【サボタージュ変更で考えるジェの人物像について】
良くも悪くも孤独を愛する精神面で弱い人間。
旧OPではメグの悲鳴を聞いて様子を見に行こうとするクロちゃん引き止めるくらいなので、仲間を助けるよりも自己保身の方が強いのだろう。
手段がない、そして恐れているにも拘らず、担がれたジェを助けようとトラパの前に姿を見せるドワとは正反対。

‪ドワの〈有能の証明〉は、他者がいることで自分の能力を引き上げていたのが、
自分がいることで他者の能力を引き上げる変更になったので、
自分をよく見せようとするよりも他人を気遣うキャラに成長したんだなと思ったんだけど‬、
ジェの〈サボタージュ〉は、いままでキラーに対する当て付けのように罠やフックを壊していたのが、
仲間の危機に反応してフック破壊速度が上がり、フック位置も見えるようになったということで、
自分にしか向いてなかった意識が多少仲間に対する方向に芽生えたんじゃないのかと思う。

で、ドワは霧の森から逃げ出したいと思っているけど、ジェは出たいとは一切考えていないので
（あそこで命のやりとりをしている時に一番の充実感を感じちゃってる人という解釈）、
‪ドワがみんなに対して世話焼くことも〈有能〉変化前も変化後もアピールが鬱陶しいと思っている節まである。‬

なのでキラーのヘイト買うのが楽しい子で、ドワから自分に向けさせたい感情は絶望なんですね。
（でも失望はされたくない。ドワは他人に失望なんてしないって解ってるから嫌がらせとか普通にやる）
うちのトラドワの関係に気付いちゃったら積極的に邪魔するでしょう。気付く片鱗はクリスマスのアレなんですけど。

もし、霧の森から出られても家族の元には絶対に帰らずまた山籠りをするんだろうなぁって思ってたけど、
〈サボタージュ〉の変更から彼の意識は少し変わるのかも知れない。
でも、無事生還して生き方が変わるとしても、やっぱり家とは決別して生きる方がジェらしいんじゃないかとは思う。
家の権力かなぐり捨てて生きる方がかっこよくない？　兄や家とのしがらみをふっきる感じ。
過去と別々出来てこそ、彼は強くなれるんじゃないかなっていうのが自分が思うジェの人物像。

元鞘に戻るんじゃなくて、自分で新しく事業起こして自分を父親に認めさせるといいと思うよ。

【気になる設定の話】
儀式の記憶が生存者にないって、どこからの情報なんだろう。
儀式でエンティティを愉しませた報酬としてBPが与えられ、獲得したBPを使って成長していくのだから当然のように記憶はあるものと考えてた。
記憶がなくなるなら死んだことも憶えてないし儀式を通して生存者同士の絆が深まることもなくない？

以前に参加した儀式の記憶がある。
何度死んでも生き返ってる。でもこの霧の森から出ることは叶わない。
だからこそ此処から脱出出来ないことに絶望して精神をすり減らしてゆく。
精神を磨耗させ、何も感じなくなった生存者はエンティティに廃棄される。

て感じで考えてたんだけど。

生存者だけでなくキラーも同様で、儀式の記憶がないってのが公式的な発言だとどう解釈して良いのか解らなくなってしまう。
毎回参加すること自体を拒否するの繰り返しにしても、記憶が無くなったら初期のままなので、エンティティが食うことの出来る感情は増えないし、何も変わらないよね。飽きたら廃棄するくらい。

感情が無くなり何もしようとしなくなった殺人鬼なり生存者が廃棄されるっていう自体になることが少なそう。

いきなりどうしたの？って聞かれたんだけど、殺も鯖も前回の儀式の記憶がない設定自体は時々目にするので、公式設定なのか個人妄想なのかが良く解らなくて、公式設定だと全体的に妄想できる範囲が狭まるし、あんまり公式と矛盾した虹は書きたくないから時々どっちなんだ？ってなるのであった。

まぁどっちにしろ書きたいように書くんですけどね（長い）。

【リージョンネタメモ①】
リージョンは、霧の森に連れてこられた時点でひとつの肉体の四人が押し込められてる説採用。
一度にひとりしか表に出てこられない。
故に恋人同士のフランクとジュリーは絶対に逢えない。

えんてて様ならその程度の嫌がらせは絶対にやる。

元ネタ：ビショップの輪