は君に、君自身に、なってしまいそうで、怖い。
     君が誰だかわからなくなる未来なんて、僕は嫌だよ。


     

    この記事を省略状態に戻すには、ここをクリックしてください。

  • 2023年03月15日 17:48
    貴方は海空のスナエンスナで
    【濡れた瞳】をお題に
    140字SSを書いてみて下さい。
    SSでもOK!

    #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/570790

    ※千銃士R
    ※スナイダー×エンフィールド
    ※お題はリバで回してますが内容はスナエンのみ。
    ※2023/2/26にMisskeyで投稿したものの転記。

    この記事は省略されています。続きを読むにはここをクリックしてください。





    「スナイダー……っ」

     切羽詰まって甘え強請るような媚びたものになっている呼び声に口角が上がる。腰に回された脚も、首に回した腕も俺の身体を引き寄せようとしているが、どちらも大した力が入っていない。物足りないくせに既に息も絶え絶えだなんて、可哀想にな、と笑ってやれば、言葉にしていないのに伝わったのか、身体がぶるりと震えて濡れた瞳から雫が零れ落ちた。
     ここまでひたすら優しく触れてやった。いつも君はいきなり突っ込むだろう、セックスには前戯っていう手順があって、もっとたくさん触れて性感を高めてから~、等とご高説がウザかったのでお望み通りたっぷり時間をかけてやったらこれだ。もういいから、早く、と口だけでなく全身で請われているが、応えてやる気はない。
     挿入した直後も、やっと犯されると嬉しそうだったな。手前だけをずっと行き来して、前立腺に触れるか触れないかのところで引き返して、なんで、と呆然とするおまえの乳首を舐めてやればそこじゃないと言いながら気持ち良さそうに喘いで、違うのかと舌すら突起ではなく周囲を舐めるようにしてやればもどかしそうに身体をくねらせていた。
     散々焦らしたが、どこまでやればおまえの言う前戯とやらは充分なんだろうな。
     まだ手足に多少力が入る。意味のある言葉も吐き出せている。つまりまだまだ余裕がある。せっかくここまでしたのなら、一切抵抗できずに俺にされるがままになるところまで追い込みたい。
     だから、もう少し奥はお預けで――

    「も、やだ、スナイダー、たすけて……っ」

     泣いて、請う。
     常以上に上昇した体温で、色の変わった肌で、他の誰にも聞かせないような声で。
     助けて、と。

    「チッ」

     その言葉には動かないわけにいかなかった。欲しがっているだろうそこへ、欲しがっている俺を突き入れてやる。
     声にならない声を上げて、大きく身体を跳ね上げさせて、エンフィールドはイった。歓喜に震えているその身は俺にも心地よく、焦らすと同時に自らも焦らされていたのもあって、遠慮なく中を何度も行き来させ突き上げた。
     涙が飛び散る。イってるから? だからなんだ。欲しがったのはおまえだろう? 願い通り、助けてやる。今までイけなかった分、好きなだけイけ。俺を感じてイき狂え。さすが僕の弟だ、と自慢したくなるぐらい、俺がいいんだと、身体に刻み付けろ。満足してもし足りないぐらい。明日にはもう、またシて、と請いたくなるぐらい。
     ダメだ無理だと言う割に、腕も脚もまだ俺に絡んでいて離れる気配はない。意味のある言葉を吐き出し続けるその口に、俺では奪い切れない余裕に、苛立ちが募っていくというのに、さすが俺の兄だと誇らしくもあって、奥で一度吐き出した程度では到底収まらず、少しでも爪痕を残してやりたくて中身が枯れるまで注ぎ続けた。




    この記事を省略状態に戻すには、ここをクリックしてください。

  • 2023年03月15日 17:44
    海空のスナエンスナへの今夜のお題は『恥ずかしがり』です。

    #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/447736

    ※千銃士R
    ※エンフィールド×スナイダー
    ※お題はリバで回してますが、描写はエンスナのみです。
    ※エンフィの台詞回しが快楽堕ちした受けにも見えるのは癖です。

    この記事は省略されています。続きを読むにはここをクリックしてください。





    「はぁ……んっ、スナイダー、気持ちいい……っ?」

     一定の間隔で俺の中を行き来しながら、エンフィールドが尋ねる。聞くまでもなく、おまえのモノを締め付けて奥へ誘い、性器は勃起して汁も滲んでいるはずなのだが、それでは確信に至れないらしい。
     俺の回答を待つ間も聞こえてくる息遣いや漏れる声は甘い。それだけで俺は、エンフィールドが快感を得ていると理解できる。第一、俺に突っ込めている状況なんだ、これだけ興奮していて、正常位でずっと動き続けているのなら、具合が悪いわけもなかった。
     そう、俺ですら理解できていることを、この兄は理解できていない。
     これで一般的には優等生だと言うのだから聞いて呆れる。こんなに察しが悪くても優等生というのは成り立つのか。やはり学校になんて通う意味が分からないな。明日も授業には出なくていいだろう。

    「ねぇ、スナイダー……、顔見せて、教えて……?」

     考え事をしていたせいか、腕を掴まれてしまった。さっきまでは事前に弾けたのに。ぬかった。
     せめて片腕だけは死守しようとしたが、丁度先に捕えた腕を枕の横に縫い付けるように押さえ付けるせいで挿入角度の変わったそれが、前立腺を強く押し上げ身体から力が抜けた。その一瞬を逃してくれなかったエンフィールドが、反対の腕をも掴んでベッドへ押さえ付ける。
     真上から見下ろされて居心地が悪い。チッ、と舌打ちが漏れる。

    「あぁ、良かった。ちゃんと気持ち良かったんだね、スナイダー。こんなに顔を赤くして、目を潤ませて、ふふ、唇も濡れてる。噛まなかったの偉いよ。わ、もっと赤くなった? 恥ずかしいのかい? 大丈夫だよ、気持ちいいのはいいことで、全然恥ずかしいことじゃないからね。一緒にもっと、気持ち良くなろう?」

     心から安堵したような声を出し、中で一層膨れ上がり、ちゅ、と頬なんかに口付けて、とろけた瞳で俺を見下ろす。
     気に食わない。顔なんか見なくても、俺はおまえのことを分かっていたのに、……分かっているつもりだったのに。
     再開される律動は先までと違って一定ではない。それはそうだろう、俺の両腕を押さえながらでは脚を開かせることも腰を上げさせることもできず、動きづらいだろうから。いいところをちゃんと擦り上げたと思えば、掠めるだけで焦らされて、わざとじゃないだけにもどかしそうな顔をするくせに、その口から漏れ出る声はさっきまでよりよっぽど甘く、酷い胸焼けがする。
     こんな、顔なんて見なくても分かる事実を、理解した途端にもっと気持ち良くなるとか、おまえの身体は、どうなってるんだ。そんな仕組みは、知らん。俺はおまえの顔を見ても見なくても変わらないのに、おまえはなんで、あぁ、くそ……!

    「エンフィ、ルド……っ、は、……っく」
    「んっ? なぁに? スナイダー?」

     押さえられているせいで自由にきかない身体で仕方なく口をパクパクと金魚のように動かせば、何か言っているのを聞き逃したと思ったらしいエンフィールドが顔をこちらに近付ける。
     僅かな可動範囲だがこれならなんとかなる、と唇に噛み付く。目を丸くしたのは一瞬で、キスがしたいのだと勘違いした後は瞳を閉じて、むしろ向こうから唇を押し付けられた。すぐ離れないよう舌で唇をなぞりつついて誘い出せば、簡単に釣られて口内へ引き込まれる。
     これでいい。これで妥協してやる。
     熱いそれを絡ませ、上も下も一つに溶けて混ざるような感覚に、改造後を思って目を細めれば、閉じられていたはずのエンフィールドの目蓋も僅かに上げられて動揺し、苛立つ。チッ、もう充分だろうに。これで防げたと思ったが甘かったか?
     あぁ、見るな、俺を見るな。見ないでも分かれ、分かるだろう? 俺に分かっておまえに分からないわけないんだ。だから、見るな。
     頭の中も体の中もおまえでいっぱいで強さの欠片も残ってない情けない顔なんか、見なくていいだろう。たとえおまえがより一層興奮するのだとしても、だ。いい加減に理解してくれ、エンフィールド。

    この記事を省略状態に戻すには、ここをクリックしてください。

  • 2023年02月12日 14:03
    グラエン『イカれたお兄さま(期間限定)と僕』

    ※千銃士R
    ※グラース×エンフィールド
    ※身体の関係がある英銃兄弟と無自覚両片想いの清らか仏銃兄弟“前提”のグラエン
    ※英銃兄弟は同軸リバのつもりで書いてますがスナエン要素しか出てこない
    ※仏銃兄弟の左右はお好みで(シャスポー名前すら出てきません!)
    ※イベント『Brother Trade Cafe』の夜の部妄想
    ※職業体験最終日までで1つの話の予定でしたが、ブラトレイベ中に書き終わらなかったので1日ずつ上げることにしました。これは2日目の夜の話。
    ※最後まで書けるかどうかは未定

    ※NTRに滾る私とあなた向け


    この記事は省略されています。続きを読むにはここをクリックしてください。




     始まりは頭のイカれた提案だった。

    「君がナンパばかりするのは性欲が発散できていないせいじゃないですか? 職業体験を無事に終わらせる為に、僕が君のナンパ欲を解消してあげます! ええ!」

     意味が分からなかった。こいつこれでも成績いい方だったよな? と考えている間に、さっさと部屋へ連れ込まれて、なんで持ってんのか知らないが手錠をかけられベッドに拘束された。嘘だろ、と思わず呟いたのはこの行為はもちろんだが、その手際の良さだ。こいつの普段の姿と一致しなさすぎる。
     下だけ脱がされて何の躊躇いもなく口に咥えられる。噛み千切られるんじゃないかと緊張したのは一瞬で、舌で懸命に舐められ唇で扱かれて全く歯が当たらないのに安心して力を抜いてしまった。
     別に、上手いとは思わなかった。でも、下手とか気持ち悪いとか、そういうあれではなかった。生娘よりは慣れているが、娼婦ほどではない、と考えればまあ普通? ぐらいだろう。やたらと喉の奥へと誘って涙まで滲ませてえづくから、それはすぐやめさせた。そんなんされても気持ち良くねぇよ、手も使え、口は先っぽだけでいい。そう指示したら素直に聞いて、これでいいのかと確認するようにこちらを上目遣いで見てきた。
     同じ貴銃士で、男の身体。それなのに僕の生殖器は見事に反応した。
     僕に奉仕しながら片手が後ろに回っているのには気付いていた。使いかけのローションボトルなんかが出てきた時点で薄々思ってはいたが、こいつ、よりにもよって男と経験あんのかよ。純粋無垢な童貞処女です、みたいな顔してるくせによ。ただのアナニーの可能性もあったのにそう思っちまったのは、何故かこいつの本物の弟がちらついて見えたせいだ。
     逃げない――あいつと僕は違う――から外せ、と手錠の鎖を鳴らしながら言ったが、首を縦に振られることはなかった。

    「外して君の好きにさせてしまったら、ナンパを許容するのと同じことですから」

     大真面目に言ってるが、なんでナンパとセックスがイコールになってんだ? いやそれは最初からだったか。もう面倒臭いからこれでいいか? どうやら僕にとって悪いようにはならなさそうだし。
     タイミングが丁度良かったのか、僕が諦めている間にコンドームが装着されていた。中途半端な所までしか覆われていないが、今あるのがそれしかないんだろう、気にせずその上に跨がって僕のを片手で支えながらゆっくり腰を下ろしていく。
     ここまで手慣れてサクサク進める割に、眉間に皺寄せてキツそうな顔してるのが面白かった。腕しか拘束されてないから下半身が自由なのもあって、今ここで僕が腰を上げたらどんな反応すんだろう、と興味を持った。しなかったけど。こいつがこの後どうするか見たかったから。
     ある程度まで沈み込ませた後、馴染ませる為か小刻みに上下して具合を確かめる。その移動距離が段々長くなる。呼吸音も滲む汗も、セックスと言うよりは戦闘中と言った方が合っていそうだった。

    「はぁ……、よく、ない、ですか?」
    「出し入れするだけでヨくなるわけないだろ。せめてもう少し色気出せよ」
    「……なるほど。あの、……引かないでくださいね?」

     引く? こんなことしておいて今更何言ってんだ?
     少しだけ目を逸らして、いったん止まって深呼吸をし、それからさっきまでと違う箇所が擦れるような動きをし始めたと思ったら、急に高い声上げて同時に内壁がうねった。

    「ひあっ! あっ、こ、ここっ、すごくきもちっ、よく、って! んんっ、お、おかしく、なっちゃ、ので、ひっ、いろ、けっ、なります? あああっ!?」

     僕の先端でどうやら同じ所を繰り返し擦っているらしい。目に見えて真っ赤になって、困ったように眉寄せて、それでいて腰を止める気配はなく、ローションがぐちゅぐちゅと音立てて、作業的だった声に甘さが滲んでいた。
     気付けば僕の腰が浮いていた。教わったばかりのそこを突き上げてやれば面白いぐらいに身体が跳ねて、中を締め付け、僕を誘った。誘いを断って引けば追い掛けてこようとするから、そこで手の平返しして戻ってやると、分かりやすく歓喜に震えた。
     いい、気持ちいい、すごい、グラースさん。
     喘ぐ合間に必死にそう伝えてくるのは、悪くなかった。ただ喘ぐだけでも充分なのに、身体が何より物語っているのに、言葉でも快楽を示されてより興奮させられた。
     そんなにされたら先にイってしまいます、一緒に、お願いします。
     カウパーをだらだら溢す息子の根本を自ら押さえての懇願には、正直クラッときた。一緒にと言いつつ僕だけ先にイかせる気か、と思うくらい。思った時点で、僕は今すぐイきそうなほどに快感を得てしまっているのだと気付いて舌打ちをした。結局、こいつのいいようにヤられてしまったわけだ。
     グラースさん。
     潤んだ瞳で縋るように呼ばれて、発射しない男がいるのなら是非教えて欲しい。

     そんなわけで、初日はほぼ一方的に犯されて終わった。突っ込むのは僕の方だったが、それだけだ。準備も後始末も全部完璧にこなされて、ようやく手錠を外されて自由に動けるようになったのは行為の名残を何も感じさせない状態まで回復させられてからだった。
     それでは明日も職業体験よろしくお願いしますね、といつものあっけらかんとした笑顔で追い出された廊下は、どこか冷たく感じた。




    この記事を省略状態に戻すには、ここをクリックしてください。

  • 2018年05月04日 23:15
    進ミン『ボクのモノになってよ』

    【診断メーカーより】

    海空の進ミンへの今夜のお題は『はだけた胸元 / 媚薬 / 「中に出さないで」』です。
    https://shindanmaker.com/464476



    ※バンやろ、小金井進×ミント
    ※媚薬服用してるのは進さんの方
    ※強姦紛い
    ※これ単体だとノットハッピーエンド



    この記事は省略されています。続きを読むにはここをクリックしてください。





     異様に暑い。というか、身体に熱がこもってる。それも嫌な感じで。
     風を通そうとはだけさせた胸元には1匹の猫が吸い付いていた。

    「おい、お前……っ、何した」

     おかしくなったのはこいつと夕飯を食べた後、遅くなる前に帰れと追い出したかったのに居座られている間にこんなことになっていた。普段なら持ち上げて退かせばいい。それだけなのに、何故か力が入らない。この熱のせいか?
     ちゅ、ちゅ、と俺を無視して口付けを続ける猫は、自らの尻をさっきから俺のに擦り付けてくる。勘弁して欲しい。そんなにされたら、そのうち下着を越えてズボンにまで染みそうだ。何がって? アレだよ。
     息が荒くなる。せめてもの抵抗でこっちからは押し付けないようにしてるのが面白くないのか、不満そうな顔を上げた猫はいよいよ俺のズボンのジッパーを下げた。

    「うーん、やっぱり直接じゃないと気持ち良くない? 興奮しない? 襲いたくならない?」

     こてんと首を傾げて言う内容はちっとも可愛くない。それに、その全部を懸命に抑えてる最中なんだから意外そうな発言は勘弁して欲しい。
     そう思ってる間に自分の下着も脱いだ猫は、空気に晒した俺自身へと直接尻を擦り付けた。

    「くっ……」
    「あは。おっきくなった。良かったー」

     更にずらして自分の小さめのそれと擦り合わせる。ヤバい。なんだこの感覚。
     猫は片手でまだ俺の身体を弄ってる。もう片手は後ろに回して何かしてる。何か、なんて気付けなければ良かったんだが、ここまでされたらナニする気かなんて分かりきってるから誤魔化しようがない。

    「やめろ、っ……ミント!」

     手を伸ばして止めさせようとするが、俺の腹辺りを撫でてた手に阻まれる。

    「やだ。おっちゃんが悪いんだよ? ずっと手を出してくれないから」

     きゅ、と眉を寄せて言うと、俺の手をある種、支えのようにしてミントが腰を上げた。

    「おまっ、やめ……っく」
    「いあっ! ひゃ!?」

     上げた腰が下りた先は俺のナニの上、やっぱり慣らしてあったらしく、熱い肉の中に先端が入り込んだ。勢いがあったせいでカリまでぐっと入ったのと、中で締め付けられたのと、もう色々限界だったのがあって、俺はそのまま射精してしまっていた。さすがにそれは予想外だったのか、ミントの目が見開かれる。
     だけど次の瞬間には嬉しそうに口角を上げて自らの腹を撫でた。

    「挿れただけでイっちゃうなんて、媚薬ってすごいんだね」
    「はぁ……お前なぁ……」

     頭が痛い。やっぱり変なもん仕込んでたのか!
     原因が分かってちと安心はしたが、どう考えても1回じゃ落ち着いてくれないことも判明してしまった。油断したら自分の腰が浮きそうになるくらいには、もっとこいつの中へ突っ込みたいと身体が訴えて来る。
     でも、と、視線を結合部へズラす。俺のはミントの中に収まり切ってない上に、赤い液体が流れてるのが見てとれた。こいつ、無茶し過ぎだろう。

    「これが女の子だったら『中に出さないでって言ったのに』って感じだけど、ボクは男の娘だからね、……ねぇおっちゃん、もっとボクの中に出して? お腹いっぱいちょうだい?」

     甘えるような声で言うと、俺の手を握って自ら腰を上下させ始めた。痛みの方が強いのか苦しそうにしているが、その声は出したくないらしく唇を噛んでいる。
     俺が出したものと、たぶん血液が潤滑剤になってぬるぬると動いているし、気持ちいいし、何より深さのせいで弱い所ばかり往復されてるのがヤバい。イったばかりだというのにすぐに射精感が迫って来る。
     それに、理性が、薬に負けかけて来る。

    「やめ、ろっ……ミント、っん」
    「おっちゃん、それっ、ばっかり……!」

     完璧におかしくなる前に声をかける。だがミントは悲しそうな目をして俺を見下ろした。

    「ボクのこと、好きじゃないの?」

     瞳に浮かんだ涙もあいまって、ぷつり、と最後の糸の切れる音がした。
     次の瞬間にはどこにそんな力が残ってたのかミントの身体を掴んで体勢を入れ替え、床に押し付けていた。叫べないようにちっせぇ口を片手で塞いで、もう片手は片足を掴んで思い切り開かせていた。
     驚きでパチパチと瞬く瞳に移る俺は、俺じゃないみたいだった。

    「好きだから止めたかったんだよ!」
    「んんううぅぅぅっ!?」

     八つ当たりのように吠えて、一気に腰を押し付けた。肉と肉のぶつかる音は、本来入るのが厳しいはずのこいつの身体に無理矢理ぶち込んだ証拠だ。案の定、痛みによる悲鳴が掌の下でしていた。目は見開かれ、背は弓なりに反り、反射的に逃げようとして脚がもがく。それを自分の全体重で押さえつけて、俺は本能の望むままにその身体を蹂躙し続けた。
     そう、それこそ、こいつが仕込んだ薬が切れるまで。

     絶対にしたくなかったことを、無理矢理こいつに強いた。

     やっと止まれた時には、こいつは動かなくなっていて、俺の目からはただ涙が零れた。
     胸が上下していることだけが、ホッとさせてくれた。
     ……こんなことになるのなら、卒業までなんて待たずに、少しでも手を出しておけば良かったのか? そう自問自答しても、ミントが起きるまで、その答えは出そうになかった。



     

    この記事を省略状態に戻すには、ここをクリックしてください。

  • 2018年05月04日 03:30
    楽ナギ『あなたが恋しかったのです』

    【診断メーカーから】

    海空への今夜のお題は『力尽く / 立ったまま / もっと激しく』です。
    https://shindanmaker.com/464476



    ※アイナナ、八乙女楽×六弥ナギ
    ※エロの練習がしたかったので診断メーカー
    ※恋人設定
    ※ナギが押せ押せで楽さんがヘタレ



    この記事は省略されています。続きを読むにはここをクリックしてください。





    「おい、待て、って……! 六弥!」
    「しっ」

     廊下でたまたますれ違って、時間はあるかと聞かれて、まあ収録早く終わったし30分くらいは、って答えたら、いきなり腕を掴まれて力尽くでトイレの個室に連れ込まれた。その時点でなんとなく察しはしたが、ここ普通にテレビ局だし昼間だし、いや確かに人が少ないエリアではあるけどおまえ六弥だよな!? 混乱が酷くて止めようとしたら唇に人差し指を当てられて思わず黙ってしまった。その隙にベルトを緩められてチャックまで下ろされた。手際良過ぎねぇ?

    「六弥、ここ、どこだと思って……っ」

     一通りの少ない場所とはいえ、個室に2人なんてバレたらマズい。なるべく小声で止めようとすれば、切羽詰まったような顔がこっちを向いた。

    「Sorry,ワタシを助けると思って、流されてください」

     その表情が扇情的で、唾を飲み込みそうになったが、それより早く、疑問も反論も受け付けられないとでも言うように唇を塞がれてしまった。こいつらしくなく押し付けられたそこからはすぐに舌が伸ばされる。反射的に受け入れてしまって、口内を俺のではない熱が這い回った。
     時を同じくしてずり下げられて露わにされた半身を六弥の細くて長い指が擦り上げる。異常な状況もあいまって、どんどん成長していってしまう。
     なんだ、何があったんだ。分からないまま、でもやられっぱなしも性に合わなくて、ひとまず舌を押し返した。俺の方じゃなく六弥の口ん中で絡めて、奥の方まで擽る。ピクリと跳ねる肩が可愛くて、後頭部に手を回して離れないようにしてから唾液を注ぐようにもっと重ね合わせた。
     唇から漏れる水音と直接もたらされる刺激であっという間に興奮させられる。なんでこうなったんだっけか、と不意に頭を過った時には六弥の手によってゴムが取り付けられていた。

    「っ……は、おま、」
    「Time is money.準備は出来てますので、早く」

     すっと唇が離れたと思えば素早く身を翻す。いつの間に脱いだのか、六弥もズボンと下着を下ろしていて、片手は壁につきつつ、もう片手は自らケツの割れ目を開いて見せた。その視覚情報だけでもヤバいのに、この場所とか、台詞とか、次の移動まであと何分だとか、そういうのが頭の中でぐるぐると回って混乱する。
     動けない俺を見かねて六弥の手が、違う、ケツがこっちに寄って来る。ぐちゅ、と音がして初めて、ゴムがいつものよりジェルの多いタイプなんだと気付いた。用意周到過ぎるだろ。
     そのまま塗り付けるように少し動いてるうちに、俺の先端はぬぷりと六弥の中へ吸い込まれてしまった。

    「んっ」

     さすがに衝撃があったんだろう、六弥が息を詰めて背を僅かに反らした。それからこちらを振り向く。
     熱で潤んだ瞳に、混乱していた俺の思考回路が遂に焼き切れて、愛する人の腰を掴んでこちらから更に奥へと進ませた。

    「っ、っ……!」
    「くそ……っ」

     準備して来た、というだけあって、こんな短時間なのに俺のは難なく中へ収まってしまった。複雑だ。最後にシたのはいつだった? あの時だって、なかなか広がらないから時間をかけて解したはずで。
     思考回路は焼き切れても理性はまだ残ってたらしい。無茶をすれば傷付けるかもしれないと、俺の身体は抽挿をゆっくりとしたものにしていた。それだって、六弥の中はゴム越しでも熱くてぎゅうぎゅう締め付けて来て、でも苦しくはなく誘うような感じですげぇ気持ち良くて、どうにかなりそうだった。
     そうだ、こいつと最後に交わったのは、もうだいぶ前だ。その間、抜くことも忘れてたなって思い出せば、この快感が過ぎたるものだってことは容易に理解出来た。
     じゃあもしかして六弥も?
     それに気付いて視線を上げると、こちらを見ていた青と目が合った。

    「昨日も、今朝も……、して、しまった……ので、大丈夫、ですからっ……」

     いつもなら響く声を潜めて、白い肌を赤く染めて、一体何を言おうとしてるのか。何を伝えようとしてるのか。
     聞き逃したくなくて顔を近付けた。

    「もっと、激しくしてください……時間、ないのでしょう?」
    「っ!!」

     さっきまで余裕がなさそうな顔してたくせに、急に妖艶に微笑んで中を締め付けて来やがった。あぁ、完璧な誘いだ。これに抗えるような理性は、残念ながら俺にはなかったらしい。
     これから漏れるかもしれない声を塞ぐように口付けて、緩く動かしていた腰を一息に叩き付けた。ジェルの音だけでなく、肉のぶつかる音まで響く。マズい、ヤバい、と分かっているのに止まらないどころか、勢いが増していく。
     もうこうなったら自分が気持ち良くなる動きしか出来ない。六弥が中で感じる所もあるにはあるはずだが、そこを意識していられない。焦りもあったのかもしれない。久しぶりの快楽で余裕がないのかもしれない。とにかく接合部だけじゃどうしようもないとなって、俺の片手は六弥の前へと回った。

    (良かった、勃ってる)

     呑気な感想が浮かんだがすぐに消えて、俺の手は腰つきと同じくらいの速度でそいつを扱き上げた。まるでオナニーしてる時みたいに。いや、まあ、手でするよりよっぽど気持ち良くて違和感あるっちゃあるんだが、気にしてられないぐらいだった。
     顎を唾液が伝う。体勢的にキツいキスだからか、上手くいかない。それでも互いの声を塞ぐ為に俺らは必死で唇を寄せ合った。
     細かいこと考えてられないぐらい一生懸命になっていれば、そう時間はかからずに限界は近付いた。

    「っ……」
    「ふっ、んんっ」

     出る、と伝える為に一瞬唇を離そうとした時、丁度六弥の唇に舌先が吸い込まれて阻止される。そのまま結局何も言えずに俺は六弥に思い切り腰を打ち付けて欲を吐き出した。幸いなことに、手の中のそれも震えて温かい液体を出したらしく、濡れた感触がした。なんだよ、一緒にイけたのか。

    「っは……、良かった……」

     俺1人だけじゃなくて。
     ホッとして、そういう意味で呟いたんだが、六弥は肩を上下させながら目を細め、からかうように弧を浮かべた。

    「最初は戸惑っていたのに、そんな……ヨかったんですか?」
    「! その意味じゃねぇよ!」
    「しっ」

     思わずカッとなって声を荒げれば、人差し指が唇に添えられる。……そうだった、ここ、ただのトイレだった。
     頭が痛くなりそうだ、と思いながら濡れた方の手でゴムを押さえつつ六弥の中から引き抜く。かなりの量出たな、と遠い目になりつつトイレットペーパーで手を拭いてから、口を縛ってくるむ。
     何してんだ、こんな所で。
     最初の疑問に戻っている間に六弥は身なりを整えていた。それから健気に俺の服装も元に戻してくれる。ありがたいが、だからなんでこうなった?

    「付き合わせてすみませんでした」
    「いや、俺もなんだかんだ乗っちまったし、気にすんな」

     俯いて視線を合わせずに謝るものだから、追及するのも違う気がしてしまって、まあいいかと頭を撫でた。俺の行動が意外だったのか、きょとんとして顔を上げたものの、すぐに俺の肩へその顔は押し付けられて隠された。
     なんだ、なんなんだ。
     さっきまでの性の臭いで充満してるはずなのに、六弥の髪からは爽やかな匂いがして、思わず鼻先を埋めた。両腕を背中に回して抱き締めると、愛おしさで胸がいっぱいになる。

    「八乙女氏」
    「ん?」
    「ワタシをこんな堪え性のない人間にしたのはあなたです。責任を取って、次のオフを合わせてください」

     ぎゅ、と服を掴まれる。なんだその仕草。キュンとしてしまってこっちの腕に入る力も強くなる。
     でもそうか、この反応もつまりは俺のせいってことか?
     今日は一体何がどうしたのか良く分からなかったが、六弥の普段と違う姿が俺のせいであるならば、それは全て嬉しいことに違いない。

    「分かった、また連絡する」

     それを聞くと六弥が離れた。それから腕時計を確認する。あぁ、もう行かないといけない時間か。ちゃんと気にしてくれんだもんな。
     好きだ、って気持ちがまた膨れ上がって、今度は唇へ軽く口付けてから「またな」と声をかけて先に個室を出た。幸いにして、誰も近くにはいなかった。

    「……本当に分かったんでしょうか」

     残された個室で口元を押さえて呟かれた言葉は、こちらにまでは聞こえなかった。



     

    この記事を省略状態に戻すには、ここをクリックしてください。

  • 2017年05月22日 23:16
    >2017年05月04日 03:54

    【ミツヤマ】『「飲み足りない」』

    ※アイナナ、和泉三月×二階堂大和
    ※同題ミツヤマbotのお題で書いていたらR18になったので供養
    ※R18ですが直接表現なし
    ※280字


    この記事は省略されています。続きを読むにはここをクリックしてください。




     2人で酒を飲んだ。そこまでは覚えてる。大和さんが珍しくがぶがぶ飲むから釣られて飲んですぐ記憶をなくした。
     で、今。
    「みつ……」
     なんかスッキリして目が覚めたら、何故かベッドで、足元に居る大和さんがほんのり頬を赤くしてこっちを見上げてた。いつもの悪人面はどこへやら、瞳はとろけて口元も緩やかだ。
     猫のように頬ずりされて思わず腰が跳ねた。マズい。
     たぶんまだ酔ってるこの人を離そうと頭に手を添えた時。
    「飲み足りない」
     もっとみつがほしい、……なんて甘えた全開で言われて、供給元が元気になってしまった。
     これは大和さんが悪い。



    この記事を省略状態に戻すには、ここをクリックしてください。

  • 2017年05月22日 23:13
    >2016年06月26日 13:40

    【診断メーカーから】
    あなたは30分以内に 10RTされたら シャワールームで声を出すことを我慢しているみつやまを 描(書)きましょう。
    #BLodaitter
    https://shindanmaker.com/65527

    ※アイナナ、和泉三月×二階堂大和
    ※ミツヤマですが、大和さんの自慰話です。
    ※付き合ってるミツヤマ。


    この記事は省略されています。続きを読むにはここをクリックしてください。




     しばらく、ミツと触れ合ってない。
     まあ、それは俺達が売れてる証拠でもある。だから大して気にはしない。しないんだが、それだけ忙しかったこともあって、ずっと抜いてなかったことに気付いてしまった。
     この辺が男というものの単純さというか、一度意識してしまえばあっという間にムラッと来てしまう。しかもそうなったのが都合良くレッスン場のシャワールーム。今日ここに来てた面子はみんな先に帰った。だから俺だけ。
     そんな条件が重なって、俺は自分自身へと手を伸ばした。



    「んっ……ふ、」

     シャワーを流したままでも、いやらしい水音が大きく響いてるように感じられて、誰も居やしないのに、気付けば唇を噛み締めて声を抑えていた。
     もうすぐイきそう、となってどれくらい経ったのか。久しぶりの感覚はとても気持ちいいと思っているにも関わらず、何故だかいつまでも射精出来ずにいた。
     おかしい、いつもなら、とっくに……。
     段々と焦りが出て来る。あまりに帰りが遅いと誰かが様子を見に来るかもしれないからだ。
     早くという気持ちと、出しっ放しのシャワーの熱で、やられてたんだと思う。

    『大和さん』

     びくり、と震えた。

    『大和さん、こうされるの好きだよな』

     幻聴だ。分かってる。
     分かってて、目を閉じた。

    『大和さん』
    「み、つ……っ」

     視界を閉ざしてしまえば、脳裏に浮かんだミツの姿が鮮明になった。欲を隠しもしない瞳が俺を貫くような錯覚。たったそれだけのことで、もう今にも弾けそうだった。

    『大和さん、こっちも』
    「んっ」

     誘導されるがまま、後ろに手を伸ばす。
     恥ずかしい。それなのに入口に触れた瞬間、ミツの指を思い出して、同じように中へと進めてしまっていた。
     キツい、狭い、痛い、でも優しい。
     ミツが心配そうにこちらを見る。大丈夫だと頷いて奥へと進ませる。

    「ふっ……ぅ、」

     足りない、もっと、なんて言葉が浮かんで、頭がおかしくなったのかと思う。

    『大和さんのいいとこ、どこだっけ』
    「あっ……!」
    『しっ、大和さん、声抑えて』

     良くミツが触れてた箇所を押すと変な声が出た。シャワールームに響いてぎゅっと唇を噛む。
     その間も指は止まってくれない。そこを突くかのように出し入れしたり、擽るようにしてたかと思えば引っ掻いて来たり、ミツはそうやって俺の反応を楽しむ。どんどん余裕がなくなってく。
     ヤバい、もう……っ。

    『大和さん、イきそう?』
    「っ…、」

     口を開いたら情けない声が出そうで、ただひたすらに頷いた。
     後ろの指も増やして、前も擦る時の水音がうるさく聞こえるほど強く握って刺激した。頭が白に近付いてく。

    『いいよ、イって、大和さん』
    「っ……、み、…つ、ミツ……っ!!」

     耳元で聞こえた声に合わせて前も後ろも弱い所を思い切り擦り上げた。

     1人では何故か無理だったのに。
     ミツだと思うだけで。
     呆気なく、俺は果てた。

    「大和さん……っ!? 大丈夫か!?」
    「!」

     射精の余韻に浸る間もなく、脳内からじゃない声が外から聞こえた。出したばかりなのに反応した自分が恥ずかしい。
     慌てて扉の向こうへ声を掛ける。

    「だ、大丈夫だ。すぐに出る」
    「でも大和さん、オレの名前呼んだよな?」

     あ。
     ヤバい、そこ聞かれたのか。どうすっか。
     なんかミツが話し続けてるが、流し続けてるシャワーの音で聞こえない。
     磨り硝子越しのミツの姿は酷く曖昧で。

    「ミツ、」

     白濁を流しながら話し掛けた。
     胸の内には、熱に浮かされた邪な感情が浮かんでた。
     すっきりしたはずなのに、後ろが疼いて仕方なかった。

    「やっぱり大丈夫じゃないから、外で待っててくれる?」

     一緒に帰って、そしたらミツを……。

     分かった、って声がして脱衣所から出て行く音を確認する。
     独特の臭いが早くなくなるように換気扇を回しながら、俺は急いで着替えた。

     あっちでの方が、声抑えるの必須だけど、構ってられない。
     はぁ、なんでこんなことになっちまったんだか。

     責任取ってくれよな、ミツ。
     なんて、口にしたら恥ずかしい台詞を頭の中で呟いた。




    この記事を省略状態に戻すには、ここをクリックしてください。

PAGE TOP