ぶつくさ
※男男以外にも男女・女女のカップリングにも触れます。
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2021年03月25日 23:23イドの母の故郷を襲った触手の話とか考え始めると終わりが見えないね
(考えるだけで形になるかは別問題)
キモい感じの触手モンスターの絵なので畳みます(※イドではない)
2枚目はサイズ感と鳴き声
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2021年03月14日 19:58コペロの好きなものはお金じゃなくて平和
以下コペロの蛇足的なこぼれ話
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成功して見返したいってだけならお金を稼ぐ手段は何でもいいのに、特別ゴーレムが好きとか愛着あるとかでもないのに、錬金術師であることに嫌気が差しているのに、それが“俺”だから捨てるつもりはないという話
もっと言えば、故郷の奴らを見返すことでコペロ自身は幸せになれるのか?そもそもコペロの幸せってなんだ?という…
タイトルの逃避行はamazarashiの曲名からです(書きながらずっと聴いていた好きな曲なので)
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2021年03月14日 19:54創作SS/コペロ
こんな故郷出てってやるバカヤロー!っていうコペロの話を書こうとしたら、想像以上に重苦しい感じになってしまってボツにしようと思ったけど、もったいないので載せます。
セルフ二次創作くらいの気持ちで書いてます。
『逃避行』
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摂理に背く錬金術は神の怒りに触れた。
錬金術師には罰が下された。
金の精錬を試みたものは、心の豊かさを奪われて貧しくなり。
不老の薬を求めたものは、若さを剥ぎ取られて醜くなり。
永遠の生を得ようとしたものは、命の蝋燭を折られて短命になり。
岩石や泥塊の巨体を操ろうとしたものは――。
故郷の家の地下には書庫があった。古ぼけて値打ちのつかない擦り切れた本ばかりあった。本の内容も黴が生えた時代遅れのものが多くて、そのゴミ山から価値のある情報を掬い出すのが数少ない退屈しのぎだった。
錬金術の本はどんなに古くても価値があった。骨董品や芸術品の本も大いに役に立った。俺のクソ爺や親父に贋作を売りつける詐欺師を追い払う手助けになった。
川底の砂金を集めるように、俺に必要なのはそれだった。俺が必死に川底を攫いながら無視してきた小石にどんな価値があったのかは知らない。けれど、それにも価値があったことは知っている。それは人生を豊かにしてくれるものだということも。それは俺たち家族の腹を満たしてくれないことも。
ただ一冊だけ何の役にも立たない本を、本当に疲れ果てたとき開いて眺めた。とびきり古い世界地図の本で、発行されてから長い年月が経っていた。その地図を眺めながら、俺はいつかこのクソみたいな場所から抜け出したいと頬杖をついた。
馬鹿げた空想だ。どこに行っても泥沼をもがくだけ。俺は錬金術師の家系に生まれたから。
俺にとってそれは血だった。皮膚の下に流れる血の色がなんであるか、なんて疑うはずもない。
砂っぽい工房で父や祖父を含む錬金術師が“それ”を組み立てていくのを初めて見たとき自覚した。俺の中に流れる血はこの色だ。当然のことのように思った。あれのために人生を棒に振ることになるんだ、って。
だが、他の錬金術師はそうではなかった。戦争が終結して、この国では価値をなくした途端それは負の遺産にされた。特に俺と同じくらいの若い錬金術師は鞍替えが早く、岩や泥を組み立てる工房は機械を組み立てる工場に潰された。
俺にとってそれは血だ。意思とは関係なく全身を支配するどうしようもないものを、そんな容易く捨ててしまえるものなのか。
――いや、違う。ただ俺の頭が固いから時代の流れに適応する柔軟性がなかっただけの話。俺が取り残されたというだけの。
俺は生きるために自分を捨ててきたつもりだった。犠牲にしてきたわけではない、俺の手に持てる中で大事なものを守るため選別してきた。
自分の幸せについて考えるなんて初めてだった。幸せに生きたいなら、それは捨てるべきだった。
摂理に背く錬金術は神の怒りに触れた。
錬金術師には罰が下された。
そんなお伽噺じみた言い伝えがあった。
金の精錬を試みたものは、心の豊かさを奪われて貧しくなり。
不老の薬を求めたものは、若さを剥ぎ取られて醜くなり。
永遠の生を得ようとしたものは、命の蝋燭を折られて短命になり。
岩石や泥塊の巨体を操ろうとしたものは、小さな獣の呪いをかけられた。
――そんなはずがない。きっと真相は単純だ。
心が貧しいから金を欲し、老化が早いから不老を望み、短命だから永遠を求めた。
そして俺達は、体が小さいから泥岩の巨体を作った。
そんな単純な話。
このクソッタレな国では馬鹿にされたらやり返さないと居場所を失う。優しいばかりで役に立たない両親の代わりに、俺は言葉でも行動でも反撃して立場を守ってきた。だが、そのとき俺に浴びせられた言葉には何にも言い返せなかった。馬鹿にされて当然だと思った。馬鹿なことをしていると自分でも思った。
いつか、こんなクソみたいな場所から出て行きたいと夢を見ていた。錬金術師である以上、ここで死ぬまで働かされるのだと諦めていた。まさか錬金術師の居場所がなくなって、俺が蹴り出される立場になるとは願ってもみない幸運だった。
故郷の奴らは俺を嗤う。時代に追いつけずに逃げ出した臆病者だと。それなら俺だって笑ってやる。無価値なものにしがみついているのは果たしてどちらなのか。
……きっと、俺も奴らも正しくはない。正解なんてない。選んだ道を正しかったと思えるかどうかだ。天罰や宿命なんて小難しいものではない、馬鹿でも分かる単純明快な答え。
見てろ、俺は最期まで俺のまま生きてやる。
故郷から飛び出してしばらく経ち、今はひとつの街に身を置いている。そこは夢に描いていたような平和な街……だけど、見た目も考え方も異なる多様な種族が寄り集まる場所だから、時には衝突したり理解し合えないこともある。だからこそ自然と支え合って暮らすことができるのかもしれない。
よそ者にも隣人にも冷たかった故郷の薄暗い記憶が、ずいぶんと遠くに感じられてしまう。
この穏やかな流れの中にいたら自分の毒が抜けるんじゃないかと思ったら、少し抵抗があった。俺は自分が不幸だなんて感じたことはない。逆に幸福を望んだこともない。だって幸せは売っていないから。金で手に入らないものは無闇に求めても疲れるだけだ。
それなのに、この街に流れ着いてから詮無い考えが頭の片隅に浮かぶ。
金になるだけで意味のないことに占められてきた人生を顧みれば、意味もなければ金にもならない道草を食う余裕ができたということだ。それを豊かな人生と呼ぶのか、時間の無駄と言うのかは知ったことではないけれど。
そんなことを考えていたら、ふと古い世界地図を思い出した。あれを眺める時間こそ俺の人生の中で最も無駄だった。
その黴臭いページを思い出そうとしたけれど、瞼の裏に見えたのはこの街の景色ばかりだった。
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2021年03月11日 23:30
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2021年03月07日 22:35マジカルバケーションをクリアしました
アドバンスのゲームだけど今やってもめちゃくちゃ面白かった!!!
友人からおすすめされてソフト貸してもらってプレイしました
ドット絵がきれいでストーリーと台詞回しがとても良かった…やっぱりドットのゲームって良いな
ガナッシュはヒロインだった
好きなキャラはカフェオレなんですけど最後なんでそうなった?!?????
あとこんにゃく様が謎すぎて気に入っている
上限999レベルでやりこみ要素満載と聞いたので…俺たちの冒険はまだまだこれからだ!!