最終更新日:2023年06月03日 23:21

探偵と詐欺師と詐欺師

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TRICKSTER~江戸川乱歩「少年探偵団」より~に萌えと怒りを書き散らす
少年探偵団ハコ推しなのでCP乱れてます
妄想が暴走しそうなときはこっちに退去
ROUND-ROBIN https://pictbland.net/blogs/detail/178
元スレ https://pictbland.net/blogs/detail/159

サムネはきゃらふとで作った井上先生
  慈雨
  • 2018年10月23日 22:47

    最終話で、花崎が、小林が能力を失くしていることに気付いたのは、小林が二十面相に捕えられたときとか書いてたけど、その直前に花崎は小林に殴られてました
    小林、ずっと殴りたかったのか
    違うよね
  • 2018年10月23日 22:45

    00『廻る情動』
    少年探偵団パートのネタバレ感想

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    2年前、テニスの大会前日に、勝田のラケットが折られてしまう。大会後、勝田と井上は、犯人捜しに本腰を入れる。
    一方、花崎は、別件を解決しようとしていた。事件当日、映研が潰された不満で荒れる部長は、花崎に追われて、テニス部の部室に立てこもった。勝田のラケットをかんぬきにして、部長は窓から逃げた。花崎が開かないドアを蹴破ったとき、ラケットを折ったというのが、事件の真相だった。

       ◆◆◆◆◆

    井上が事故に遭う前、野呂が入団していない時代の話。井上が「先輩」で部内の役職ぽいので、中3で、大会は地域の年齢別かもしれない。大会の相手が高校生だったし、瑠璃野は中高一貫のようなので、2年前でほぼ確定。
    00では、最終話に出てくる花崎のベスト型エアバッグとハイパーステップくんのプロトタイプ(というかここですでに3号)も登場。
    このころから井上を追いかけていた夢子が、映研の部長に関して情報提供する役回り。

    井上が犯人探しに躍起になっているのは、勝田のラケットが折られたから。勝田が初戦から精彩を欠いていたと記事になるほどなので、井上が気付かないはずがない。勝田は、他校のスポーツ特待生を負かす腕前で、井上も優勝を争うつもりだった。
    勝田自身は、自分のモチベーションでもあったラケットが折られたことで、早々に戦意を失っていた。最後に、「あきらめの悪い男になる」宣言をしているのが、TVシリーズで活かされている(宇宙博で弱気になった井上を叱咤している)。

    00を見ないと、TVシリーズでの細かいところがわからないと思ったのが、花崎の心の揺れ。明智の物言いで、花崎は井上にリーダーを明け渡している。TVで花崎が「リーダー代理」と名乗ったことは脇に置いておく。宇宙博での、花崎の主に井上に対する言動が、ル・ワッカ事件のみならず、探偵団初期からの積み重ねた関係性によるものだって、明確にわかる。井上に「頼む」と言われたことが、ずっと頼りない年下扱いだった花崎にはとてつもなく大きなことだった。
    一緒に、円盤の最終巻借りて良かった。22~24話で、小林が、探偵団メンバーが言外にわかりあっていることに嫉妬しているのが、本当に可愛い・・・ではなくて、花崎との対比になっている。小林から見て、井上と花崎には絆があったし、大友と花崎にもよくわからない関係がある。ぽっと出の小林にはないものが彼らにはあることに対して、小林は嫉妬している。可愛い。でもって、自分と(年格好が)近い生き物である山根には、共感と尊敬がある。何度も言うけど、小林の悪ずれしてなさというのは尊すぎる。

    話自体は、井上と勝田の関係にスポットを当てたものなのだけど、結果として、井上が勝田と花崎にどう影響しているかが描かれている。井上、罪深い。勝田は、井上を核にして人生決めちゃってる。
    花崎と井上の関係も、TVシリーズのときと印象が変わってしまった。井上は、花崎に兄貴分のつもりでいるのかと思っていた。00でわかったのは、大友に「相手にされてない」と笑われるほど、花崎は井上の眼中にないこと。実績作れば認められるのではないかと立ち回る花崎は、一貫して道化として扱われている。
    4、5話で、花崎がブランクのある勝田に頼るのが、わりと疑問だったのだけど、井上における自分の位置をものすごく低いところに置いていたせいなのね。井上自身は、花崎に一応の信を置いていたつもりだし、実際そうであっても、花崎には何も伝わっていない。ル・ワッカ前後のこじれ方がひどかったのは、花崎と井上の疎通がなっていなかったせいだけど、それも井上における勝田の存在が大きいという前提を含めないといけない。
    やっぱり、00はTVシリーズに組み込むべきだったよ。


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  • 2018年10月06日 19:59

    00『硝煙の果』
    明智パート
    勝田井上がショックで見返すこともできなくて、1回見た状況でのあいまいなネタバレと感想
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    00の傭兵時代はTVシリーズ7話の前日譚
    明智は、前線で命を賭けるスリルを楽しんでいることを独白
    二十面相は「お守り」のようなものと、明智は位置づけている
    自分が父親を殺したこと、それを忘れるためにより強い刺激を求める悪人であることを意識するための「お守り」
    二十面相も、明智の意を汲んでいる
    この関係はTVシリーズでは説明されていなかったので、明智が被害者のように見えていた
    視聴者は、明智の過去を知らないBDと同じ目線でストーリーを追うことを意図したのだと思う

    00で、明智は、自分が優位であるとわかっていながら、リーダーを射殺してしまう
    直後に、二十面相が、明智のためにリーダーをギフトの犠牲にしたと得々と語る(ここが7話の回想につながる)
    任務を終了した明智の後を二十面相が追ってくるところで終わる


    信頼していたグループを崩壊させた二十面相を、明智は許していない
    二十面相にそうさせているのが自分だとわかっているから、明智は何も言うことができない
    結果として、二十面相の存在を受け入れざるをえない
    TVシリーズ終盤で、明智が「どこで二十面相を受け入れた」と煩悶する答えは、ここにある

    この後、明智は文代と出会い、傭兵部隊を離れる
    別れ際まで、明智は二十面相といることにこだわっていたことは、疑問だな
    このときの明智は、文代がギフトの犠牲になっていると気付いていないし、二十面相が文代を好きだとすら思っている
    文代と新天地で暮らすことに浮かれて、明智に警戒心がなくなっているにしても、不思議だ
    人の死に慣れて、周囲と親しくならない(二十面相のターゲットになるから)明智にとって、あの時点までは、二十面相だけが打ち解けた相手だから?
    明智にとって二十面相は何だったのか、00を見て謎が深まるだけだった
    貧乏神に好かれちゃったからしょうがないと腹をくくっただけか




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  • 2018年10月06日 15:26

    #7「穢れなき逢瀬」

    このまま時が止まってしまえばいいのに

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    警備ロボ暴走、臓器売買組織、地下水路の3件は、同一人物が起こした犯罪だと報道される。解決に導いた協力者が明智であることは、SNSに流布していた。事務所には依頼が殺到、井上は明智を迎えに行く。
    明智は健康ランドに入り浸っていたのを、中村に見つかる。二十面相と明智の因縁を知りたがる中村を、明智は適当にあしらっていた。明智は海外放浪中に、二十面相と知り合い、共に傭兵部隊に身を投じたのだった。
    花崎は養父から呼び出され、生活態度に釘を刺された。小林と事務所に戻る途中、花崎は行方不明の義兄を見つける。


    ◆◆◆◆◆

    この回、情報過多で、処理能力が追いつかない。
    正直、明智の回想シーンの演出が好みではない。オマージュを匂わせているけど、そこまで深い意味をとれない。歌唱のボリュームが大きくて、画面の邪魔という印象しかない。若い二十面相のキャストを変えた理由も、大人の事情かなって感じ。この回の公式解説はやたら力が入っていたけど、内輪受けなんじゃないのとしらけてしまった。
    OVAを見ていない(いい加減見ようぜ自分)ので、本編のふんわりした部分とつながっているかもしれないという想像はあえてしない。本編のみで解説していく。
    明智は、養父との刺激的な生活は、実父の記憶を忘れさせてくれたと、二十面相に話す。過失と故意で二人の父親を殺してしまったことは、海外での刺激が忘れさせてくれるとも、明智は語る。二十面相は、恩返しと称して、父親殺しの記憶から逃れるために刺激を与えると約束。
    二十面相は、明智を恩人扱いでつきまとっているけれど、根底にあるのは、暴力や犯罪を目の前にして正義を振りかざす明智への興味が発端だったと思う。明智の打ち明け話に納得していた二十面相は、戦闘が激化するさ中、疑念を抱く。明智がより大きい刺激を求めるために罪(殺人)に罪を重ねる悪であることを指摘、自分は人を殺さず明智の対岸にあって刺激を与え続けることを、二十面相は宣言する。こういう解釈でいいのかな。
    二十面相は、自分の能力を、正当防衛ともいえる状況(相手が危害を与えようとしたとき)に限って使っていたのではないだろうか。利己的に生きる手段として異能を使っていたのなら、明智を悪だと糾弾するのもわからないでもない。
    文子がらみで、二十面相の根っこは善良なのではないかと書いたことがあるけど、こどもなのかもしれない。白黒はっきりさせたい、他者の矛盾が許せないというのは、幼児性が強いのではないかな。だから、明智を「純粋な悪」と決めつけた。明智が殺人を犯せる状況を作り出してやることで、二十面相は明智への恩返しを続けている(自己の言動に矛盾を生じさせないため)ということでいいのかな。
    心が丘団地で見方が変わってくるけど、この段階ではこんな感じで。



    花崎家のプールで遊ぶシーン、小林がウォーターガンの水を真正面から受けている。射手が花崎で、無害だと判断して、だよね。3話で、子どもの水鉄砲を見えないのに避けたのと対照的。蕗屋の指摘通り、ストレスが能力開花の鍵とも思わされる。
    花崎が養子であることは、この回で明かされる。そして、8話に続く



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  • 2018年10月05日 00:07

    先日の一挙配信と、00視聴で、解釈が混乱している
    ちゃんと整理して、立て直そう
  • 2018年10月04日 22:59

    井上が怪我をしたのは高校1年か2年の夏なのね
    中3かと思って書いた二次SSは書き直しだな
    勝田の誕生日は夏~冬
    あと、井上の腹芸が意外すぎた
  • 2018年10月04日 22:49

    00見た
    TVシリーズ放映途中でスピンオフを出したことに反発していたけど、見てもその思いが募っただけだった
    シリーズ構成、やっぱりおかしい
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    明智の過去について、まだ混乱している
    TVシリーズでは二十面相に説明させていた、明智の生死を賭けた享楽的な部分と、終盤で明智が「どこで二十面相を受け入れたのか」は、ODA見りゃ一発解決ってことだった
    TVシリーズだけだと、明智が二十面相に翻弄されているだけにしか見えないんだよな

    勝田と井上も恥ずかしくてな
    勝田が5人兄弟だって知らなかったよ



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