ぶつくさ
※男男以外にも男女・女女のカップリングにも触れます。
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2014年08月28日 00:51スレッドだと修正できないから悩んだけど、ひとまず作品未満の短文もここに。
リンイドでシリアス小話書くぞ~!と意気込んだのに三行で頓挫したのでむしゃくしゃして書いた。
テーマは「幼馴染と二人きりは嫌だけど触手と二人きりで出かけるのはやぶさかではないリントをさり気なく描写する」でした。 -
2014年08月28日 00:49一次創作SS/リントとイドが海に行く話
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見果てない水平線。容赦なく焼きつける太陽光。じっとりと汗ばんだ肌を撫でる潮風――。
「夏だからという安直な理由で海に来たわけだけど」
深いマリンブルーの海を前にして、早くも暑さに辟易した顔でリントがぼやく。
青年の格好はいつもの着古した白衣ではない。上下とも臙脂色のジャージ姿で、魚屋さんのような紺色の長靴をしっかりと履いている。麦わら帽子の上には紫色の触手がちょこんとのっていた。
「……なあ、リント。夏場の海っていったら、海水浴じゃねェのか?」
「一般的にはそうかもな」
「泳ぐのか? ここで?」
「ここは水棲の魔物が頻出するから遊泳禁止だよ」
「何しに来たんだテメェ……」
目の前には思わず裸足で駆け回りたくなる白い砂浜はなく、荒々しい岩石に覆われた磯しかない。
今の時間帯は引き潮らしく岩肌が多く露出しており、海水の取り残された大小様々な水溜りがいくつもできている。中には大人でも頭まで沈むほど深いものもあるようだ。
明らかに観光地ではない。周辺に人の姿は見当たらず、その代わり深い水溜りの奥から魔物の血に飢えた鋭い眼光は痛いほどに感じられた。
「何って、それは」
リントはおもむろに魚取り用らしき網を持ち上げた。
「晩飯を捕りにきた」
「魔物食うつもりかテメェ」
「食べても無害な魔物も多いよ、特に水棲の種族はな。魚とか海老とか……」
「……まあ、別に俺は食わねェから、テメェが何を食卓に並べようが構わねェけど……」
同じ魔物の身として複雑な心境になりつつイドラゲアは興味なさげに呟く。
「このクソ暑い日にわざわざ来た意味は何だ?」
「特にないよ」
「ないよ、って……おい」
「たまには二人で出かけるのもいいだろ」
リントは麦わら帽子のつばをぐいっと持ち上げた。頭頂部にいたイドラゲアは滑り落ちそうになり、細長い腕を伸ばして頭にしがみつく。
「俺はどうでもいいけど、他の連中も誘えば良かったじゃねェか」
「何が悲しくて男二人で海に行くんだ」
「女の知り合いもいるだろうが」
「ああ。ミレーシュは海が苦手なんだ」
あれでも人魚なのにどうして、とイドラゲアは疑問に思ったが、リントが満月を嫌う狼であるように彼女も海を拒む人魚なのかもしれない。イドラゲアにその感覚は分かり得なかったが。
「シャノンは海に行きたがってたな。砂浜ではしゃぐ若い男や娘を食い漁りたいって言ってた」
「お前含めてテメェの周りにはろくな奴がいねェな……」
それは君もカウントされているのかとリントは言いかけて、やめた。炎天下で無益な口論を生むべきではない。こうして突っ立っているだけでも体力や気力やらがじわじわと削られていく。
「なあ、どうせ俺達しかいねェんだから脱げよ。その暑苦しいジャージ」
「……そうだな、君とはもう裸を見せ合う仲だし」
「誤解を招く言い方やめろ」
リントはジャージのファスナーを下ろし上着を腰に巻きつけた。
ジャージの下には母が送ってきた土産だという白いシャツを着ており、胴体のところに異国の言葉――『最強』という二文字が模様のように入っている。ちなみにリントもイドも読めないので単語の意味は分かっていない。
「じゃあ俺は捕ってくるから。イドは遊んでてくれ」
頭にのった触手を唐突に鷲掴み、リントは足元にあった小さな水溜りに落とした。触手の悲鳴がテレパシーによって脳内を駆け抜け、膝下程度の深みにぼちゃりと沈む。
リントはさして気にせず、「海にいると本当にナマコみたいだな、君」とのんびり笑っていた。
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2014年08月25日 19:47載せました。
リントもイドもゲームというか勝負事には強い方なので、
かなり白熱したバトルを繰り広げそう。
ゲーム中に客が来ても「この試合が終わってから接客する」とか言う程度には熱中する。 -
2014年08月22日 01:48モナーRPGらくがき/マルクト・フェイ・ペニシア
メイン三人描いたついでにネタバレにならない程度の公式設定も載せておく
ほんとこの三人好き… -
2014年08月08日 18:29AAらくがき/つくるよと怒る人
このAAのつくるよの
反省してるように見えて全然反省してないどころか反感抱いてそうな絶妙な表情がじわじわ来る -
2014年08月04日 01:27一次創作らくがき/人狼と触手と鳥人と粘体
イドは触手にするかスライムにするか迷ったんだよなーと思い出して人×スライム話を息抜きに妄想。
考えるだけならタダ!
スライムはひんやりしてそうだから夏場は快適だろうな…
イドは何か生ぬるそう