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最終更新日:2019年10月17日 22:07

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  • 2019年07月12日 17:32
    【診断メーカー】
    「おふたりは付き合っているんですか?」
    はたけのキャギぐくん「「あ゛?」」
    https://shindanmaker.com/432696
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    「たわけ!貴様何度言えばわかる?マスターがサーヴァントの盾になろうなど本末転倒。脆弱な雑種の分際で自重もできぬとは、愚か者が!」
    「わかってますよ、わかってるけど仕方ないでしょ!俺だって好きで怪我してるわけじゃない!あそこで王様に宝具を打ってもらわないとジリ貧だって判断したから、危ないってわかってたけど前に出るしかなかったんです」
    「そもその判断自体が遅い、遅すぎる。たかだか魔力譲渡のため敵前に身を晒さねばならぬほど手札を減らされてようやくとは。あれだけの戦地を経て尚平和ボケしたままの脳みそでは命などいくつあっても無駄だ。そんな無駄なものを守るため無駄に使役されるなど業腹甚だしいわ」
    「お言葉ですけど!そもそもで言うなら、最初の群れが仲間を呼ぶ前にさっさと片をつけておけばよかったのに、なんかごちゃごちゃ言って出し渋りしてたの王様じゃん!」
    「なんかごちゃごちゃだと……貴様は阿呆か?いや阿呆であったな。阿呆な雑種にもわかるように説明してやっていたつもりだったがまだ足りぬとは恐れ入ったわ!おぉかわいそうに、哀れな凡愚よなぁ」
    「むっか、この、はぁ!?微小な特異点反応の原因があの魔物だとしたら巣に親玉がいるかもしれないから何匹かは手負いで泳がせろって、王様の指示に従った結果大群で取り囲まれることになったんでしょう!千里眼とか言っていっつもうっかりしてるくせに」
    「誰がうっかりさんだたわけぇ!このような些事すらいちいち王の眼に頼らねば踏破できぬ軟弱者という自己紹介か?ご苦労様だな」
    「真っ先にクリティカル事故で瀕死になったの誰ですか」
    「回復手段を講じておらなんだ己を省みよ」
    「貧弱過労死王!ばーかばーか!」
    「凡愚の中の凡愚、へっぽこすかすか薄味魔力」
    「うぇえええん王様のばかぁああああ」
    「ふははははは効かぬ効かぬ!粗末な拳め!ムシュフシュの毒一滴にも劣るわ!そんなことで人類の北風たるこの我を倒せるか雑種ぅ!」

     ぎゃーすか言い合う金色っぽい王とマスターの姿を、最近来たばかりの天草が通りすがりに眺めていた。
     案内役として手を繋いで歩いていたサンタリリィに向かって、微笑みながら首を傾げる。
    「あちらのおふたりは付き合っているんですか?」
    「「あ゛?」」
     聖職者の美しい声はよく響く。思わず振り向いた二人は相変わらず険しい顔だが、天草はきょとりと瞬くだけ。サンタリリィがやれやれと首を振った。
    「お師匠、いいですか。あのひとたちはあれでいて真剣にけんかをしているつもりなのです。ロジカルなサンタである私からすればお互いの怪我を心配し合う痴話げんかに過ぎませんが、一応本人たちは罵り合っているつもりなのです。からかってはいけません」
    「おや……なるほど、そうだったのですか。それは失礼をいたしました。お邪魔してはいけませんね、リリィ、行きましょうか」
     穏やかに、仲良く去っていく、赤と白のサンタ師弟。
    「「……………………」」
     残された男二人は、しばらくの間何とも言えない顔で見つめあった後、
    「……まぁ、なんだ。過ぎたことはもうよい。飯など食っておけ」
    「うん……あの、王様も、しっかり休んでね」
     もごもごと更に何とも言えない様子で、それぞれに踵を返した。

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